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マッドサイエンティスト邸宅の落とし穴 1  作者: らんすろ-
第1章 樹海研究所
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#02目覚める

#02目覚める

気持ち悪い!

胃の中身を 吐き出して咳き込む。

暫く咳き込んだ。

そして ようやく 落ち着いてきて 辺りを見回した。

目の前には 草木に覆われた ラボのドーム、

後ろには 地面から突き出た 円筒状のガラスケース、

扉があいて 中の液体が 地面に吸い込まれていた。

自分の装備を 触ってみる。

頭から 迷彩柄の戦闘帽、戦闘服、防弾チョッキ、

爪先に鉄の入った安全ブーツ、

腰のベルトには アーミーナイフと拳銃の弾丸12発、背中には小銃を背負い、

服の中のホルスターに 拳銃と赤外線暗視スコープが 装着されている。

全て 液体まみれでさむい。

とりあえず すべて脱いで 乾かすことにした。

空を見上げると 草木の隙間から日が差し明るい。

落ち着いてくると 眠気が襲ってくる。

目を開けていられなくなり 意識を手放した。


獣の咆哮で 目が覚める。

何も見えない、真っ暗だ!

手探りで 装備を探し暗視スコープを取り出して着ける。

すべて装着して 咆哮の聞こえた方へと慎重に進む。

"イタッ"

手袋のおかげで刺さらなかったが、それは ボロボロに錆びた有刺鉄線だった。

工作員が処理して纏めてあったところに来たようだ。


 

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