俺だけ?
食事を終えて仕事をしていると大倉から話しかけられた
「本当に奇遇ね。まさか会社が一緒になるなんてね」
「本当だな。俺もびっくりだよ」
「あのさ付き合ってたのは昔のことだし仕事で話すときは普通によろしく」
「ああそれはわかってるよ」
それだけ言って大倉は仕事に戻っていった
急に話しかけられたから何言われるか心配だったけど大丈夫だったわ。本当に命の危機だったらどうしよとか思ってたのが恥ずかしい
ほっと息を吐いていると後ろからやたら元気な声が聞こえて腰に痛みが広かった
「古川先輩ほっとしてどーしたんですか!」
「いったぁー鈴木いてーよ。あのな俺お前の先輩わかる?せ!ん!ぱ!い!なんだぞ!」
「いやわかりますよだから先輩ってつけてるじゃないですか」
「いや急に真面目になられてもな、まぁいいやどおしたんだ?」
「いやなんだって言われてもなんもないですけど」
「なんでもないのに叩いたのかよ」
「じゃあ仕事の後ご飯いきましょうよー」
「じゃあとはなんだじゃあとは本当に失礼だなお前、」
鈴木は仕事はできるのに俺だけすごい軽い感じでくるから舐められてる気がしてならないな
「失礼にするのは先輩にだけですよ」
「あーそうですか失礼にするのは俺だけなのね」
「嬉しいですか?」
「嬉しいわけねーだろアホいーから仕事戻れよ」
「わかりましたよ。仕事終わり声かけに行くんで待っててくださいね。じゃあ」
じゃあと言って小走りで仕事に戻っていった
本当に騒がしいやつだなまぁ面白いからいいか