勇者〈無自覚〉VS魔王〈ロリ〉
俺達は魔王城の中にある闘技場へとやって来た。
何でもさっきの場
「此処なら存分に暴れるじゃろ」
「ええ、そうですね」
あのまだ説明してるですけど。
「神道君」
「…何だよ」
「言い忘れてたんですけど、神道君は化け物ですから
心配しなくて良いですよ」
何でニコニコしながら言ってくんだよ。
「俺は人間だ」
「いえ、化け物です」
そこ強調すんなや。
「…あのな、俺喧嘩なんてした事ねぇぞ…?」
「此れは決闘じゃ」
うるセェ!!!!!ちょっと引っ込んでろ!!!!!
「大丈夫ですよ。しっかりこの目で確かめました
から」
何をだよ。戦闘力でも測ったのかよ。
「なあ、そろそろ始めたいんじゃが」
「そうですね、では始めましょうか」
俺の意思はどうなるんだよ…てか、お前らフリーダム
にも程があるぞ。
「二人共、定位置について下さい」
「うむ」
俺はその定位置とやらについてから思う。
ああ…俺の人生、思っていたよりも短かったな…
「そろでは、始めっ!!」
クルミは謎の可愛らしいポーズをとりながら宣言した。
何だよそれ。てか、魔王討伐に来たんじゃなかったのかよ。何で決闘に変わってんだよ。
「ふんっ!!」
ペンタンの拳が目の前に迫ってくる。
…終わった。ああ、結局〈こんにちは、そしてまた会う日まで〉の最終回見れなかったな…
……あれ?
俺はその光景を見て唖然とした。
目の前にはペンタンの拳が迫っているのにも関わらず
その拳はピクリとも動かなくなっていた。
「…何、この光の壁みたいたなやつ……」
目の前のペンタンの拳は、その光の壁を殴っている。
「ふふっ、流石は神道君ですっ」
その光景を見て、クルミは上機嫌に可愛らしく微笑む。
「くっ!!」
そして、ペンタンがその光の壁によって弾き返された。
「……は、はは…」
もう訳が分からん。




