マルイの外商
翌朝、妙に痛む臀部を庇いながら外出の支度をする。
近くのニトリに行く前に、イートインのパン屋さんでモーニングだ。
「ユウナ、そんなに食べれないでしょ。減らしなさい。」
「ムゥ、メロンパンナちゃん又ね。」
「ここのパン、おいしいわね。又、来ましょう。」
ニトリでお値段以上の、買い物と。
「お姉ちゃん、勉強ならダイニングですれば。本棚も、ホームセンターで板買って作った方が処分が楽だよ。」
「あら、それはいいかも。寝室も、広く使えるし。じゃあ、食器とか小物買って行きましょ。」
そして、一旦マンションに帰る。
昨日のきりたんぽを昼ご飯にして、今度はホームセンターへ。
板を何枚かと、発泡スチロールのレンガを購入。
ユウナが、力持ちで助かった。
リビングの空いている壁沿いに、板を設置。
うん、オシャレだ。
ユウナの事務所の人が、来てくれた。
歩いてちょっとの距離だが、社用のバンを用意してくれている。
寮母さんに謝って、中へ入る。
寮母さんから、娘さんの要らなくなった玩具をもらう。
ん、あぁユウナにね。
寮母さん、あの子同じ大学の新入生なんですよ。
黙っとこ。
あっという間に、引っ越し完了。
スタッフさんに、お礼がてら夕食をご馳走する事にした。
ユウナの希望で、宮ステーキに。
ユウナ、これ以上精力つけられるとお姉ちゃん困るんだけど。
うーん、美味しかった。
マンションに送ってもらい、部屋に入る。
ユウナが、私を引っ張って寝室のベッドに横たえる。
ですよねー!
あぁ、堕落する。
すごく、気持ちいい。
何故に、こんなに上手なの?
あっ、ユウナもされているからか。
ちょっと、複雑…。
翌朝、起きると何だかすっきりしていた。
何度も、ユウナのが注がれたせいだ。
ちゃっかり身籠もりたいが、今の所は無理だ。
ユウナは、男子の機能が作用していない。
だから、あの美貌なのだ。
「お姉ちゃん、出かけるよ。」
「えっ、どこに?」
「新宿の、マルイに行くから。お姉ちゃんに、買ってあげたい物があるんだ。」
何かしら、私は玩具はいらないわよ。
大きな、百貨店だった。
着くと、腰の低い紳士が奥の部屋に案内する。
「これは、如月様。わざわざお越し頂き、ありがとうございます。今日は、どのようなご用命で。」
如月様、あっユウナの事か。
何やら、ブランド物のかばんと靴それにキラキラ輝く宝飾品が並ぶ。
「お姉ちゃん、好きなの選んで。ボクは、これかなぁ。」
「選べって言われても、これいくらするの?」
「大丈夫、ねぇ塩崎さん。」
「はい、如月様ならこの程度は。すみません、余計な事を。」
「もう、じゃあこれとこれとこれと後靴は一回履いてみて。大丈夫だね、じゃあ包んで。」
恐らく、ん百万くらい使ったよね。
その後、地下の惣菜コーナーへ。
ユウナの大好物が、あるらしい。
銀むつの、照り焼き。
変わった子だ、セリが好きだったり。
帰りがけに、例のパン屋さんに寄る。
明日、入学式に行くのでお家でしっかり食べないと。
マンションに帰り、明日の準備をする。
買って来た物を出して、入念にチェックする。
ユウナの分も、チェックする。
服も、バッチリだ。
「ねぇ、お姉ちゃんは何学部なの?」
「医学部よ。」
「えっ、すごい!」
「ユウナに、言われてもねぇ。でも、心理学専攻だからそれほどでもないのよ。」
「いやいや、麻里先生。チャルメラ、食べたいです。」
何か、ギャップが。
自分の事は、無頓着なのよね。




