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降臨、ロリ魔王

「お主ら、此処で何をしておるのじゃ」


「うるせぇぇぇ……どちら様で?」


振り向くと、金髪ロングのロリがいた。

決して、ロリコンでは無いのだが、反射的に思ってしまう。


(可愛い…)


「まずはこっちの質問に答えよ」


「あ、魔王様」


クルミが呟く。


「お久しぶりです。お体の方は大丈夫なので

しょうか?」


「おお、なんだお主だったのか。ええっと…」


「今は神道君に付けてもらいまして、クルミと名乗っ

 ています」


「ほう、此奴は神道というのか。ふむ、どれどれ」


ロリ魔王は俺の目の前に立つと、品定めする様にジロジロと見てきた。


何だか、市場の魚になった気分…ってちょっと待て。


魔王?


「なあ、クルミ」


「はい、何でしょう」


「コイツが魔王なのか」


「誰がコイツじゃ。私には「ペンタン」という名があ

 るわい」


「ペンタンッ!!!!」


どんだけ可愛いらしい名前なんだよ!!!!魔王に付ける名じゃねぇだろ!!!!


「…お主、今何を思った?」


ペンタンが笑みを浮かべながら聞いてくる。


「いえ、何も思ってなどおりません」


「…そうか。まあ、いいわい。そんな事より、お主ら

 は何をしに来たんじゃ?」


クルミがニコニコしながら応える。


「魔王討伐に来ました」


「……」


(ちょっと待てぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!)


何でそれを魔王本人の前で言うんだよ!!!!てか、今更だけど知り合いかよ!!!! トントン拍子で話が進みすぎだろ!!!!


「ほうぅ、それは楽しみじゃな」


(お前も何言ってんだよぉぉぉぉぉぉ!!!!!!)


「…しかし、此奴は何も付けておらんようじゃが…」


「ええ、神道君ならこの状態でも余裕だと思われます

 ので」


…は?ちょっと、何言ってるんですか。


「ほぉぉ、そうかそうか、それは腕がなるのぉ」


鳴らさないでください、僕は正真正銘の一般的な男子

高校生です。


「ふふっ、楽しみにしておいて下さいね」


(おぉぉぉぉぉぉいぃぃぃぃぃ!!!!!!!)


テメェ何言ってんだ!!!勝てるわけねぇだろ!!!


「あ、あの…ちょっといいですかね」


やばい、何とかしねぇとこのままじゃ死ぬっ!!


「ん?なんじゃ?」


「いや、あのですね、俺はそんな大したこ」


「謙遜はよせ、気分が下がるじゃろ」


「は、はい、しかしですね、やはり俺はご」


「黙れ」


ペンタンがキッと睨み付けてくる。


「…はい」


「まあまあ、二人共落ち着いてください」


(テぇぇぇぇメェぇぇぇぇ!!!!!)


ふざけんな!!!!マジでふざけんな!!!!!お前のせいで俺の人生終了だよ!!!!どうしてくれんだよ!!!!


「それじゃあ、早速始めましょうか」


「ッ!!!!」


「うむ、賛成じゃ」


「あ、ち、ちょっと…」


「頑張って下さいね、神道君っ」


クルミは可愛らしく笑みを浮かべる。


「…は、はは」



終わった。

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