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女=怖いが成り立った朝
目が覚めると俺はベットの上に居た。部屋にあったデジタル時計を見ると午前七時と表示されている。
意識が段々とハッキリとして行くに連れ、さっきあった事を思い出して行く。
思わず俺は頭を抱える。
もう、死にたい。てか、帰りたい。
「あ、おはようございます」
俺の隣からクルミの声が聞こえてきた。
「あぁ、おは…」
その光景を見て、俺はまた気絶仕掛けた。
(何で隣で寝てんだよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!)
「んあ、しんどぉ、おはよう…」
ペンタンが寝ぼけながら俺に挨拶して来た。その顔は幼い子の寝起きの様でとても可愛らしい物だった。
「……」
その可愛らしさに免じて今日の所は目を瞑ってやる。感謝しろ。
「あ、しんぢょぉえっ!!!」
愛が天井に垂らされた状態で俺に話しかけてきた瞬間、二人は勢いよく跳ね起きると愛の顔と腹に拳を入れた。
クルミが微笑みながら振り向く。
「さて、朝ごはんにしましょうか」
「わーい、朝ご飯っ!!」
それを聞いたペンタンは可愛らしく喜ぶ。
「……」
…女って怖い。
二人が部屋から出て行ったので俺もそれに黙ってついて行く。チラッと愛の方を見て直ぐに後悔した。
「え、えへ、さ、最高…」
愛はビクンビクンしながら呟いていた。
…見なかった事にしよう。
俺は部屋を出て扉を閉める。
「やっぱ、女って怖いわ…」




