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道の駅。

 道の駅に着いて、私は水とキャベツを買った。


 「麻里、おやつにしてはワイルドだな。」


 「違うわよ、ミュウちゃんにね。」


 「後部のハッチを開けて、ペットバックを出す。」


 「ほう、ウサギを飼っていたのか。」


 「この子も、この辺の山で拾われたの。私達と一緒に、帰省って所かな。」


 「ユウナに、似ているな。可愛くて、賢そうだ。」


 ユウナが、起き出した。


 「ボク、オシッコ!」


 「慎吾も、連れて行って。」


 慎吾を起こして、手を繋いでトイレに行った。


 何か、お似合いなのよね。


 「早く、孫の顔が見たいなぁ。」


 「父さん!」


 「おっ、麻里の方が先か。麻里は、好きな人はいないのか?」


 いるけど、お父さんが考えている様な関係じゃないしね。


 「今は、大学もあるしもう少し先かなぁ。」


 嬉しそうにする、お父さん。


 「そうだな、子育てもしているしいつでも大丈夫だろう。」


 「私、お母さんになった覚えはないんだけど。」


 「そのうち義理の姉に、なるんだ。そんなに、ツンツンするな。」


 本気!でも、慎吾の方が、先に大人になるのよね。


 私も、いつまでこの人達と家族でいられるのかなぁ。


 「慎吾、ちゃんと手洗った?」


 「洗ったよ、細かいな小姑は。」


 「なっ、クソガキ!」


 「ユウナ、助けて!」


 「はは、じゃあ母さん拾って吾作ラーメンでも行くか。」


 【ヤッター!】


 お母さんを職場で拾って、街までやってきた。


 ラーメンを注文していると、お母さんが餃子とビールを頼んでいた。


 「お母さん、相変わらず好きね。」


 「仕事終わりの一杯が、たまらないのよ。」


 「お父さんも、飲みたいんじゃない?」


 「わしは、運転があるからな。」


 「おじちゃん、替わってあげようか?」


 「ユウナ、運転できるのか?」


 「この子、自分の車持っているのよ。」


 「ほう、大丈夫かい?」


 「大丈夫、都会より楽だから。」


 「母さん、もう一杯追加してくれ。」


 「あいよ、しかしあんな小さかったユウナが免許取ったなんて。」


 「さすが、俺のユウナだな。」


 いつから、お前のになった。


 「ユウナ、運転できるならおばちゃんの車使うか?」


 「いいの?」


 「街に買い物行く位しか、使わないからね。小さい軽四だけど、いいかい?」


 「ありがたく、使わせていただきます。」


 「良かったね、ユウナ。おじいさんの所、行きやすいね。私も、連れて行って。」


 「うん、三浦さんが来てからね。」


 「オレも、行く!」


 「慎吾は、学校あるでしょ。」


 「ちぇっ、ユウナ寂しかったら言えよ。」


 お前もな。


 


 


 


 


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