表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
63/235

スーパーカブ。

 ユウナは、又撮影であちこちに出かけている。


 私は、近くの図書館に行ったり大学で勉強に勤しむ。


 ユウナが、羨ましい。


 何もしていないとは思わないが、あの頭脳明晰さが欲しい。


 陽介もこちらに戻って、予備校に通っている様だ。


 あの時は、時期をずらして帰省したとの事。


 美奈子の家の法事に、合わせたらしい。


 ユウナも、時々会いに行く。


 撮影で貰った衣装でおめかしして、髪の毛もサラサラで。


 何だか、むかつく!


 私とは、ちっとも遊ばない。


 お母さんには、お父さんがいるからいいですけど!



 法事で実家に戻ると、驚く事があった。


 麻里さんが、ユウナの父親と結婚するらしい。


 従姉妹の美奈子から聞いて、少し訳がわからなくなった。


 と言う事は、麻里さんがユウナの継母になると言う事なのか。


 美奈子が、麻里さん達のお祝いパーティーがあるから車で送って行けと言い出した。


 他にも何人か拾って、会場の喫茶店に着いた。


 帰りもだからと、無理やり中に連れて行かれた。


 ユウナが、小さい子と戯れていた。


 相変わらず、かわいい。


 麻里さんがこちらを見たが、以前の様に睨まれる事は無い様だ。


 ユウナの父親と言う人が、話かけてきた。


 わぁ、デカい!


 全然、似てないなぁ。


 それほど威圧感も無く、紳士的な人だった。


 大人って感じ、身体もだが人間としての器の大きさも感じられた。


 田舎では、それ以外ユウナと会う事も無く東京へ戻った。


 帰ると、ユウナから電話で休みがあったら迎えに来てと言われた。


 次の休みに約束して、マンションまで行く。


 都会に慣れたのか、ファッションセンスも磨かれて益々可愛さが増している。


 「おめでとうユウナ、新しいお母さんが麻里さんだなんて驚いたよ。」


 「そう、お母さんはずっとユウナのお母さんだったよ。」


 うまく行っている様だ、そりゃそうか。


 「お父さんは、一緒に暮らしているのかい?」


 「ううん、お父さんは田舎に残ってる。お仕事もあるし、ギルドもあるから。」


 挨拶は、しなくて良さそうだ。


 「ギルド?」


 「やだな、冒険者組合だよ。男の、ロマンでしょ。それにしても、毎度毎度なして人の内股に手を置く?」


 「何でも、買ってやるからな。今日は、どこに行く?」

 

 「山梨県の北杜市に、連れて行って。」


 長野県の諏訪湖の手前辺り、八ヶ岳の麓だな。避暑かな?


 「何か、あるのか?」


 「うん、小熊ちゃんに会えるかも。」


 「動物園か、何かあるのかな?」


 「違うよ、スーパーカブに乗っているかわいい女の子。」


 「ほう、人間かぁ。」


 「うん、小説のね。」


 どうやら、小説の主人公らしい。


 秘かに、憧れている様だ。


 中央フリーウェイで、一路目的地を目指す。


 途中、SAに寄りながらお昼前に着いた。


 鄙びた農村という風景の中、川を渡りトンネルを潜ると県営住宅が見える。


 物語では、ここの1階に住んでいる。


 その後、小さな中学校へ行く。


 物語では高校という設定に、なっている様だ。


 国道に戻る途中、寄って欲しいと言われてスーパーオノと書かれた店に入った。


 なんの変哲も無い田舎の店だが、主人公の女の子がよく寄る所だそうだ。


 ユウナは、ずっと興奮しっぱなしでミニスカートからショーツが見えるのもお構いなしで窓にかじりついていた。


 そして、そのまま高速に乗り来た道を戻る。


 途中で軽めに腹ごしらえしていると、ユウナがフランクフルトを頬ばっている。


 俺も息子も、我慢の限界だがここはぐっと抑える。


 八王子で高速を降りて、いつものホテルへ行こうと思ったが。


 「陽介、つけ麺が食べたい。」


 と言われ、自宅へ向かう。


 すっかりお股全開で寝ている、ユウナ。


 「ユウナ、着いたよ。」


 「ヒャイ、見た!」


 ずっと、見てました。


 「つけ麺、食べようか。」


 「ボク、つけ麺と鮭のおにぎり。」


 「食べれる、多くないか?」


 「残したら、食べて。」


 俺は、味噌ラーメンとチャーハンのセットにした。


 先に、味噌ラーメンが来た。


 食べていると、ユウナがこっちを見てる。


 「ユウナ、食べるか?」


 「うん、辛~い!」


 「ごめん、ラー油入れてしまったよ。」


 「おにぎりとチャーハンも、到着。」


 小っちゃな手で、大きなおにぎりを頬ばる。


 つけ麺も、到着。


 猫舌のユウナは、フウフウしながら一生懸命食べている。


 半分くらいで、こっちに寄越す。


 もう、お腹いっぱいらしい。


 まぁ、おにぎりもあるから食べた方だ。


 店を出て、ユウナに泊まる様に薦める。


 ジト目でこちらを見て、一言だけ。


 「スケベ!」


 はい、大正解です。


 部屋に入って、又電話をかけている。


 『お母さん、今日陽介の所に泊まる。うん、明日はちゃんと帰る。』


 「進藤さんか、ちゃんと報告するんだな。」


 「進藤さん、じゃないよ。お母さんは、如月麻里だよ。」


 「ユウナ、久しぶりだな。」


 もう、我慢の限界。


 俺は、ユウナのショーツに手を入れてお尻を揉みしだく。


 「イヤっ、シャワー浴びてくる。」


 俺の手元には、ユウナのショーツだけ残った。


 はぁ、いい匂い。


 リュックから着替えを取り出し、こちらを見たユウナ。


 「変態!」




 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ