4.シェービングクリーム
これは、人によるので万人向けではない。
私は、ヒゲ剃りのシェービングクリームをやめた。
私は一日のいつヒゲを剃っているかというと、夜、入浴時に剃っている。
ヒゲの濃い人や伸びるのが早い人には「ヒゲ剃りは朝でなければ」という人がいるだろうから、私の方法は当てはまらない。
また、電動シェーバーを使っている人にも当てはまらない。
もっとも、最近はシェービングクリームを使える防水の電動シェーバーも売られているが。
さて、私がどうやっているかというとだが、体を洗う時の最後、ボディソープを口の周りにつけ、それでヒゲを剃ってしまうのである。
体のボディソープをシャワーで洗い流す時、口元も一緒に洗い流す。
浴室にシェービングクリームの缶を置かなくていいので、これで浴室の物が1つ減った。
また、シェービングクリームの残量を気にしなくてよくなったので、生活していくうえで在庫管理すべき物も1つ減った。
体を洗い流す時、口元も一緒に洗い流すので、シャワーの手間も1つ減った。
ボディソープでヒゲを剃るなんてトンデモナイ! 自分はあのメーカーのこのシェービングクリームでなければ――という方が当然いらっしゃるだろうから、私のこの文章を読んで「ああ、自分もやってみようかな」と思った人だけ試してみていただきたい。
また、ボディソープは洗浄力が強いので洗顔には不向きと書いてあるものもある。
高温多湿の浴室で剃毛すると傷口から雑菌が入り不潔と書いてあるものもある。
肌の弱い方は、やらない方が無難だろう。
何事も向き不向きがある。
だが、今ほど衛生状態が良くなかった昔の時代だって、人間はちゃんと生きていたのだ。
ちなみに私はボディソープによるヒゲ剃りで何の問題も無い。
ヒゲ剃り後はきちんと顔にクリーム塗っているし肌トラブルとは無縁。
ボディソープでヒゲ剃っているのとは関係無いだろうが、実年齢より若く見られる。
本を読むといろいろな達人がいて、食器洗いの道具とか浴室に持ち込むいろいろなグッズとか、極限まで絞り込んだ例が書かれてある。
感心すると同時に「こりゃ、自分にはできないな」と思うものもある。
でもボディソープでヒゲ剃りくらいなら、やれない事も無いだろう。
ただし、自己責任で。