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鍛冶師の仮面を被った魔王  作者: 苗村つめは
第一章
4/40

4. 出会い

やったぜ。間に合った。

 

  ◆◆◆◆◆


「いい加減起きろ、このバカ息子がぁぁああッ!!」

「!?ぉ、おうっ」


 野太い怒鳴り声が木製の薄い扉の向こう側から聞こえて来て、レインはブルリと身震いしながら跳び起きた。どうやら昔を思い出している内に布団どころかシーツも敷かずに寝てしまったらしく、ゾゾっと寒気が襲いかかったせいである。決して怒鳴り声が怖かった訳ではない。


 今は“碧”と呼ばれる季節で、日本で言うところの冬に当たる季節だ。春は“蒼”、夏は“朱”、秋は“金”と呼ばれ、この世界にも四季のような季節の区切りが存在した。


 その碧の現在終盤である近頃は、朝、目を覚ますとまつ毛が凍りついていて目が開かないとか、うっかり冷水に触ろうものならその手は二度と動かなくなるとか言われている程寒いので、レインが布団も無しに夜を越せたのは奇跡だろう。夜が更ける前(日が落ちるという基準。碧は夜が短いので22時頃)に寝落ちしたお陰でまだ暖炉に火がついていたのが大きかった。但し、まつ毛は凍っていたが。


 レインは、「14歳で凍り漬けになって死ぬのは嫌だ……」と、まつ毛を解凍することを目的に洗面所に行こうとするが、目が見えず苦戦する。


 具体的には、寝室でクローゼットの扉を開けてその中に突っ込むという某クローゼットから異世界に飛ぶファンタジー映画の再現のようなことをしたり、うっかり暖炉に突っ込みそう(実際、爪先がちょっと入った)になって慌てて回避したら今度は本棚に倒れ込み、手を伸ばして体を支えようとしたらまだ手に持っていた“原初六神伝承”を元の場所に戻すという神業を成し遂げたりした。


 結局、他にもバッタンバッタンしたせいか途中から目を開いていたため、寒いので顔を洗いに行くのはやめた。そこで、ドタドタとうるさいのに中々出てこないレインを訝しんで再び声がかかる。


「起きてんだろー?早く出てこい」

「今いくよ!」


 レインは急いでクローゼットの横に掛けてあったコートを手にとって羽織る。ティリと呼ばれるシカのような見た目の動物の皮で作ってあり、更に綿を仕込んでいるため、とても暖かい。


 同じハンガーに適当に掛けたのか、申し訳程度に引っかかっていた短いマフラーも無いよりはマシということで首に巻いた。


 元々二重にして履いていた靴下の上から、更にもう二枚ずつ靴下を追加する。昨日家に帰って来た時に放り投げたままベッドの上に置いてあったの本革製の手袋もはめた。


 これらの装備により、レインは、遠くから見たらクマにしか見えない格好になる。身につけているものはほとんどティリの皮製なのに。


 ちなみに、この村の家は、一軒につき、リビング兼寝室兼キッチンと、トイレと風呂が一緒になっている部屋しかない。その分広いのだが、レインは5歳の頃から一人暮らしをしているため、ヒュウウとSEが流れそうなくらい物悲しい。


 一人暮らしの筈なのに怒鳴り声の主が扉を叩いた時に既に寝室の前にいて、まるで同棲しているような描写になってしまうのはそのせいだった。


 そして、それは玄関も同じこと。


 隙間風が絶えず吹き込んでくる木製の扉をクマ化したレインは睨んだ。ここを開けたら、豪雪地帯であるこの村の恐るべき北風が吹き荒れ、レインに襲い掛かると知っているからである。


 寒さで感覚の無くなりかけた足をブーツに突っ込めば準備OK。しかし、ブーツを履いてしまえば外に出なければならないので……と言いたいが、寒すぎて実は既に玄関でブーツを履いていた為、完全形態のクマ(ブーツもティリの皮)となっているレインは、


「あ、埃が!」


 と叫んで扉を開けるのを回避(苦しい)した。当然、「いい加減にしろ」とのお言葉があった為、レインは渋々扉を開けた。


「ったく……お前は毎度毎度それをやらんと気がすまんのか」


 そこに立っていたのは、レインと同じクマ完全形態の格好をした……クマだった。一応人間なのだが、寒さに負けて、髭を伸ばすことにより、暖かさを手に入れようとしたら肌が一部も見えなくなってしまったのだ。それは、他の体毛についても同じことである。


 ……そして、レインの実の父親だった。


 レインが産まれた時に泣き喚いて人間バケツリレーをした男でもある。まだその頃は人間と分かる見た目をしていたのだが……。


 この男(以下親父)がクマになったもう一つの理由として、レインを産んだ数日後に亡くなった母親に変わって男手ひとつでレインを育てていた結果、自分の見た目を気にする余裕も無くなってしまったというのもある。


 そのことに感謝しつつも、だからってそんなに髭を伸ばすことも無いだろとレインが遠い目をしていると、


「おい、どうした?」

「いや、別に。ちょっと時間の残酷さと髭の残酷さに想いを馳せていただけだ。……ところで、こんな朝早くから何の用?」


 まだ日はそれ程高く登っていないので、恐らく午前五時くらいだろう。レインとしては、寝過ぎた感はあったので、これくらい早くても問題無いが、普通朝の五時に起こすというのは無いだろう。そう思い、髭のことを言われた親父が文句を言って来ようとするのを遮って、当然の疑問を親父にぶつけたのだ。


「そうだった。お前が起きるのが遅かったせいで奴等がいちゃもんをつけてくるだろうが……緊急集会だ」

「……は?」


 ここ、[カルラの村]における最高決定機関、“集会”。


 普段は定期的に行われるもので、約六十万という大都市級の人口を誇るカルラの村を更に五つの部族に分けたときの、部族ごとの長である次長老達が集まり、村の方針を決めるというものだ。


 それなのにレインが寝ていたのは次回の集会まであと6日ある筈だからである。しかし、今回は特例の緊急集会。余程のことでも無い限り開かれないので、レインは顔に緊張を浮かべた。


 レインが集会に呼ばれるのは当然次長老だからである。レインは14歳だが、前世の引きこもり兼オタクの経験を活かしたら、思ったより上手くいって、当時5歳の時に次長老に任命されたのだ。


 例えば、レインが着ている綿を仕込んだコート。これは、綿の花があるにも関わらず、梱包材として使っているだけだったものを「こいつら、何でこれを服に取り入れないんだ?」と、適当に作ったものである。


 元々裁縫とかは好きだったのもあり、原始人的な暮らしをしていたこの村では大きな発明になったのだ。「プチプチを服にすると言われたら、は?ってなるだろうな」と、思い直したが。それと、村の外では普通に綿の服が存在したというのもある。


 他にも一応村の経済、評判共に大きく貢献したこともあるが、それは、レインからしてみれば厨二魂を垂れ流した結果だったりして、「異世界知識無双なんて一般人がまともに出来る訳ねぇだろ!」と、最近はただのニートと化している。


 それでも、一応は次長老のレインが会議に参加しないなどあってはならないと思い、レインは慌てて駆け出した。


  ◆◆◆◆◆


「遅いぞ。会議開始予定時刻から既に二分も過ぎておる」


 集会のメンバーの一人が、勢いよく扉を開けた者が誰か認識すると、レインに向かっていきなり苦情を言って来た。他のメンバーも、始めは一瞬訝しそうな表情をしたものの、直ぐに意地の悪そうな顔になってレインを睨んでくる。


 次長老は部族ごとにそれぞれ考え方が違うせいか殆どの次長老同士は仲が悪い。しかし、今回はみんながみんなレインに苦情を言ってきた者に賛同しているようだ。


 次長老の中でも、若年者のレインが気に入らないのと、今までレインが挙げた功績が妬ましいからレインに矛先が向くといつもこうなるのだが。


 レインにしてみても、自意識過剰で威張り散らす以外は特に何もしない、性格の悪い次長老達が気に入らないのでお互い様ではある。レインが唯一尊敬しているのは父親であり次長老達のリーダーである親父だけだ。


 だからレインは、次長老の輪の中に入ろうとはせず、立ち止まって苦情を言って来た人物を睨み、反論した。


「元々、この会議は緊急で、開始予定時刻など存在していない筈だが?」

「人に迷惑をかけたことを謝りもせず言い訳か。ハッ、これだからガキは……」

「話題を擦り変えるな、クソジジイ。てめえらが大体人数が揃ったところで、俺らが来ると予想した時間を開始予定時刻と勝手に決めただけだろうが」


 図星だった。


 実際、レインがまだ寝ている頃、「後10分もすれば来るだろう」「10分で来られるか?あの贔屓されてワシらと同じ次長老に成り上がっただけの小僧が」「ハッ、無理だろうな」などという会話がなされていたのだ。


 まさか当てられるとは思っていなかったのか、最初に苦情を言ってきた次長老が激昂して立ち上がると、周りの次長老達もレインを弾糾し始める。


 すると、いつの間にか上座に着いていた親父が、胡座をかいたまま拳を長机に叩きつけ、


「ええい、静まれい、この馬鹿どもがぁぁああッッ!!!」

「「「……!」」」


 次の瞬間、空間が震えた。


 親父が怒鳴ったのだ。唯一絶対の最高権力者である親父には、流石の次長老達(レインを除く)も逆らえないのか、黙り込んだ。ちなみに、レインは「親父の口調なんていつもこんな感じじゃん?」と思っている為、特に態度は変わらない。


「……座れ」


 そのまま、ドスを効かせた声で熱が入ってきた何人かの長老達に命令を出して座らせる姿はまるでギャングのボス。しかし、小物ヤンキー魂がこびり付いた次長老達を従わせるには有効な手なのだろう。普段だったらこの後も脅しがあるのだが、開始予定時刻が無いからとはいえ、みんなを待たせたことには変わりはないと思っている親父は、今回は何もしなかった。


 ただ、次長老達の態度にも思うところがあるのか、レインに「遅れたことを謝れ」とは言わなかった。レインはそのことに満足したのか、「へいへい」と適当に返事をしながら自分の席に着いた。


 それを確認すると、親父は規則通りに会議開始宣言をした。


「では、緊急集会を開いた者は?」

「ワシだ」


 親父が周りを見渡すと、偉そうに答えを返したのは先程のクレーマーの次長老だ。


 この次長老の治める部族は、横暴な取り締まりや、年貢の取り立てなどに喘いでおり、度々部族から親父に苦情が来ている。性格も最悪だし、政策も最悪とは救いようもないやつだなとレインは思っていた。


 しかし、この次長老は危険への勘は非常に鋭く、今回の緊急集会は余程重大なのだろうと思っている者が多かった。


「……クライマーか。議題は?」


 親父もそう思っているのか、立ち上がったクレーマー、じゃない、クライマーにピクッと眉をひそめて緊張を見せる。それは、今までレインを睨んでいた次長老達も同じで、まず村のことを考える姿勢にレインは感心した。ちなみに(ちなみにが多くてすみません)、レインの中では重大事項=ロクでもないこと=仕事に追われる=めんどくせぇ。という方程式が出来上がっているため、あまり乗り気ではない。


 で、案の定レイン風に言うところのロクでもないことだった。


「村の前に倒れていた、この子供をどうするかということだ」



 連れて来られたのは10歳くらいの少女だった。


 泥に汚れた服はボロボロ、同じく汚れたセミロングの金髪は、いつからクライマーに捕らえられていたのか、全く手入れがされていない所為で輝きを失っている。しかし、


「……へぇ」


 レインは感嘆の声を漏らした。

 幼いながらも整った顔つきだというのもあるが、何より彼女の目に惹きつけられたのだ。


 意地の悪いジジイに囲まれ、しかも今は簀巻きにされているというのに、少女の、まるで深淵のように深く、闇のように黒い瞳は爛々と輝いていたからである。


 ただ、問題があった。それは……


「おい、クレーマー」

「クライマーだ」


 レインがクレーマー……クライマーを呼ぶ。

 クライマーは苛立ちを見せるが、それは状況のイレギュラー具合に対してに違いない。


「ーー何でコイツは、“引き寄せる魔力”を持っている?」


 “引き寄せる魔力”。それは、原初六神伝承にもあった、六つの世界を、表側の[聖界][天界][生界]と、裏側の[冥界][地界][死界]で大きく二つに分けたとき、裏側に住む者の多くが有する魔力の特徴のことである。


 現在、レイン達ヒト族やケモミミの獣人族やティリなどの純動物が住んでいるのは、神々が取り合ったという[神界]だ。どうやらどの神もこの地を手に入れることが出来なかったらしく、ほとんどの世界が、神界の結界(地球の大気圏のようなもの)に弾き出されている。


 今、神界に具現化しているのは、生界と地界のみで、その内、地界の民は魔力を有していない者が多いことで有名だ。そして、稀に魔力を持った者が産まれてくるが、ゴツゴツした鉱石のようなものを纏っている種族に限定されるのだ。


 しかし、今ここにいる少女は、裏側の魔力特性を持っていながら、見た目はヒト族。地界の民では無いのに、生界の民でも無い。


「この子供は、裏の別世界から来たのだとワシは思っておる」


 クライマーの言葉に、この少女がいかに怪しいかを悟った次長老達が緊張を見せる。


「おい、クリーム」

「クライマーだと言っておろう!で、何だ小僧」


 またもや名前を間違えられたクライマー。イラっとした表情を見せる。


「ちょっと、その簀巻き少女の話を聞きたいんだけど?」

「ふむ……。よし、その猿履を外してやれ!」


 一瞬、レインの言葉に考え込むが、自分も気になるのでクライマーは頷いた。パンパンっとクライマーが手を叩くと、少女を連れて来た男がやって来て、少女に噛ませてあった猿履を外す。すると……


「ぷはっ」


 可愛らしく息継ぎした。


(…………なんか、緊張感ねぇな。この子……)


 息がしやすくなったぜばかりに開放感に満ちた顔をしている少女(簀巻き)に、レインは脱力する。10歳の割に肝が座っているらしい。レインは、異世界人はみんなこうなのか?と一瞬思ったが、自分も元々は異世界人だと思い出してなんか悲しくなった。


「お、おい。聞きたいことがあったのではないか?」


 クライマーは、何故か一人で百面相をしているレインに戦慄しつつも声をかける。


「あ、うん。それね。うーん、取り敢えず、君、何処に住んでるの?」

「「「「「怪しっ!!!」」」」」

「?」


 遠い目をして、「俺は簀巻きじゃなかったし」とかいっていたレインは、よく考えずに少女に質問してしまう。


 結果、ショッピングセンターで迷子になっている女の子に気持ち悪い笑みを浮かべながら話しかけているおっさんみたいな台詞が飛び出した。そして、現役のおっさん達からツッコミを受けた。


 レインに話しかけられた少女自身は可愛らしく首を傾げているのだが、レインは自分でもさっきの台詞はないわ〜と思ったため、この少女に変な印象を与えていたら聞きたいことも聞けなくなるかもしれない、と深く反省する。


「えーっと、うん。ちょっと聞き方が悪かったかな。君、自分が住んでいたところ、分かる?」

「……ヒモート」


 今度はしっかり聞けた!と自画自賛するレイン。他の次長老も、「まぁ、さっきよりはマシか」と頷いている。しかし、クライマーは少し考え込んで、親父に向き直った。


「ヒモートか。確か、東の方に現れた孤島だったか?」

「ああ。別名極東だ」

(……ヒモート……ヒモト……ヒノモト……日ノ本……ニホン……日本!?この世界に日本!?)


 レインは、少女が告げた地名で言葉遊びに興じていたところ(自分で話を聞きたいと言ったが、住んでいたところを聞き出せたので満足した)、何故かとんでもないに考えになってしまった。


 実際は、日本とは何の関係もない東の端に現れただけの無人島で、その周りには何もないということなので、結局、ただの空騒ぎに過ぎないが。


 しかし、レインは、そのことを自覚しながらも、この少女が此処にいる理由と、更に世界規模の問題にも直結するような一つの考えに辿り着く。


 レインは、最適な言葉を選びながら、挙手して口を開き、


「なあ、もしかして、世界融合って現象、存在してたりする?」














ついにやりました。間に合わせましたよ!

えー、なんとか投稿を間に合わせてテンションが高い苗村つめはです。

インフルエンザのお陰で暇ができ、四六時中執筆していたら割と早く書けました。前回の投稿からまだ一週間経ってませんよ!


とは言え、ただ間に合っただけ。恐らく次回からはまた不定期更新になります。


えーっと、今回も読んで下さり、ありがとうございます。ついにメインヒロインを登場させることができました(まだ4話)。色々とこの世界の謎もチラつかせつつ、美少女ヒロインの登場に作者は興奮しております。レイン君の過去は……作中で明かされるかも知れません。

前回のあとがきで、レイン君は多分起きますと言ったので、恐らく今回のサブタイトルは、『4. 記憶を巡る旅(3)』となるのではないかと思った方が多かったのではないかと思います。

しかし、そろそろメインヒロイン出るかなと思うと、元引きこもりの14年間って、メインヒロインに比べたら価値ないわ!と思ってしまったため、そのうち……という形になりました。

それなのに、思ったより長引いてしまったので、思わせぶりな台詞を残して終わってしまいました。そのせいでヒロインが「ぷはっ」と「?」と「……ヒモート」しか喋らないという悲劇が起きました。次回はもっと喋らせたいっ(切実)!


取り敢えず、今回はここでお開きにしたいと思います。誤字脱字等教えてくださると嬉しいです。


次回、また皆さまとお会い出来ることを祈っております。

締めは、いつもとは違う形で、投稿日が12/24日なので、Merry X'mas!

良いクリスマスをお過ごし下さい。


インフルエンザで家族に隔離され、一人寂しいクリスマスを迎えそうな苗村つめはより

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