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六話 【とある転生者の日記より 抜粋:第一頁】

本編に直接関係があるかと言われれば、ある様な無いような。

※この報告書に記載の事例は定例監査報告会における検証資料として転生執行局適正監査部異世界転生課によって無作為抽出したある転生者の前世の日記より抜粋。

 

◯月◯日

 いやー、マジかー

 人数増えたのに残業増えるってなんですかそれー?

 手が増えてるはずなのになんでだろねー? ねー? 誰ですかー足りねーから入れたのに、じゃ更に仕事増やせるねって考えた人ー!


 何時だよふざけんな、もうほぼ明日を既に生きてるようなもんでござりますよ。何言ってんだあたしは疲れてんなほんと。

 この疲れを癒すのはロングのビールだけ。とか言って発泡酒でした、拘ってません。寝酒出来ればいんです。なんでも。

 それに今日からはもうひとつ癒し食材があるしね。って食うんかい! まあ主食の様なもんですがね。こちとらもう長年の大好物でおりますもんで。

 だってCMがいいんだもん、だって。

 なんかメリバ? メルバ? 若者の言葉にもうついて行けないわヤバイ。そのメルパ? から始まる感じがすごい良かったから買っちゃった。


 幼い頃から恋してた年上の憧れの人が別の人と婚約しちゃって、そのお披露目会でこちとら初めましてな婚約者と仲睦まじく微笑み合う姿を見せ付けられちゃうオープニング。

 幸せそうな二人を包む祝福の嵐の中、一人涙に暮れる主人公。そこから新しい恋が勝手に始まって行くけどやっぱりあの人を忘れられなくて……ってもう設定聞いただけで始める前から泣いちゃうやぁつだし、展開気になっちゃうしぃ!

 直前まで悩んだけど、パッケージ見て手に取ったらもう戻せなかった。パケ買いってやつかの。ダウンロード派じゃない。やっぱパッケージを並べたいの。そういうお年頃。年代?


 とにかく今日からはこの乙女ゲーム「ガートルードの涙の魔法」が私を癒してくれる物になる筈……こうしちゃいられない早速始めなきゃ! どこまで進められるかなー。悲しいかなシステム覚えるのに時間かかるBBAになっとりますからねー。うっせ!

 

 さてさて明日も早いですから程々に……っと。

 

 次頁に続く

お読みいただきありがとうございます。


次話から早くも二章目に移ります。

章分けは何となく手元で管理するのに分けているだけなので、特に大きな理由もなく、ここらで分けとくか、ちょっと展開変わる予定だしくらいの程度です。

今回は箸休め的な物だったので、次話は少ししたら投稿する予定です。

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