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イケメンな弟。

 シートを前に持って来ようとする、ユウナを押さえつける。


 そのまま、私もユウナのおっぱいを吸い出す。


 「フエッ、ラメー…。」


 「チュッパ、ゴクッ、ゴクッ、おいしいよ。」


 「もう!」


 

 マンションに帰ると、FAXが届いていた。


 ユウナの、事務所からだ。


 夏休みに、地元で撮影するって。


 「スケジュール書いてあるから、麻里ちゃんも一緒に帰らないかって。」


 「どれどれ、いつかしら。」


 「うーん、大丈夫と思うわ。両親に、伝えておく。ユウナ、おじいさんの所に行くの?不便でしょ、家来る。」


 「挨拶には、行くかな。お宅の娘さんに、色々お世話になってます的な。」


 「色々は、余計!」


 「じゃあ、伝えておくね。」


 大変だな、帰省も仕事を兼ねてなんて。


 まっ、うちの旦那様は稼ぎ頭ですから。


 

 梅雨とあの気持ち悪い予備校生は鬱陶しかったけど、無事夏休みを迎えた。


 私も必死で課題をこなし、単位取得も頑張った。


 「お姉ちゃん、準備出来た。」


 スーツケースに荷物を詰め込んで、玄関に行く。


 大宮駅で乗り込む新幹線に、三浦さん達も乗っている。


 初日は、秋田市内に泊まるらしい。


 そこで、機材やらを借りてレンタカーで来るとの事。


 私達は、角館で降りてお父さんに迎えに来てもらう。


 初日は、ユウナも我が家に泊まってくれる。


 「三浦さん、ありがとうございました。明日、向こうでお待ちしております。」


 「それじゃ、悠那をよろしくね。悠那、おじいさんにも連絡しておいてね。」


 「バイバーイ!」


 駅に降りると、お父さんと何故か弟も来ていた。


 「お父さん、ただいま。」


 「お久しぶりです、おじさん。」


 「二人共、疲れたろう。車に、行こうか。」


 「慎吾、なんで来たの?」


 「ユウナ、キレイになったな。俺の、ここ空いてるぜ。」


 ユウナのとなりで、腕を組もうと肩ひじはる。


 「おい、バカ弟!姉の事は、無視か?」


 「おったんか、パイオツカイデー。」


 んッ!何て、言った。


 「ふふっ、慎吾そんな言葉どこで覚えたの?」


 「ユウナ、笑うとやっぱりかわいいな。痛ッ!」


 鷲づかみにした、弟の頭をこちらに向ける。


 「お前、殺す!」


 「わっ、助けてユウナ。」


 お父さんの車が、やって来た。


 「楽しそうだな、慎吾はユウナにベッタリだな。あまり、未来の嫁さんに迷惑かけるなよ。」


 「ほら、おいでユウナ。」


 勝手に、後部座席に二人で乗り込んでしまった。


 仕方なく、助手席に座る。


 後ろで、キャッキャッとはしゃぐ二人。


 車が峠にさしかかる頃には、二人共すやすや夢の中だった。


 「お父さん、ごめんね。色々、ワガママ言って。」


 「ワガママは、親にはご褒美なんだ。何でも頼りなさい、麻里。」


 本当に、いい両親だ。


 血が繋がっていなくても、私は又この人達の子供になりたい。


 「あっ、お父さん道の駅に寄って。」


 「トイレか?」


 「それもあるけど、欲しい物があるの。」


 


 

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