またよびだされるんだろうな
農村都市・・・・・
広大な畑と綺麗な水・・・・・
木の家・・・・・
実り豊かな山・・・・・
其の居住地の・・・・・
中央にドンと存在する・・・・・
透明で中が見えない四角の建造物が・・・・
中には美しき和風建築の家・・・・・
其の庭園に安堵した男女はおくられ・・・・
キョトンと見つめる・・・・
「あのな」
金の髪をポニテに・・・・
黒いファー付ジャンバー・・・・
白いシャツ短パン・・・・
白い肌は溌剌と輝き・・・・・
緑の瞳はにごり・・・・
大柄の農村姿の男と話している・・・・
大柄の男は自信をみなぎらせ・・・・
「あんな奴じゃなく」
「俺を選べよ」
「でさ此処を奪って」
「兵装さえあればあんな地味野郎すぐに」
「ぶちのめせる」
金髪のボス女は目に見える威圧を・・・・
「いいかげんに・・・」
大柄男は気にせず・・・・
安堵男女はびくびくと・・・
其の時声が・・・・・
「僕シャディアについてきて」
青い髪はポニテ・・・・・
快活に心安らげる笑顔浮かべ・・・・・
澄んだ青い瞳は吸い込まれるよう・・・・
白い活発な姿で・・・・
白い肌抜けるように白い・・・・
「ミカン忙しい様だから僕が」
金髪の女ボスに声をかけ・・・
男女を再び安堵させ・・・・・
連れて行く・・・・・
「はあ」
ミカンは天を仰ぎ・・・・・
別の大柄の男が現れ・・・・・
「おいてめー」
肩に手を置き・・・・
ミカンと話していた男は・・・・
手を払いのけ・・・・
「なんだ!」
二人は炎を拳纏わせ・・・・・
殴り合う・・・・・
「いい加減にしやがれ」
とはいえ手を出す訳にもいかず・・・・
イラつき歩き去る・・・・・
「またよびだされるんだろうな」
ポツリと・・・・・
お読み頂き有難う御座います。