表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転移して最強無属性傭兵となってしまった !?転移した先は獣人だらけの世界で生活なんて俺はどうかしている  作者: 絵食いフミ
第2章 酔いどれ魔導士と師弟関係を立てるなんてどうかしている
14/22

傭兵身分証(ライセンス)

もうすぐで700PV 突破

ユニークアクセスも350人は行きそうですね

暑い中仕事終わりに書いているので大変つらいですがよろしくお願いします

「おっさん、傭兵の身分証持ってないの?てっきりやっていたから持ってると思っていたけどそもそも、傭兵身分証(ライセンス)がないとどうなるのさ?」


「お前にはまだ話していなかったが、傭兵身分証(ライセンス)があるなしでは大きな違いがある。持っていれば依頼者から直接派遣されるし、報酬もたくさん貰える。逆に持っていないとカレッツァから依頼を探して完了しても手数料を6割持ってかれるから大した暮らしができない分、怪我や死亡の補填が効かないんだ」


 傭兵身分証(ライセンス)がないとやっていけないもんなのか‥


 どうすれば傭兵身分証(ライセンス)を貰えるのかを聞くとどうやらギルド”カレッツァ”のあった真逆の方向にある傭兵専門士官学校である一定の条件をクリアすれば貰えるらしい。その一定の条件がなんなのか聞いてみないと分からないが、フリルに話を付けてから行くことにした。


「士官学校ですか?傭兵身分証(ライセンス)を取得のために頑張っているのですね。

 イズル様と後ろにいるのは?」


上魔種(ハイクラス)魔犬人(ハイコボルト)でコフィンっていうんだ。こいつも傭兵身分証(ライセンス)を取得するんだよ、それで聞きたいのがある一定の条件とはなんだ?」


 受付嬢のフリルが言うには士官学校で座学を学んでから実戦練習からの本格試験で依頼を1人またはパーティで完了すれば傭兵身分証(ライセンス)を取得できるわけである。早速向かおうとするも――

「一つだけ忠告なんですが、士官学校にいる先生方はとても変わり者なので気をつけてください。

 この世界に生きる偉人は異次元なので‥いってらっしゃいませ!」


 ギャグの一種か分からないが、士官学校には俺たちの常識をはるかに超える人じゃない獣人種がいるのか?変な奴じゃないといいけど‥


 ナレルギルド”カレッツァ”の真逆の方向に進むと見えてきたのは茶色い屋根と大きな壁時計が特徴的な士官学校であったが壁時計の数字がなぜか12までではなく10までしかなかった、これも異世界転移したナ―ロッパ大陸のあるあるなんだろうか。士官学校の前には検査場があって、勤務しているのが明らかに出不精な熊獣人であった。


「んあ?お前さんたち士官学校入学希望者かい?フリルさんから聞いているよ、なんでも特別な力を持っているって聞いたけどどんな能力なのかをおじさんに教えて貰ってもいいかな?」

「俺は気力を自由に使える無属性(ノーク)の剣士だ」

「僕は水属性(ウォル)で大型ボウガンで追尾射撃を得意とします」


 それぞれの得意属性と武器の種類について熊獣人のおじさんに話した。


「なるほどね~士官学校入学は明日になるけど今日は特別に見学してもいいよ」

 入学については明日か‥そういえば士官学校って言うけど広いよな。何の施設があるのかわからないな。見学って言われても何を見たらいいのか――


「ご主人様、士官学校のマップですがあらかじめ視覚情報(サーチマップ)から推察構築した見取り図を参考にしてくださいませ」


 そんなことも出来るようになったのか。俺の視覚から構築ってある意味怖いな…


 えーと、講義室に実技室、訓練場や図書館まであるのか。前から気にはしていたこの世界が人間と獣人が共に暮らしていたのになぜ獣人種だけになっているのかを知りえれば何かわかるかもしれないな。

 俺とコフィンは士官学校でまず図書館に行ってこの世界の歴史について調べようとした時、ふと上を見上げるコフィンを引き戻して中に入るのであった。


「‥活きのいい青二才が入ってきたのぅ。クク‥」


今日から第2章始まります

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ