日常編
僕はいつも思う。人間は常に何かと戦っている…
それは社会であったり、人間関係であったりと人それぞれ何かに戦っている。
僕はそんな中常にトイレと戦っているのだ。他の人たちはトイレと戦っている?意味がわからないと、言うが僕は真剣に戦っている。
僕は外に出ると常にトイレが近くにないとダメなのだ…そう過敏性腸症候群という悪魔が僕にはまとわりついている。
外に出てトイレが近くにないと悪魔が僕に囁く…やっとお前に恥という刃物で殺せると…悪魔はトイレに弱い。なのでトイレが近くにある内は悪魔は出てこない。
トイレが近くにないと悪魔は僕を殺そうとお腹にまず波を立ててくる。その波に乗った小悪魔達が肛門の入り口付近で一斉に攻撃をしてくる…僕はそれがとても辛く悪魔を倒せない情けなさになり常にトイレが近くにないとダメなのである。
そんなある日こんな戦いがあった…
予定がありどうしても地下鉄とJRに乗らないと行けない事があり、僕は頭の中で数々のトイレポイントを把握して常にトイレに最短距離で駆けこめるように頭の中で作戦を練っていた。
まずは第1関門の地下鉄との戦いが始まるのだった…