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八百屋ファンタジー  作者: あらうさ(´Å`)
第三章 南大陸編
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第27話 ヤマタノオロチ

 ヤオ、ハイドラ、ミミが地面に伏せている。


 三人とも満身創痍だ。体はぼろぼろでところどころ服が破け出血している。火傷の痕も数か所あった。


 ミミは傷だらけの体を這いずり、なんとか二人を連れて逃げようとする。このままでは全滅だ。なんでこんな事になったんだろう?

 半日前を思い返す。


 半日前


「火薬の原料を取りに行こう」


 唐突にヤオが告げる。


「なんで?」


 ハイドラはあまり乗り気じゃない。


「商売の為だよ」

「建前ね」


 バッサリ切る。


「魔王軍と戦いたい。そうでしょう?」

「それは・・・」


 指を立てて、


「いい?あなたはそれで一度失敗してるのよ?」

「今度は上手くやるさ!」


 ハイドラは鼻をふん、と鳴らし、


「どうだか。この国の女王にいい様に利用されるだけじゃないかしら?」

「それは情報収集済みだ。この国の近くには魔王軍はいないし隣国との仲も良好だ。前回の様にはいかない」


 またどうだか、と両手を上げる。


「お前が行かないなら俺とミミだけで行く」


 ハイドラはやれやれと、


「わかったわかりました。あんたたちだけで行ったら何日掛かるか分からないでしょ。その間の私の食事はどうするの?私も行くわ」

「すまない」


 そしてハイドラの背に乗って火山へと向かう。


 火山


「危ないから火口には近づかないでね」


 火山の斜面にヤオ達を降ろす。


「硫黄だ。たくさん有るぞ」

「ガウー(臭いのです)」


 ヤオはバックに硫黄をどんどん詰める。

 しばらく収集して、


「よし、帰るか」


 帰ろうとした途端!


 ギャォォォウ!


 何かの雄叫びがした。

 ヤオは火口のほうを見る。火口から複数の頭を持つ白い大蛇が姿を現す。


「白い大蛇・・・まさか神族!?」

「神族?なんだそれ?」


 ヤオはあまり緊張感が無い。

 その間にも大蛇はどんどん近づいてくる。


「魔王軍と敵対する勢力の一つよ」

「魔王軍と敵対?じゃあ味方なのか?」

「そんな単純な問題じゃないわ!とにかく逃げるわよ!」


 ハイドラが竜に変化しようとするその時!


 ゴォァァア!


 大蛇がブレスを吐く!

 ハイドラは咄嗟にヤオ達を庇うが、羽を焼かれてしまう。


「クオォ!(しまった!)」

「火炎耐性を持つ竜を焼くなんて!」


 ミミが魔装具を発動させる。ミミの周りに氷の闘気が集まる。ミミが大蛇を殴る。しかし大蛇の頭にはじき飛ばされて地面に叩きつけられる!


「ガウ!」

「ミミ!」


 ヤオが飛び出してダイコンソードで切り付ける!しかし大蛇の牙を折っただけで致命傷にはならない。大蛇のしっぱに吹き飛ばされる。


「ヤオ!」


 ハイドラが竜の姿で組み付く!しかし大蛇に叩き伏せられる。


 ヤオ、ハイドラ、ミミが地面に伏せている。


 三人とも満身創痍だ。体はぼろぼろでところどころ服が破け出血している。火傷の痕も数か所あった。


 ミミは傷だらけの体を這いずり、なんとか二人を連れて逃げようとする。このままでは全滅だ。


 その時、ミミは見た。ヤオの周りに光が集まるのを。よく見たらヤオのダイコンソードに大蛇の牙が刺さって折れている。それがダイコンソードに吸収され光を放つ。


 ヤオはふらふらと立ち上がり言い放つ。


「神剣、アマノムラクモダイコン!」


 ヤオは横薙ぎに剣を振るう。大蛇の複数の首が全てすっ飛んだ。


 ヤオは勝利した。

ここまで読んでいただき有り難うございます。

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