軍事顧問団
手野武装警備は、戦前を中心に、軍事顧問団として人員を派遣していた。
特に海軍のような海上戦力力についての顧問を行うこととなっている。
そこで河川海軍や発展途上国の海軍の設立時に招聘され、様々なアドバイスを行って、契約期間が終わると原隊に戻るということをしていた。
元々は単純に手野武装社と相手国の契約によるものであり、日本政府は関係がないという体裁をとっていた。
しかし今は日本政府からの要請によって行うことのほうが多くなっている。
一応は武装警備業を専業に行うための会社ということになっているためであり、政府の管轄に置かれているということなのだろう。
政府本心では、敵対国家に対しても軍事顧問団を派遣することは、国益を損することにつながるためだと考えている。
手野武装警備の上層部はそう判断しているようだ。