ライバルの登場。誰の?
じゃあ、それでいいかと課内の話はまとまった。
とりあえず、生活をしていくしかないのでみんなが動き出す。
次々と三浦先輩が魔法でだす羽毛布団をログハウスに移す。
キッチンはないので会社の給湯室がキッチンとなる。
なぜか、ガスもきていて2口コンロも問題なく使える。
電気、ガス、水道が使えるのがこのオフィスのチートかな。
もし、この世界で水が貴重ならばこれだけで商売できそうだ。
商売ができるほど、人が近くに住んでいるのかわからないけれど。
と、いうか倉庫から商品を出せるなら仕事は変わらないのかもしれない。
これまで通りの営業をしていけばいいのだ。
まあ、経理部とかないんで経理も自分達?
PCは?
メールとかどうなってんだ?!
とハタと気がついた。
「課長、メールとかどうなってますかね?」
「ああ、気にしてなかったな。皆どうだ?」
ばらばらになって自席のPCの電源をぞれぞれが入れ始めたとき
ドアがノックされた。
「失礼します。こちらの建物の責任者の方はいらっしゃいますか?」
どうやら第一異世界人との対面のようです。
「はい。」
お局さまがドアをあけるとそこには・・・
キター!お約束。
見目麗しい男性が立っていました。
キタコレ、攻め決定。
はら、カレの目線の先には三浦先輩ですよ。
斉田主任、ライバル登場です。