表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

錆びついた葬列

最終エピソード掲載日:2025/11/23
「呼吸をするたび、肺が錆びていく。だから俺は、お前の熱い血ですすぐしかないんだ」
 空を鉛色の雲が覆い、雨の代わりに黒い油が降り注ぐ『鉄鎖の国』。
 ここでは死の概念が壊れている。生物は死ぬと肉体が腐らず、鋼鉄へと変質し、意識なき「錆び人」となって永遠に彷徨う呪いにかかっているからだ。
 唯一、自我と肉体を保つ方法はただ一つ。他者の「生きた血」を啜り、その熱量で自らの鉄化を溶かし続けること。
 記憶を失った主人公は、全身を継ぎ接ぎの甲冑で覆い、自身の背丈ほどもある巨大な『墓標剣』を引きずって旅をする。
 襲い来るのは、かつて騎士だった動く鎧、肉と機械が融合した異形、そして狂ってしまった神々の成れの果て。
 これは英雄の物語ではない。
 鉄と錆の匂いに塗れ、骨を砕き、肉を裂き、ただ「まだ死にたくない」と足掻き続ける、名もなき解体屋の記録。
 最深部にあるという「原初の炉」へたどり着けば、この呪いは終わるのか——?
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ