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育児スキルS

 宴も終わり、三浦さん達はホテルへ帰って行った。


 代行の運転手さんにも、お持たせと余計目に料金を支払い見送る。


 明日は、お昼前に迎えに来るとの事。


 撮影は夜までかかるから、帰り寒くならないようにねと言われた。


 夏とは言え、この辺りは夜は大分気温が下がる。


 お母さんに、片付けはユウナとするからゆっくりしてと伝える。


 早速、お母さんはお父さん相手に晩酌を始めた。


 慎吾もユウナの後を追いかけながら、手伝ってくれる。


 お父さんが、ビールを取りに来た。


 「父さん、仕事クビになったの?」


 「おいおい、公務員なんだから大丈夫だよ。教頭は、夏休みが無いから今代休なんじゃよ。」


 「お父さん、教頭だったの?出世街道、まっしぐらね。」


 「如月さんが、県議会議員で教育委員会担当だからな。コネ、みたいなもんじゃ。」


 「文太君って、県議会議員なの。知らなかったわ、人は見かけによらないわね。」


 「わしも、婿が如月さんで鼻が高いわ。」


 「最初、反対してたクセに。」


 「あの人の嫁じゃ、苦労するだろうなと思ってな。だが、麻里の雰囲気が変わったのを見て考えが変わった。」


 やはり、私は何か変わったらしい。


 「お父さん、今までありがとうね。これからも、母子共々よろしくお願いします。」


 「やはり、麻里は変わった。だが、娘には代わりない。いつまでも、甘えなさい。」


 この人達の子供で、よかった。


 洗い物も終わったし、ユウナとステータスの確認でもしよう。


 「ユウナ、慎吾は?」


 「疲れて、部屋で寝っちゃってるよ。」


 「そう、ステータスの確認したいんだけどユウナはしたの?」


 「ううん、ママもまだなの?」


 完全に、お母さんになってしまった。


 かわい過ぎて、食べてしまいたい。


 「ママ、痛いよー!」


 「ごめん、じゃあステータスオープン!」


 名前:如月麻里

 種族:ハイエルフ

 性別:女性

 称号:聖母.弓王

 年齢:97

 レベル:140(+112)

HP:210(+168)

MP:260(+208)

 スキル:弓術A.治癒B.育児S



 名前:如月悠那

 種族:フェンリル

 性別:?

 年齢:84

 レベル:184(+92)

 HP:216(+108)

MP:366(+183)

 スキル:剣術S.射撃B.???



 「ねぇ、私聖母になっているけど。」


 「覚醒したね、スキルは?」


 「育児がSだって、どういう事。」


 「ボクのママだからかなぁ。数値も軒並み、上がっているでしょ?」


 「うん、五倍くらいになってる。」

 

 「ひえーっ、追い越されそう。ボクは、まだ覚醒出来そうにないや。」


 「覚醒しても、ユウナに追い付けないのかぁ。」


 「ボクやじっちゃんは、戦闘種族だから。ママ、治癒できるでしょ?それって、高貴な人しか使えないんだよ。」


 「えっ、そうなの?まっ、私なら当然よね。」


 ジト目で見てくる、ユウナ。


 「ママ、痛い!」


 「もう、ユウナちゃん。ママが、ちゃんと育ててあげるからね。」


 翌日、三浦さん達に迎えに来てもらって撮影に行く。


 今日は、先にランチに行くとの事。


 「ここね、すごく美味しいのよ。ママさんも、可愛いの。」


 知ってる、オリビアだ。


 すごく、バツが悪い。


 しかも、二人共コスプレ状態だ。


 修道女の私聖母と、剣士のユウナ。


 絶対、いや!


 「三浦さん、ここ混んでますよ。ほら、外で待っている人いますもん。」


 「大丈夫、予約入れてるから。」


 詰んだ!


 「いらっしゃいませ!」


 よかった、バイトのウエイトレスさんだ。


 「予約していた、三浦です。」


 私達は、コソコソみんなに隠れる様に席に着いた。


 「麻里ちゃん、ユウナ、今日も可愛いわね。」


 ひえーっ、ママさん小さすぎて気が付きませんでした。


 「こんにちは、今日も可愛いですねママさん。」


 「麻里ちゃん、ユウナ、写ルンです持ってくるから撮らして。」


 「あら、麻里ちゃん達ここ知ってたの。」


 「こんにちは、三浦様。麻里ちゃんとユウナは、私の子供と孫みたいなもんです。今日のお代は、写真撮らしてくれたらって事で如何でしょうか?」

 

 痛い、ママさんの視線が痛い。


 仕事して、ママさんお店忙しそうよ。


 「えっ、いいんですか?ほら、麻里ちゃんユウナ、そこに立って!」


 誰か、助けて下さい。


 あっ、マスター助けて!


 パシャッ!


 一眼レフで、撮ったら去って行ったよ。


 オワタ!



 


 



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