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閑話・その後のクンツァイト家
本日、2話目の投稿です。
思い付きで書きました。
無事に婚約も整い、晴れて恋人同士になったアレキとルビー。
とはいえ、環境が大きくかわるわけでもなく。
相変わらずの日々を過ごしている。
「ルビー、明日は休日だし久しぶりに街へ出掛けよう」
「それは決定事項ですか?お兄様」
「お兄様?はて、誰に言っている?」
「お兄様はお兄様でしょ?」
「俺はお前の兄ではない。婚約者だ」
「でもお兄様でしょ?」
「だからお兄様ではない」
「ならば、従兄弟の王太子殿下がお兄様かしら?」
「なぜ従兄弟がお兄様なんだ?」
「血縁のある歳上の男性だからです」
「俺も従兄弟だが?」
「なら、やっぱりお兄様ですね」
「だから、婚約者は兄ではない!」
「……アレキ……」
赤い顔のルビーが上目遣いで呟いた。
不毛に思える遣り取りはルビーの一言で決着となる。
破顔したアレキがルビーを抱きしめるまであと2秒。
今日もクンツァイト家は平和だ。
ほぼ自己満足で書いております。
すこしでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
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