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トンドラ到着

トンドラの街へ着いた俺たちはそのありふれた平和な状況に愕然とした。


ココにはドラゴンも来ることは無く、そして街には近代化が進んでいた。


今までの街並みはレンガ造りの二階建てが最も強固で大きな建物だった。


しかしトンドラの家々はコンクリート造りであり、家の周囲をコンクリートブロックによる外壁すらある。


更には外壁には魔術がかけられている為、上空からの侵入も不可能なのだ。

するといくつかの推論が発生する。


1つ

街全体が魔術によって魔物からは存在していないように見えている。


1つ

ドラゴンは飼い慣らされている。


1つ

ドラゴンは街を襲わぬよう《細工》されている。


1つ

ここの長や建築関係者に異世界人がいる。


この4つである。


まずは裟伽羅を探す前に調査しなくては満足な結果をえることは難しいかもしれなかった。


まずは裟伽羅がわざと連絡をとっていないパターン。


現世では俺もマメな方では無く、ちょっと会話が無くなればもういいかな?となるほど感情が希薄とよく言われたものだ。


あとは誘拐や襲われたパターン。


先の戦いで難陀やオロチ丸が妖精が使う魂喰(ソウルイーター)を避けられなかった訳だから龍王と言えどありえない話ではない。


しかし通常に考えれば龍王は強い。肉体も精神も全てが一般的な龍や人などよりも優れているのだ。


属性ドラゴン程度ならばギルドでBランクの冒険者が前もって装備を整え、5人揃えることが出来るならば倒せるだろう。


しかし龍王となるとBランクが1万人居たとしても無理なのである。


属性無効や斬撃無効などの無効スキルもさることながら、攻撃が魔王クラスなのである。

難陀の話によると八大龍王と言うように8人の龍王が存在する。


その龍王達は各職業のトップに君臨し、他者を圧倒しているとのことだ。


剣士、魔術師、召喚士、戦士、盗賊、幻術師、魔獣使い、そして、、、、遊び人。


まぁ気になる人も多いかもしれないが遊び人に関してはまた記述する事にする。


ここトンドラに居るはずの裟伽羅は《幻術師》である。


幻術師とは幻覚を見せる術を使い、幻術師に騙されている内にその他の仲間の攻撃やそこそこの体術、魔術により攻撃されるのだ。


視覚に頼った戦いを得意とし、裟伽羅と出会ったら目を瞑って戦った方がマシだという伝説もある程であった。


火神はもしかしたらこのトンドラ全体も幻術師たる裟伽羅の仕業?とも疑ってみたがわからぬ事が多すぎたために推論の域を脱しなかった。


「やっとトンドラに着いたね!少しゆっくり休もうか?ライラック王から金貨1000枚貰ったし少しぐらい贅沢しても良いだろう?」


『あ!那岐様?ここにもカジノの呼ばれる賭博場があるそうですよ?行ってみますか?』


オロチ丸君、、、、

君は前に賭博場で有り金全部スったのを覚えていないのかい?

と思ったが目がランランとしているボクっ娘オロチ丸の魅力には勝てず金貨10枚をお小遣いとして渡すと脱兎の如くカジノへ走っていった。


『ははははは!先の戦いにて不覚を見せた手前、数日修行に出かけます。どうやらこの街には闘技場があるようですな。そこで簡単に優勝できるほどに成長してまいりますぞ!』


と豪快に笑うと去っていった。


俺は肩を竦めると1人で宿をとることにした。


この時3人が裟伽羅の救出?に困難を極めることになろうとは予測していなかったのは言うまでもない。

賭博場や闘技場の話が続きます。

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