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君への旅  作者: Ykiki
10/10

Ninth TRIP

久しぶり。元気にしてた?

          

         

僕は今日大きな湖を船で渡ったんだ。

湖って言っても、日本のソレとは比べ物にならないくらい大きいんだ。

天気も良くて、波も穏やかで気持ちが良かった。

          

船のエンジンがゴゥンゴゥンうなって、

そんな船に乗っていると、まるで波が固いからって、砕いて進んでいるみたいだった。

力強く進むちょっと古い船は懐かしくて、頼もしかったよ。

           

            

その船の船長は、この湖に住んでいるとても大きな魚を追っているんだ。

彼はまだ小さいころに、友達と遊んでてその魚を見たらしいんだけど、その時からいつかその魚を釣りたいと思っていたんだって。

          

古い船だから、そんなに大きな魚釣れるかどうかわかんないって言いながら豪快に笑う彼は、とても素敵だった。

そんな彼の船だから、ますます頼もしく思えちゃったよ。

             

          

僕の船はどうかな、手漕ぎボートかもね。

波に負けないくらいのなら良いんだけど。

         

         

君はどう思っているかな、なんて少し不安だな。



それじゃあ、また書くよ。

           

           

           

           

            

               

              

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