表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
497/617

『宴会(調理)』

 第四層の草原には臨時の野営地ができていた。

 あの後マティアスに現状を説明して、今夜はここで野営をし宴会をしようということになったのだ。

 まずはオフェーリアが結界石を使って結界を張る。そこに30名近い傭兵たちは、まずは思い思いの場所に寝床を作り始めた。

 オフェーリアはゲルを出してそのあとは宴会のための料理に取り掛かる。

 ダグルたちにマティアス【ぼくちゃん】までが椅子やテーブルの準備をしてそのあと料理の下ごしらえを手伝ってくれる。特にマティアスは慣れたものだ。


「今日は何を作るんだ?」


 マティアスは玉ねぎを薄切りにしている。


「ん〜

 今回は人数が多いからね。

 具沢山スープはベーシックなものにするつもり。

 あと肉類はストックから色々出していくよ」


 それでも足らないと思ったのだろう。

 おもむろに取り出したコカトリスのもも肉を適当な大きさにカットしていく。

 ある程度スープに目処がついたらそれにオフェーリア特製のから揚げ粉をまぶして揚げていくつもりだ。

 いくつもの魔導コンロを使ってダグルやマティアスを顎で使い、夕餉の支度をしているオフェーリアは楽しそうだ。



 具沢山スープにはみじん切りにした玉ねぎが融け混んでいて甘味がでている。

 小ぶりのジャガイモが丸ごと入っていて食べ応えがある。そして出汁の代わりに入れているベーコンはフォレストボアのバラ肉を使って作られた特製ベーコンだ。

 それがオフェーリアでは一口で食べられないほどの大きさでゴロゴロ入っている。

 そのすべての食材から出た旨味を吸ったのがショートパスタだ。

 鍋の中を覗いた【ぼくちゃん】がはしゃいでいた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ぼくちゃん良かったね(^▽^) 皆で楽しい宴会だよ〜♪ お手伝いも楽しいね( ꈍᴗꈍ)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ