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賢者フィロフィーと気苦労の絶えない悪魔之書  作者: 芍薬甘草
プロローグ セイレン領の狂騒少女
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第六話 悪夢みる少女

「うー、さすがに夜は冷えますわね」

『俺には寒暖はわからないけど、いくらご主人が北国育ちでも風邪引くぞ?』


 フィロフィーは上着を羽織って部屋を出て、夜の庭を歩いていた。

 キイエロ王国の南部はとっくに春を迎えているが、最北端のセイレン領ではまだ冬に降りつもった雪が溶けることなく残っている。セイレン家の庭も例外ではなく、フィロフィーは雪を軋ませながら歩いていた。

 彼女の目指す先は庭の端にある雪の塊で、その中には昨日スミルスが仕留めてきたホワイトフォックスの死体が保存されている。

 庭に入り込んだユキウサギに雪を食べられないよう、そこだけ布がかぶせてあった。


 庭を歩くフィロフィーの姿は異様だ。両手には台所から持ってきた片手鍋と包丁が握られ、そして部屋にあったウサギの人形が紐で背中に縛り付けられている。

 そのウサギの人形の中には悪魔之書グリモが埋め込まれている。グリモをそのまま手に持って外に出るのは危ういと思い、フィロフィーはカモフラージュとして母のウサギ人形の中に隠すことにした。


 フィロフィーはそれを、我ながら良い案だと思っていた。母の形見を大切に持ち歩いても不思議ではないし、誰かに盗まれる様な金銭的価値のある宝ではない。そしてうっかり人前で話しかけてしまったとしても、その相手が人形ならば誤魔化せる。

 そのためこれ以降グリモは人形の中に埋め込まれ続ける事になるのだが、グリモ本人はまだその事実に気づいていなかった。


 さすがのセイレン領も最近は気温が上がってきたが、雪は溶けたり固まったりを繰り返し、かえって硬い氷になっていた。フィロフィーは被せてあった布を取り払い、鍋をスコップがわりにして雪をザリザリと削るように掘っていく。


「うゆぅ、手がかじかんできましたわ」

『がんばれご主人! 夢の魔導士まであと少しだぞ』

「だといいのですけれど。狐の魔力で使える魔法があるでしょうか……」


 グリモと会話しながらも、フィロフィーは休むことなく雪を削る。

 格闘する事数分、ようやく狐の肉の一部が見え始めていた。


 

 *   *   *   *   *



「食べられますわ!?」


(……いったい何を食べてんだあいつは?)


 タイアは隣の部屋の幼馴染の奇声によって、眠りに落ちる瞬間を妨害された。

 うっすらと目を開けて、フィロフィーの叫び声の意味を考える。食べ忘れていたお菓子でも発見して囓ってみたのだろうか?

 ありそうで嫌だ。


 目が覚めてしまったタイアは、そのままフィロフィーについて思いにふける。


 最近、フィロフィーの様子がおかしい。

 本気で魔導士を目指していたフィロフィーに落ち込むなとは言わないつもりでいたが、むしろ元気過ぎる気がするのだ。布団に潜ってブツブツ独り言を言っていたかと思えば急に笑い出す。外に誘ってもついて来ないが、食事の時は楽しそうに笑ってしっかりと食べている。

 昨日は魔物辞典を持ち出して来て食い入る様に読みふけっていたし、今日は欲しがっていた魔石を触ろうともしなかった。


(魔力が無いと言われたショックでいよいよおかしくなっちゃったかなぁ)


 まぁ元々おかしな奴だけど、と最後に付け加えた。


 タイアはベッドにあった人形を抱きしめる。それはフィロフィーの母セルフィーが病床の中で作ってくれたもので、フィロフィーがウサギ、タイアがキツネを模した人形をそれぞれ貰った。タイアはそれを抱きしめながら、再び眠りにつこうとする。

 そうして再び微睡まどろんできたタイアの耳に、今度は屋敷の外からザリザリという不審な音が聞こえてきた。


 それは硬くなった雪を削る時の音。

 季節は間も無く春を迎えようというところだが、夜はまだ寒く外に出て作業をする村人はいない。

 タイアの部屋からは音源は見えないが、屋敷のすぐ近くから聞こえてくる音だ。ユキウサギが雪をむ音にしては音量が大きい。


(まさかあたしを殺しに来た暗殺者……がこんな音出すわけないか。盗賊が魔石を盗みに来た……も、ないな。

 ――まあ、犯人はフィーだろうけど)


 妙な音を聴いただけでフィロフィーと結びつけるくらいには、タイアは幼馴染を理解していた。


 一応不審者の可能性も考えて、タイアは剣を持って部屋を出る。

 タイアの部屋は二階のフィロフィーの部屋の隣にある。階段を降りる前にフィロフィーの部屋を覗いていくが、案の定フィロフィーの姿はない。

 タイアは溜息をついて階段を降りはじめた。


 フィロフィーの奇行は昨日今日に始まったことでもないが、今回は放っておくと明日の朝冷たくなって発見されるかもしれない。それは姉妹同然に育った相手の最後としてはあまりにしのびないので、とりあえず家の中に連れ戻す事にした。

 外は寒く玄関から外に出て庭に回るのは嫌だったので、タイアは食堂へと向かう。セイレン家の食堂は庭につながるドアがついているからだ。有事の際にはそこから兵士が出入りできるようにと、十年前スミルスが屋敷を修理した時に付け足したらしい。


 タイアは食堂のドアを開ける。

 庭の隅に、かがんで何かゴソゴソしているフィロフィーの後姿を発見した。

 タイアはフィロフィーに声をかけようとして、振り返ったフィロフィーと目が合った。


「タイア様」


 背中にはウサギのぬいぐるみ。

 左手に血の付いた包丁。

 右手には臓物の入った片手鍋。

 足元に皮を剥がれ肉を削がれた狐の死体。

 そして口元を血で汚したフィロフィーが、タイアの名を呼びにたりと笑う。

 血で赤く染まった歯をガチガチと鳴らしながら。



 夜のポロ村に、少女の悲鳴がこだました。



 *   *   *   *   *



 その後、タイアの悲鳴を聞きつけたスミルスがほどなくして駆け付けた。

 スミルスもフィロフィーの姿を見てしばらく石化したが、それでも回復は早かった。彼がフィロフィーへの尋問は後回しにして風呂のお湯を沸かした事を、グリモは心の中で称賛した。


(やっぱり生はまずかったですわね)

『その「まずかった」ってのが人としてまずい事をしたって意味なのか、それとも味が悪かったって事なのかでご主人との付き合い方を考える必要があるな』

(塩を振って火を通すべきでしたわ。それとできれば香辛料も)

『……ああ、そうだな。火は通そうな、人として』


 そう話すグリモの言葉には、呆れよりも嘆願の念が込められていた。


(あの時は火を通したり調理したら、魔力が抜けてしまうかもと思っただけですわ)

『そんな簡単な方法で魔力が抜けるなら、人間はとっくに魔物を食ってるよ。で、体調は?』

(数切れ食べただけですから、なんとも言えませんわね)

『少なくとも、マナンプ因子の暴走はなしか』


 本来なら魔物は数口食べただけでも生死をさまようのだが、フィロフィーは予想通りなんともない。

 フィロフィーにマナンプ因子がないという事実が、あらためて証明されてしまった。


 そうやってフィロフィーとグリモはいつもの様に会話しているが、フィロフィーはいまは浴場で湯ぶねのお湯に浸かり、グリモはウサギ人形に埋め込まれたまま更衣室に置かれている。距離は数メートル離れているが、グリモの視界の届く範囲であれば壁越しでも問題なく会話ができる。

 フィロフィーは父スミルスが火の魔法で温め直した湯に浸かりながら、どうしたものかと悩んでいた。


 今はゆったりとしていられるものの、リビングにはタイアとスミルスが待ち構えている。フィロフィーには風呂から上がれば尋問が待っているため、今のうちにグリモと対策会議を開いているのだ。


 狐肉もスミルスに取り上げられて、フィロフィーは憂鬱を紛らわせようとお湯に目元までつかり、お湯をブクブクして遊びはじめていた。


(これはもうグリちゃんの事を喋る魔導書として説明した方が早いでしょうか?)

『いや、それは最終手段だろうよ。俺がスミルス達と直接話せない以上、下手するとご主人から俺を取り上げられるぞ』 

(それもそうですわね。――問題は、どこまで話して何を隠しておくかですわ)

『今後の事を考えれば、ご主人が魔物を食べても平気な事は言う必要があるだろうな。

 そうだ! さっきの狐の肉で魔石は出せるか?』

(砂粒程度のものでしたら。――あ、なるほど)


 フィロフィーはグリモの言わんとする事を察し、その案に乗る事にした。



 *   *   *   *   *



 スミルスとタイアはリビングでフィロフィーを待っていた。スミルスは魔法で暖炉に火を灯し、タイアを冷えないように火のそばに座らせる。

 タイアは何やら自己嫌悪に陥っているが、今のスミルスにタイアを慰めている余裕はなかった。


 スミルスも、自分の娘が少し変わり者である事は分かっていた。宝石やアクセサリーの類いには見向きもせず、本や図鑑、魔法の手引書などを欲しがる。幼い頃から人形遊びや玉蹴りといった子供の遊びには興味を持たず、魔法の練習と称して妙な行動ばかりしていた。

 かと言って馬鹿ではなく、興味の持てる事であれば本の内容などはほぼ読んだだけで理解してしまう。

 魔法への執着は特に異常だ。勇者の物語を読み聞かせた時は、剣で戦う美形の勇者よりも多彩な魔法を操る醜い魔王の活躍にこそ目を輝かせていた。スミルスはその時本気で娘の将来を心配したものだ。

 妻セルフィーは将来は大物になると笑っていたが。


(セルフィー、フィロフィーは大物になる前に死んでしまうかもしれない)


 スミルスは頭を振る。

 今回ばかりはフィロフィーの行動を変わっているで済ますわけにはいかなかった。

 なにしろ魔物の肉を食べようとしていたのだが、それは人間にとって自殺に等しい。


 フィロフィーの口の周りが魔物の血で汚れていたのには肝が冷えた。

 スミルスは傭兵時代、魔物の返り血をほんの少し飲み込んでしまった事があるが、飲んだ数分後には酷く気分が悪くなったのを覚えている。あの時は仲間のロアードやアキがそばにいなければ、そのまま魔物にやられて死んでいたかもしれない。


 スミルスはしばらくフィロフィーを観察していたが、平然として苦しむ様子が無いのを確認してから風呂場に押し込んだ。

 さすがのフィロフィーも、生肉を飲み込むのは躊躇われたのだろうと考えて。


 スミルスには、そしてタイアにもフィロフィーがこんなマネをした理由には見当がついている。


「きっと、魔物を食べれば魔力が手に入ると思ったんだろうな」

「……そうでしょうね」


 タイアが暖炉の火を見つめながらポツリとつぶやき、スミルスはそれに同意した。


 それは病気などで追い詰められ、怪しげな新興宗教にのめり込んでしまう心境に近い。フィロフィーが魔力が無いと言われたために、そんな危険思想たどり着いてしまうほど弱っていたとは気づかなかった。

 父親失格かもしれないが、幸いまだ手遅れにはなっていない。

 テーブルの上の鍋の中にはフィロフィーが切り分けたらしいホワイトフォックスの肉が入っている。さっさと捨ててしまいたいが、やむを得ない場合はこの魔物の血を一滴だけ舐めさせて、あの苦しみを体に覚えさせるのに使おう。最悪の事態を避ける為に。


「お待たせしましたわ」


 そんな風に決意を固めたスミルスの前に、フィロフィーがタイミングを見計らったかの様に現れた。

 フィロフィーの腕にはウサギ人形が抱えられている。さっきは人形を紐で背中に巻き付けていたことでフィロフィーの不気味さを増していたが、今は人形好きの少女にしか見えない。

 何故今日になって人形を持ち出したのかはスミルスも気になったが、他に聞くべき事が多い。きっと精神的に不安定なのだろうと考えて、人形の事は気にしない事にした。


 まさかその中にこそ全ての元凶が入っているとは思いもしない。


 フィロフィーをソファーに座らせてから、スミルスはその正面に座る。

 暖炉の前にいたタイアは無言で立ち上がり、そしてスミルスの横に座った。


「それでフィロフィー、何故こんな事を……いや、フィロフィーが何をしようとしたのか一から説明しなさい」

「はい。ホワイトフォックスの死体から、魔石を作ろうとしたのですわ」

「――は? 魔石?」

「そうですわ。わたくしは偶然、魔物の血肉から魔石を作り出す方法を発見したのです」


 スミルスは一瞬ぽかんと口を開けて、そしてタイアと顔を見合わせた。

 フィロフィーの答えはスミルス達の予想とは少しずれていたのだ。


 言っている事が本当なら世紀の大発見なのだが、ただの妄想ではないだろうか?

 仮に本当だとしても、それで何故真夜中にホワイトフォックスの肉を解体を始めるという結果にいたるのか。


「そ、それで……どうやって魔石を作るんだ?」

「まず、わたくしが食べますわ」


 続くフィロフィーの回答に、スミルスは大きく溜息をついた。


「フィロフィー、魔物を食べると死んでしまうんだ。食べる事はできないんだよ」

「それは魔力を持った人間の話で、わたくしには当てはまりませんの」

「すまん、意味がわからない」

「そもそも人間が魔物の肉を食べられない原因は、人間のもつ魔素を魔力に変える因子、マナンプ因子の暴走によるもの。わたくしにはそれが無いので、魔物を食べても平気なのですわ」


 フィロフィーの説明は理屈が通っている様にも思えるが、フィロフィーの言葉を信じる事はできない。


 現代でも魔物が食べられない理由ははっきりとは解明されていないが、魔物は何か目に見えない未知の毒素を保有しているというのが通説になっている。フィロフィーの話が本当ならばそれはそれで大発見なのだが、どうしてフィロフィーがそれを知っているのだろうか。

 やはり、フィロフィーの思い込みである可能性の方が高い。


「だめだ、危険だから魔物を食べる事は許可できない」

「もう既に食べましたけど」

「はあ!?」

「なぬ!?」


 フィロフィーの答えにスミルスだけでなく、黙っていたタイアも思わず声をあげた。

 確かにフィロフィーの口の周りは血で汚れていたが、あの時既に食べていたというのだろうか?

 ――生肉を?


「こうやって食べるのを止められると思ったから、わたくしは夜中にこっそりと取りに来たんです。それではお父様タイア様、どうぞこの手を見ていてくださいませ」


 そう言うとフィロフィーは手のひらを上にしてスミルスの前に突き出す。いつのまにかフィロフィーに主導権を握られて、生肉云々について問いただすことはできなかった。


「えーと、いでよ魔石?」


 フィロフィーが気の抜けた掛け声を出すが、その手のひらの上に変化は見られない。

 タイアがフィロフィーをじろりと睨む。


「よ、よく見てください! ほら、ここですわ!」


 そう言ってフィロフィーが指さしたところには、小さな砂粒が出現していた。


「えっと、ホワイトフォックスの肉の魔力はそれほど多いわけではないので、魔石が小さいのですわ! もっと食べさせて貰えればもっと大きくなるんですわ!」

「…………」


 スミルスとタイアがフィロフィーに疑いの目を向ける。どう考えても、その砂粒はこっそりと握っていたただの砂だとしか思えない。

 もっと大きな魔石ならば魔力を感じ取る事もできるのだが、砂粒サイズでは不可能だ。


「し、信じられないならお父様の魔石を持ってきてください!」

「いや、このサイズではたぶん見比べてもわからないんだが」

「いいから持ってきてください!」


 スミルスは渋々立ち上がり、そしてすぐに魔石を取って戻って来る。


「それをわたくしの手にのせてくださいませ」


 フィロフィーに言われるまま、砂粒が乗っている手に乗せる。

 すると魔石が消滅した。


 スミルスとタイアは再び絶句する。確かに二人の見ている前で、ホワイトフォックスの魔石がフィロフィーの手に吸収されるように消滅した。

 実は砂粒魔石も一緒に消滅しているのだが、それは気にしていない。


「うっぷ、やっぱり気持ち悪いですわね…… これはマナンプ因子は関係なく魔力の取りすぎなのでしょうけど」

「だ、大丈夫かフィロフィー?」

「あ、大丈夫ですわ。 ――そして、いでよ魔石!」


 フィロフィーはまったく必要のない掛け声とともに、その手に綺麗な球体になった魔石を出現させた。


 タイアがその魔石に恐る恐る手を伸ばす。フィロフィーは悪戯心を発揮して、タイアが魔石を掴もうとした瞬間に魔石を吸収する。

 タイアがビクンッと反応したのに満足して、そして今度は立方体に限りなく近い形にした魔石を取り出し、タイアに握らせた。


 タイアはひとしきり眺めたあと、スミルスにそれを渡す。スミルスは触った場所から魔力を感じとり、それが魔石に間違いないと確認した。


「というわけで、わたくしは魔石を自分の魔力にしたり、逆に魔力を魔石にしたりできるのですわ。ここまで見せれば、魔物を食べられる事も、そこから魔石を作れる事も信じられますわよね?」


 フィロフィーがえっへんと胸を張る。

 スミルスもタイアも驚きのあまり口を開け放ち、言葉が出ない。


「なので明日からはバンバン魔物を食べますわ。だからお父様、どうぞ魔物を集めて下さいませ」

「あ、その…… 危なくはないのか?」

「毒のある魔物でなければ大丈夫ですわ。

 ――それにわたくしが魔石をバンバンつくれば、借金だって一瞬で消えますわよ」

「っ!」


 それはスミルスにとって殺し文句だった。

 スミルスは決して欲深い男ではないが、借金返済となれば話が別だ。

 ずっとスミルスの頭を悩ませ続けた問題が、フィロフィーに魔物を与えるだけで解決できてしまう。


 その事実と魔石生成の衝撃に打ちひしがれて、スミルスはただ頷くことしかできなかった。




 そしてその衝撃の強さのせいで、何故フィロフィーが現代ではまだ解明されていない事を知っていたのか、どうして人形を背負っていたのかなどの疑問が出てこない。


 こうしてグリモの存在は隠し通されたのだった。


※現実世界で狐を食べる際は寄生虫にご注意ください

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