凡人がめちゃくちゃがんばる青春ラブコメディー
どこにでもいるような普通の高校男子 竹中龍之介 には一切告白される要素はなかった。
勉強がすごいできるわけでもなく、運動神経がボルト並みにすごいわけでもなく、めちゃくちゃイケメンというわけでもなかった。
そして幼なじみやめちゃくちゃ仲の良い女子がいるわけでもなかった。
そうだから絶対に自分が誰かに告白されるなど一切考えたことがなかったのだ。
誰かに好かれているなど想像している奴は自意識過剰すぎるとまで思っいたのだ。
そんな俺になぜ彼女は告白してきたのだろう
「好きです!付き合ってください!!!!」
彼女は耳まで真っ赤にして自分の気持ちを伝えてきた。
彼女の名前は 佐藤莉子
多分日本人誰もが知っている名前かも知れない。なぜなら彼女は
めちゃくちゃ有名な女優なのだから
あまりテレビを見ない俺ですら知っているのだから本当に誰でも知ってるんじゃないかと思ってしまう。
だからどうしてもなんで俺なんかに告白してきたのだろうと考えいた。
そんなこと考えていると、彼女の方から口を開いた。
「その…お返事は…」
「どうして俺なんかに告白したの?佐藤さんならもっとかっこいい人とも付き合えると思うんだけど…」
「竹中君に告白した理由は…」
とゆっくり告白の理由を話し始めてくれた。