少年の日常
どうも!しゆらです!
今回、はじめて書かさせていただきます。
至らぬ点多々あると思いますが、是非温かい目で見てくれるとありがたいです。
作者もなにをどうするかまだ全然考えてないです。
一緒にワクワクしましょう!!
「おいお前。目障りだから消えろよ。」
1人目のいじめっ子はそう言いながら少年を蹴飛ばした。
痛い。
「そうだそうだ。いつも鬱陶しいんだよな。見るだけで不愉快だわ。マジで。」
2人目のいじめっ子はその倒れた少年の顔に蹴りを入れた。
クソ痛い。。
「ギャハハ!それ言えてる!ww」
3人目のいじめっ子は笑いながら少年の頰をビンタした。
苦しい…。
少年は分かっている。どうせだれも助けてくれないと。それを裏付けるように実際クラスメイトは教室の隅から俺を嘲笑うように見ている。
それでも少年は叩かれた頰を抑えながら必死に声を振り絞った。
「痛いからやめてよ…」
必死に振り絞った声。しかし、今日もだれの心にも届くことはなかった。
〜〜 キーンコーンカーンカーン〜〜
やっと終わった。今日も乗り越えた。でも辛いな、、
学校全然楽しくないな。また明日もされるのかな。もういっそのこと死んじゃった方が楽なのかな…
少年はそんな事を思いながら一人、学校の帰り道を歩いていた。これが少年の日常なのだ。はじめの頃はもちろん抵抗もしたし、親に相談したり、先生にいったり、友達に助けを求めたりもした。だけどだれも少年を救おうとしなかった。
少年は家の前の道路に差し掛かった。その時ちょうど車が来ていることも知らずに。
「あぶない!!!」
ん?なんだ?
声がする方を見てみると通行人がなにかを言っている。その時の僕はまともに頭も回転していなくて何を言っているわからなかった。
でも自分でよくわからないが何故だか僕は通行人から目を離し右を見た。するとそこにはトラックが迫っていた。そう居眠り運転中のトラックが。
(あれ…僕、死ぬんじゃないかな。)
この時僕は瞬時に自分の死を悟った。僕は逃げるために必死に足を動かそうとした。だが動かない。
(あー。これが腰が抜けるってやつなのか。もう僕の人生は終わりかな。)
そう思った次の瞬間には僕は地面にうつ伏せの状態になっていた。悔しかった。何もできずに終わることが。どんどん意識が朦朧としてきた…。さっきの通行人が何か話しかけている。優しいな。こんな僕を助けようとしてくれて、、ありがとうございます。
どうせ命をもらったのならもっと良い人生を歩みたかったな〜…もっと愛してもらいたかったな〜…
「もっと…生きたかったなぁ〜…。。。」
その言葉とともに少年は命を枯らした。
主人公の名前
<一ノ宮 龍>