1.取扱説明書
片付け法や断捨離等の多くの著者の方々が書いているのが、「取扱説明書は要らない」という事だ。
私も賛成だ。
ただ、取扱説明書を読む人が居るのも事実だから、「自分は取扱説明書によく目を通すので捨てるなんてとんでもない!」という人には、捨てる事は強制しない。
実際、昔の私は(いや、今も意外と)、取扱説明書をよく読む人間だった。
電卓の説明書は特によく読んで、メモリー計算の仕方を完璧に覚えたものだ。
おかげで今でも電卓でメモリー計算をするのに苦労しない。
使えると時々便利な事がある。
だが、読者の方々には電卓のMキーが何のためにあるのかご存じない方もいらっしゃるだろう。
実際、Mキーが使えなくても生きていくのに何の支障も無い。
スマホの電卓にはMキーが無いものもある。
使用頻度が少ないから搭載されていないのだろう。
パソコンの取扱説明書も、初めてパソコンを買った時はよく読んだものだった。
スマホの取扱説明書も読んだ。
でも、今は読まない。
読まないから要らない。
捨てていいのだ。
時々、腕時計の操作法で分からない時がある。
ストップウォッチどうやるんだっけ?
アラームの設定は?
海外の時刻を知るには?
そんな時、私はインターネットでメーカーと型番を打ち込む。
そうすると、検索結果の中に取扱説明書が出てくるのだ。
腕時計に限らず、たいていのモノの取扱説明書は、今ネットで閲覧できるようになっている。
だから、どうしても取扱説明書を見たくなったら、ネットで見ればいい。
どこにしまったか分からない取扱説明書を探すより、ネット検索した方が早い。
だから、取扱説明書は安心して捨てて良いのだ。