第6話 まだ知らない世界で冒険すべし!
「何匹倒したんだ?」
群れを無双したアザレア。
このままだとオレよりもこいつが目立ってしまう!
構わないけど。
「ギルドカードに書いてあるが…どこにあるかわからん」
アザレアの弱点。
①実戦では緊張して石になる
②整理整頓ができない
③金で買収できる。チョロい
だーからパーティーから追い出されんだよ~!
まぁ、オレは!別にパーティーのメンバーが増えたからうれしいけど!
絶対20匹は倒しているだろうということでもうイニッツィオに向かって帰っている。
「ところでシュン。私に何でも買ってくれるといったな!」
てかこいつ、最初はすごーく穏やかで敬語使ってきてたのに二日たったらめっちゃ偉そうに話してくる。とてもうざったるい。
「言ったが、何が欲しいんだ?」
「新しい杖が欲しい!」
即答だった。こいつを仲間にすると破産するわ。やめたほうがいい気がする。
イニッツィオに着いて一番最初に向かったのはもちろんギルド!
お姉さんに報酬をもらわないと!
「初クエスト、成功おめでとうございます!ではこちら、報酬の300クレジット!そして討伐した数に応じた報酬で2000クレジット!…と言いたいところなんですが…」
ん?( ,,`・ω・´)ンンン?
が?が?なに?そのあとは?
「え~っと、アザレアさんが使用したブラックホールの被害がイニッツィオまで来てしまいましてですね。なんと、外壁を一部崩してしまったんですね。幸い人に被害はなかったのですが、賠償金を払えとの命令で…」
オレはアザレアの顔を覗き込んだ。
こいつ、目瞑ってやがる!
「それで…?賠償金っていくらなんですか?」
「1200クレジットです」
はぁ〜!
「クソ野郎〜!」
思わず叫んでしまったが、アザレアは耳をふさいでいた。
これがホントの見猿聞か猿言わ猿ってね!(怒)
それからオレはアザレアの家で彼女と話し合った。
2時間くらい後。
「そういえば、俺この街のことそんなに知らなかったな…」
アザレアがさっきまでしょんぼりしていたのに、急に態度が変わった。
「じゃぁ、私が案内してやろう!」
「切り替えが早いな!」
まぁ、街を案内してくれるというのなら、お願いしたいところだ。てなわけで家を出発した。
まず向かったのは、魔道具店。
そういえばアザレアの杖を買ってなかった。
杖って使い古せば使い古すほどいいのではと思ったが、言わないでおいた。
「どの杖がいいんだ?なぁアザレア。これとこれほぼ見た目同じなのになんでこっちのほうが高いんだ?」
オレはほぼ見た目が一緒な杖を両手に持って聞いた。
「溜めれる魔力の量が違うんだ。その量が多いほど強い魔法が使える。例えば…」
アザレアは高い方の杖をオレから奪い取った。
嫌な予感が…!
オレは止めに入ろうと思ったが、遅かった。
アザレアは詠唱を唱え始めた。
「水をすべるものよ!我が大いなる威厳にひれ伏し、力を与えよ!」
「ちょっ!」
「アクアポンプ!」
すごく高い杖からは、多いなる水が溢れ出てきた。
クソ!こいつ許さん!
遅れました。
メンゴ☆




