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色シリーズ

嘘つきの赤

作者: たぬぽん

情熱的で妖艶な赤

赤ー。

鮮やかな赤、明るい赤、暗い赤、

様々な赤があってそれぞれ意味がある。

だけど私が共にあるのはー


<嘘つきの赤>


真っ赤なネイルに、ワインレッドのドレス

自慢の黒く長い髪を整えて、

一番最後に自分を見つめながら、

少し大人しい赤いルージュをひく。


ねぇ、これが私、今日もキレイね。


鏡の私に語りかけて外へでる。

真っ暗な街の中、私のそれに群がる人々に

私はその度嘘をつく。


好きよ、愛してるわ、ずっとそばにいるわー


この身が満たされることはないけれど

それは私を嘘つきにしていく。


それでも辞めるわけでもなく今日も身に纏い呟くのは嘘。

最高に妖艶に、艶かしく口からでていく。


ねぇ、愛しているわー


みたされることもない嘘を

同じそれを纏う満月が嘲笑う。


あぁ、お前はいつでも欠けている

私のように満ちることは永遠にないのだと、、、


赤は良く情熱的で明るいイメージだと思うけど、

黒のなかにある赤は妖艶なイメージがあるんです。

私の中の話しなんですけどね。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] >>赤ー。 私見ですが、『赤ー。』とするより、 『赤――。』とした方が良いかと。 声に出すと、 赤ー。 → あかー(あかあ)。 赤――。 → あか。 です。 他の点も同様。…
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