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酒呑童子

俺のこの世界での目標が出来たのだ。


原因はお風呂である。


この世界にはお風呂が無いのだ。


日本人としてはお風呂は米の次に大切なのである。


「よっし!!俺は家を買うぞ!!」


『ええっ!?家ですか?ど、どこに?』


「セイトに!どうかな?ダメ?」


『やや、、、ダメでは無いのですが、、僕はどうしたらいいのでしょうか?僕だけ宿は嫌ですよ?』


「え?なんでそーなるの?俺と一緒に住もうよ!」


『、、、、はっ!?こ、これは、、、もしかして、、、、』


「そう!お風呂を作るの!!!全力で!ドデカい作ってやる!」


『、、、そ、そうだよね、、、そんなわけないよね、、、、』


オロチ丸は何故か落ち込む。


「え?オロチ丸はお風呂入りたくないの?大きいと一緒に入れるよ?」


『那岐様のエッチーーーーー!』


火神はなぜオロチ丸に頬を叩かれたのか分からなかった。


しかし直ぐにオロチ丸の機嫌は直り一緒に不動産屋さんを探しに行くのだった。

そして情報を求めてギルドへ足を向けた。


「ギルドのお姉さん!こんにちは!ちょっと聞きたいことがあるんですけど、、、」


『なんでしょう?また勇者討伐、、あ。元勇者討伐されたんですか?』


お姉さんは何故か額から脂汗が出ている。


「いえ?違います。ここを拠点に活動しようと思って、、、家を買いたいんです!不動産屋とかで金貨14枚で買える家は無いですかね、、、?」


『フドウサン?何ですか?それは。まぁ家はギルドも斡旋してますね。だけど、、、金貨14枚の家はありませんね、、、あ!あれなら、、、』


お姉さんはゴソゴソ紙を探し始めた。


『あ!これだ!この依頼書見て貰えますか?』


依頼書


討伐・・・家に居着いた鬼(元勇者)

内容・・・家に居着いてしまった元勇者の鬼を退治してくれたら家に隣接している古い家を報酬としてお譲りします。

報酬・・・古屋


『どうですか?これなんて最適でしょう?お金もかかりませんよ?でもちょっと訳ありで不人気なんですよね。このクエスト。。。』


うん、、、確かにこれは魅力的だ!

でも何故誰もやりたがらないんだろう?


「何で不人気なんですか?」


『そ、それは、、、』


お姉さんは顔を顰めて吃る。


「それは相手が《酒呑童子》だからですよね?」


『は、はい。そうです。よく分かりましたね?』


「まぁ、、、知り合いみたいなものですからね。鬼の呑んだくれと言えば酒呑童子ですから。しかし、、、酒呑童子ですか、、、厄介ですね。。。」


「どうして厄介なの?オロチ丸」


『それは、、、《酒呑童子》が元勇者の中でも飛び抜けて強いからです。』


お姉さんは胸をふんっ!と張りながら自慢げに話すのだった。


「そんなにですか、、、じゃあ辞めとこうかな、、、?でも家、、、」


火神は悲しそうにしんみりと涙するのだった。


ぽろぽろぽろ、、、


『わ、分かりました!那岐様、、、僕が頑張るので受けましょう?だから、、、もう泣かないで?』


オロチ丸はオロオロと困った顔で必死に俺にお願いする。


「グス、、、グス、、、いいの?ホントに?オロチ丸、、、無理しなくても俺が我慢すれば、、、うう、、ぅぅう、、、」


『いえ!無理はしてません!酒呑童子なんて一口で丸呑みにしてやります!那岐様!この僕にお任せ下さい!』


オロチ丸は胸をドンッと叩き『ゴホゴホ』と咳き込んでいた。


「う、うん、、、僕も頑張るから!オロチ丸頑張ろ?」


火神はオロチ丸の手をとり顔の前に持ってきてキラキラした目で言うのだった。


かくして俺たちは目的の家に辿り着く。

受付のお姉さんがクエスト受諾後にニヤッと笑ったのが気になったが、、、


俺たちは酒呑童子を討伐に向かうことになるのだった。


だがこの時火神はまだオロチ丸の異変に気づいていなかった。


この酒呑童子と八岐大蛇には秘密があるのだ。

次回。

酒呑童子との戦いですが涙する様な文章になればいいなぁと思います。

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