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八百屋ファンタジー  作者: あらうさ(´Å`)
第四章 魔王討伐編
39/40

第39話 元ベシタル王国領奪還作戦②

「新たな敵影!超竜軍団です!」

「なんだと!?数は?」


「その総数、およそ1000!」

「なんと!」


 全ての軍が浮足立つ。獣王軍団でも手一杯なのだ。


 千の絶望が迫り来る。


 超竜軍団の先頭を切るのはフレイムドラゴンとアースドラゴンだ。空中部隊は以前ヤオ達がワイバーンを全滅させたので多くは無い。


 ヤオが気勢を上げる。


「冒険ギルド勢力!出るぞ!」


 ヤオを先頭に冒険者達が進軍する。ある程度近づいた所で先頭集団が袋を開け、中身を撒き散らす。


「秘密兵器第六弾!トウガラシパウダァー!」


 冒険者の中の魔法使いたちが風魔法で煽る。


「グギャァァァ!」


 ドラゴン達が顔を振って苦しむ。


「よし!効いてるぞ!」


 冒険者集団の中列がニンジンミサイルを構える。ヤオが手を振り下ろす。


「ニンジンミサイルゥゥ!発射ァァ!」

「ニンジンミサイル発射!」


 数百のニンジンミサイルが空を切ってドラゴン達に直撃する!


「効果は!?」


 土煙が晴れる。鱗が剥がれたドラゴン達が姿を現す。


「効果中なり!」

「中か・・・」


 想定していたよりダメージが少ない。しかしそれでも活路は開ける。


「弓部隊、魔法部隊、長ネギライフル部隊、目、口、鱗の剥がれたところに攻撃を集中しろ!」

「了解!」


 ヤオは前衛部隊に指示する。


「工兵隊!カボチャ地雷を一輪車に乗せて敵前に仕掛けろ!仕掛けたら左右に分かれて列に下がれ!ブレスには気を付けろよ!」

「了解!」


 これで敵の前進は防げる。


「タマネギ手榴弾をスリングで投擲ィ!」

「タマネギ手榴弾投擲!」


 ドドドドドド!


 敵陣に爆発が巻き起こる。


「これで敵を削っていければ何とか・・・なるか?」


 ヤオの額に汗がにじむ。

 その時、超大音量で音声が鳴り響く!


「見事なり!」


 ドラゴン部隊の背後から山のような大きさのドラゴンが姿を現す。


 ハイドラの声が震える。


「超竜将軍フレアノヴァ・・・」


 超竜将軍が吠える。


「汝らのうち精鋭だけで来い!我自らが相手をしてやる!我を倒せたら軍団は撤退させよう!」


 願ってもない好機!ヤオは冒険者達に指示を出す。


「A級以上の冒険者たちだけ出陣して下さい。残りは後方で待機!」


 三十数組の冒険者達が前に出る。

 ヤオは腕を上げ、


「相手は魔王軍最強の超竜将軍、相手にとって不足なし!みんな、総力を尽くすぞ!」

「おおお!」


 そして激戦が始まる。


 超竜将軍が吠える。すると宙に無数の光の矢が現れる。


「ジャガイモバリアァァァー!」


 ヤオ達がバリアーで防ぐ。他の部隊も結界魔法で防いでいるようだ。脱落者は一名。


「アマノムラクモォォォダイコン!」


 ヤオがダイコンを突き立てる。その部分が爆発する。それでも魔竜将軍の一部だけだ。

 魔竜将軍が目を細める。


「神剣か。相手にとって不足無し!」


 超竜将軍が尻尾を振るう。ハイドラが竜形態になりヤオを掴んで空を飛ぶ。下を見ると冒険者の1グループが巻き添えを食らい、半壊していた。


「私も参戦します!」


 ほたるがエクスカリハーを振るう。

 斬撃がスパッと魔竜将軍の腕を切り払う。


「!?」


 超竜将軍を含め、周囲が驚愕する。


「あれ?この剣こんなに切れ味良かったっけ?」


 蛍が困惑する。


「見つけた・・・見つけました魔王様!貴方の探していた勇者がここに!」


 超竜将軍が吠える。


「勇者よ!いざ尋常に勝負!」


 そしてブレスを吐く。地面を溶かしクレーターが出来るほどの熱量が蛍を襲う。間一髪でハイドラに助けられる。


 ハイドラはヤオと蛍二人を連れて飛翔し超竜将軍の頭上に放つ。そしてミミが二人の背中を蹴る。二人はそのまま加速しフレアノヴァの頭に聖剣とダイコンを突き立てる。


 次の瞬間、超竜将軍の頭が大爆発した!


 グォォォオオオ!


 断末魔を上げ、そしてフレアノヴァは動かなくなった。

 ヤオが拳を上げる。


「八百屋と人間の――勝利だ!」


 大歓声がヤオと蛍を包み込む。

ここまで読んでいただき有り難うございます。

評価とかしていただければやる気とか出ます。


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