2.クレジットカード
改めて書くまでも無い事だとは思うのだが、念のために書く。
これは、「そのまま捨てて良いという事ではない」
そのまま捨てたら、不正使用されて大損害を被る危険がある。
クレジットカードは、解約手続きを取ってからハサミを入れて捨てるのだ。
例によっていろいろな方が、クレジットカードを多数持つ事のマイナス点を書いている。
次のような事だ。
・ポイントが分散される
・落とす危険があり、落としてもどのカードが無くなったのか直ぐに判らない
・年会費がかかる
だからクレジットカードは2枚に絞れとか、いやいや1枚で充分とか、そもそも持つ必要は無いとか、これまた議論百出だ。
私もクレジットカードを大量に所有していた時期があったが、今はだいぶ解約した。
やはり先に挙げた事が理由だが、クレジットカードが多過ぎるとどうしても管理しきれないというか、把握しきれないのだ。
クレジットカードを増やしてしまった理由は、カードを作る事による特典目当てだった。
作ると使用一定額まではポイントが多めにつくとか、キャッシュバックがあるとか、そういうやつだ。
作った直後は確かにそれで得をしたが、優遇される期間が終わってしまうと、そのクレジットカードを持っているうまみが無い。
逆にその後、ずっとそのクレジットカードを管理・把握し続ける事の方が負担になってくる。
なので、解約した。
たとえ年会費無料でも、持っている事が私は負担だったからだ。
それでも、私はクレジットカードをけっこう持っている方なのかもしれない。
ネットで調べたところ、日本人のクレジットカードの平均所有枚数は3枚だそうで、私はそれ以上持っているからだ。
だが、基本通り、ポイントを集中させるため、メインのカードは1枚である。
他のカードは何のために持っているかと言うと、次の通りだ。
・映画館のカード。鑑賞ポイントを貯めるのに使用。クレジットカードとしては使っていない。
・書店のカード。これも書店のポイントを貯めるのに使用。クレジットカードとしては使っていない。
・ショッピングモールのカード。ショッピングポイントを貯めるのに使用。クレジットカードしては使っていない。
・銀行のカード。私がそれまで持っていた銀行のカードが、統合前の銀行の古いカードだったため切り替えるように言われ、それがクレジットカード一体型だったので所有する事に。スイカが付いていたのでスイカとして使っている。クレジットカードとしては使っていない。預かり金の500円を入れておかなくていい。それまで使用していたスイカは解約した。
・ガソリンスタンドのカード。これは近所で最もよく利用するスタンドが地域最安店なので、給油専用クレジットカードとして使用。サブのクレジットカードだ。
・スーパーマーケットのカード。やはり近所でよく利用するスーパーが、私のメインカードと異なる国際ブランドのカードじゃないと使えないため所有。クレジットカードとして使用。貯まったポイントはネット通販でも使え、勝手が良い。これもサブのクレジットカードだ。
クレジットカードとしては、メイン1枚、サブ2枚を使っている。
この3枚は国際ブランドも異なっているので、海外旅行時にも活用可能だ。
他のカードは、ポイントカードとしてのみ、今後も使っていくだろう。
私の言う「幸せならモノ捨てよう」は、使わないモノ・不要なモノを捨てるということであって、使うモノ・必要なモノを捨てると言うことではない。
クレジットカードだって、人によって適正枚数が1枚の人もいれば、10枚の人もいるだろう。
使いこなせているのであれば、何枚持ってもいいのだ。
クレジットカードの解約だが、1枚あたりの解約は、電話で5分くらいでできる。
オペレーターの中には引きとめる方も居るが、それもマニュアル通りやっているだけで、無理に引き止められたり、不快な思いをさせられたりという事は無い。
カード会社によっては、人間は出てこず、プッシュボタンによる数字入力操作のみによって解約できる場合もある。
人間が出てくるか、機械音声だけ相手にすれば良いのかは、電話をかけてみないと判らない。
人と話すのが面倒だからと、解約に尻込みしている方もいるだろうが、大丈夫だから電話をかけよう。
ちなみに、ネットからの入力だけで解約できるカードは無い。
現状では、どのクレジットカードの解約も、必ず電話をかけなければならないので、念のため。