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オロチ丸(仮)現る

古代龍アルキゾアスと対峙した火神とアルマゲドン。

「君さ?オロチ丸知らない?」


グウォォォォオオーーーー


「話通じないかぁ、、、古代龍だからいけると思ったのになー、、、じゃ実力行使でいこっか?俺がやろうか?それともアルマゲドンやるー?」


元々古代龍相手にタイマン勝負をする気だった。

龍種の中で最上位とされる伝説龍にだ。正直なめすぎである。

伝説龍と言われる所以は伝説級に見ないからであり、実際には古代龍と遜色ない。

しかし住民たちが伝説龍と言っている魔物は実は龍種では無いのだ。


自分がその伝説龍と呼ばれている事を知らずにのほほんと生きてきたアルマゲドン当人は何処吹く風である。


さて古代龍が咆哮をあげこちらを威嚇してくる。

アルマゲドンは「僕がやります!火神様は見ててください!」と言うもんで木の枝に飛び乗り周囲を確認することにする。


アルマゲドンが言うにはこの山にオロチ丸の生体反応があると言っていたのだ。


世界の理から外れた存在であるアルマゲドンは常識では測りきれない能力を持つ。

下手すると女神と遜色ないレベルだろう。

今回使った能力は千里眼と言うらしい。

千里眼はアルマゲドンだけの固有スキルな様で火神ですら会得することはできなかった。


古代龍アルキゾアスが翼を大きく広げ頭を上に上げる。

口を大きく開いたと思ったら口の中には滾る紫の粘着状の物が膨れ上がっている。

どうやらブレスを吐こうとしているようだ。

俺は念の為結界を張る。熱や冷気無効は持っているがもしもの時の為である。


アルキゾアスは口からだらしなくダラダラ零れる紫の液体を無視し最大限溜めている。

カッと大きく目を見開いたアルキゾアスはブレスを吐き出す。

紫の粘着状ブレスは青い気体を絡ませながらこちらに向かってくる。

結界に張り付いたブレスはジュージュー音を立てて溶かし始める。


「まずい、、、このままじゃ結界が破られるな。」


『火神様、、、大丈夫ですか?今すぐ僕が倒します!』


先程のブレスを難なく避けたアルマゲドン。

両手を胸の前で重ねて手の甲に魔法陣が映し出される。


千針(せんしん)裂破(れっぱ)


アルマゲドンの体を覆う針達がゾワゾワと腕に集まり数万本にもなる針が束をなし巨大な針が千本出来上がる。


出来上がった針は捻り運動をしながらアルキゾアスに飛んでいき着弾と同時に破裂する。

アルキゾアスの鱗は剥がれ肉が切り裂かれる。


グガァアアアアアアアーと苦しそうな大きな声をあげる。


『ふん!僕の火神様に攻撃するからこーなるんだ!まだまだいくよ!それ!』


《螺旋高速突き》


アルマゲドンが脇腹を摩ると体から巨大な槍が出現する。勿論アルマゲドンの針で出来た槍である。

アルマゲドンの針は体毛で出来ているとはとても思えないほど硬く、魔力を込めることで魔力鋼程の硬度を誇る。


螺旋高速突きとは槍が生き物のように螺旋状に回転しながら高速に突く技である。

この技はまだアルマゲドンが巨大化がすすむ前に開発した技であり、数百年の歴史を持つ。

その時の力と比べると比較にならないほど強大な魔物になったアルマゲドンが使うととんでもない事になるのだが、、、本人は軽い気持ちで使ってしまった。


古代龍アルキゾアスの胴体に3mの風穴を開けそのから見える山肌に激突。

そのまま山を貫通して遥か彼方まで突きによる衝撃波が飛んで行った。


火神は願った。

どうかこの衝撃波で死人が出ないようにと。


目の前のアルキゾアスは何があったか分からない様子でキョロキョロするがそれは螺旋高速突きの傷があまりに綺麗に空いていたからだろう。

少しすると穴から血が吹き出しアルキゾアスは苦しみ藻掻く。

苦しんでいる古代龍を憐れに思い火神はアルキゾアスの首元に近づく。


『火神様!危ないですよ!まだ息があります!』


「大丈夫。もう仕留めるから。」

そういうと火神は左手をアルキゾアスの喉元にそっと手を置く。

暴れていたアルキゾアスは大人しくなり次の瞬間、暗黒の炎によって首を焼き切った。


こうして古代龍アルキゾアスとの激戦は終わったかと思われた。


「きっさまーーー!私のペットをよくも!よくもーーーー!」

とうとう目当ての人物?が現れたようだ。

オロチ丸(仮)の登場だ。

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