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序章~災禍のはじまり~

初の投稿となりますので何卒ご容赦くださいませm(__)m

序章は設定が主になってしまいましたので、飽きずに見ていただければこれ幸いです。

西暦2018年

東大教授である玄葉九郎博士によってウランなどの放射性原子をとりこみ、別分子として空気中に放出する分子レベルの大きさの新物質『玄葉結晶』を開発。未処理だった世界中の放射性物質を処理。さらに、この玄葉結晶は高レベルのエネルギーを有しており、原子力発電に変わり新たな電力元として活躍した。この魔法の如き性質から『魔導発電』、『魔導エネルギー』と呼ばれるようになった。






西暦2020年

理化学研究所の久保方リーダー以下5名が万能細胞『STEP2』の開発に成功。失った臓器や手足を戻すだけでなく、胎児に投与することで、【知能指数が極めて高くなる】【生まれついての脳の障害が無くなる】【身体成長が早まる】などの症例も確認できた。その万能性から、人々からは旧約聖書においての知識の実と例えられ『エデン』細胞と呼ばれた。

西暦2040年

エデン細胞を投与された全世界の少年少女達、実に5億人。特に少子化が深刻化していた日本、子供の死亡率の高かったアフリカにおいて、総人口の20%がその割合を占めていた。子供達は成長するにつれ、学問やスポーツ、芸術において目まぐるしい成果を遂げ、エデン細胞は天才児を生み出す医療ビジネスとしての形を形成し、既に十分成長を遂げた子供のいる家庭や、能力向上のために投与済みの子供の治療を求める親達に高値で提供されていった。

エデン細胞を投与されていない子供達は次第にいじめにあうようになり、劣性人種と蔑まれるようになった。自体を深刻に見た政府はエデン細胞が投与された世代を

第一世代覚醒型人種『ミュータント』

と呼称した。これにより教育委員会はミュータントとそうでない子供達との教育体制を分離し、差別化を防いだ。

理化学研究所は国際科学推進機構『U.C』(unitedCHEMISTRY)へと変わり、久保方春子研究長が理事長に就任した。

西暦2060年

U.Cアメリカ支部、アーノルド=ゴドウィン博士によって

『STEP3』が開発された。さらに、この細胞を投与した子供達の脳の一部に新たな組織が形成されているのを発見した。この脳細胞組織は空気中の玄葉結晶が体内に取り込まれた際、脳全体を活性化させ、発火能力(パイロキネシス)念導力(サイコキネシス)などの超能力を引き起こすトリガーのような役割をしていることが判明した。犯罪などに悪用されるのではないかとの声がミュータントや一般の親達から一部挙がったが、エデン細胞をもはるかに上回る性能、そして多様性から『新エデン細胞』として、再び次の世代の子供達に投与された。この超能力は玄葉結晶を元にしていることから『魔法』と伝えられていく。そして、新脳組織を

『元脳』、新エデン細胞投与世代を第二世代、

『ネオ・ミュータント』と認知された。


西暦2075年

エデン細胞を頑なに拒否していた中国政府が独自に『STEP4』を開発。既に需要に対し生産が追いついていなかった新エデン細胞に変わり、急遽U.Cの許可なく民間医療現場で導入された。

なぜならこの時、魔法が使用可能なネオ・ミュータント、及び新エデン細胞を追加投与したミュータントは日本人口の約70%、世界では

60%を占めていた。魔法教育導入のため、政府はエデン細胞の投与を義務化した。しかし、エデン細胞は一般人に対して使用する際、手術回数が多いため医療費が非常に高かった。ミュータントと一般人では所得額に4倍以上差があったため、ミュータントになれない一般人はやがて劣性人種(スラブ)と呼ばれた。中国の技術を受け入れたのは金のないスラブが安く治療を受けられるためである。ミュータントからは侮蔑と嘲笑を込めてこの細胞を

『ノンエデン・ウイルス』と呼んだ。

翌年、この名は正式となる…


西暦2076年

日本でノンエデンウイルスを投与した胎児を含めスラム1200万人、全員が死亡した。さらに、より高いスペックを求めたミュータント50万人も意識不明の重体となった。普及が進んでしまっていた中国政府は一部の政治家を除いて国民すべてが死亡。中国領土は安全のため永久的に封鎖することを決め、地図から姿を消した。

同年8月

未処理の死体が腐敗しつつも突如異形化。肥大した頭や手足をもつ個体が次々と動きだし人を喰らいはじめる。U.Cの調査により、ノンエデンウイルスは生命体のコントロールを奪い、成長し続ける病原体であることが判明した。被害が予想される日本、ロシアは日露緊急安全保障条約を、被害が一切なく感染者のいないアメリカは国連加盟国すべてに対し、恒久戦略支援条項を締結した。

自衛隊戦略の投入により、自体は終息するかに思われた…

同年10月

襲われたミュータントがウイルスに感染、魔法を使う上位個体により消耗戦を強いられる。国連は魔導技術、及び生き残っているミュータントの魔法を用いての敵の殲滅計画、ミルトン計画を立案。日本をその拠点とし、北海道全域をミュータント居住区、及び魔法戦力基地として本州とは別の日本内限定特別国家『アヴァロニア』を建国。王政の名のもと魔法の粋を結集した。

首都東京では比較的被害の少なかった他の関東圏とそれ以外とを切り離し、スラブ居住者を含んだ魔法教育機関、及び魔導戦力基地を主な設備とし大関東圏『ノアーズ』を建国。

感染者(パラサイト)達の他地域への封じ込めにより日本は暫しの平穏を手にいれた…はずだった…

同年12月

アラスカより侵入した中国性パラサイトによってアメリカ、中国の封じ込めが破られたロシア両政府が陥落。核攻撃失敗により大量の玄葉結晶が発現。それが災いし、パラサイト達はさらに進化を続けた。

(アメリカ陥落に伴い、西暦を廃止。以降末法と暦を変える。)

同月24日

アフリカ陥落。ついに飛行能力と浸水能力をもったパラサイトが出現。日本国内での行ききが不可能となる。

『ロスト・クリスマス』

末法元年

イギリスを除くヨーロッパ政府が陥落。パラサイト達が自治コミュニティーを形成していることが発覚。

日本政府は警戒レベルを6【人類滅亡】に引き上げ、世界救済国制度導入を提案。日本とイギリス、そしてオーストラリアを筆頭とし、ミルトン計画改め、人類救済計画『方舟』を開始。



―始まりの書第一部 完― 甲談社



「ふぅ…」

そっと本を閉じ、彼女は任務の地へと向かう。

末法27年、運命が動き出す…


目を通して頂きありがとうございました!

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