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クシナダ城周辺に到着

俺たちの当面の目標は《風呂作り》と《夜叉姫の救出》に決まり、今後の活動をギルドでの活動と連動させる事で一致した。


そして火神達が新しく受託したクエストは《クシナダ城周辺の調査》だった。


まぁそれにしても都合もタイミングも良いクエストがあるなんて、、、出来すぎである。


しかしそんなことを疑ったところで前に進まないのも事実で、クシナダ城までの足の確保や食料の調達に追われるのだった。


クエスト受託後2日経った。


「やっと準備出来たね!、、、オロチ丸明日にでも出発しようか?」


『はい。早く行きましょう!孫が、、、きっと僕の事を待ってるので!でも、、、那岐様にご迷惑お掛けしてしまい、、、申し訳ないです、、、』


「ううん?いいんだよ?オロチ丸の孫だから俺の家族みたいなもんじゃん?酒呑童子にも必ず助けるって誓ったことだしね」


『ありがとうございます、、、流石は那岐様だ、、、僕は一生ついていきます、、、』


本当の俺の気持ちは、、、酒呑童子を殺してしまったその罪滅ぼしなのかも知れなかったがそれは口に出すことは無かった。


オロチ丸も決して望んではいないだろうからだ。


俺たちはクシナダ城に向かう為に調達した馬車に乗り一路南へ向かう。


荷台の中はそこそこ広く詰めれば6人程度の小型の馬車を貸し切った。


クシナダ城に行くなどセイトの人には考えられないみたいだった。


まぁ周辺調査だからあまり危なくないと思うんだけど、、、


ということで俺たちは完全に《2人きり》である。


オロチ丸は時々思い出したかのようにニヤニヤするが気にしない様にしていた。


「あっ!?また魔物だ!今度はデカいぞ、、、?」


それは原型は留めてないがシルバーの熊の化け物だった。

魔物のなはシルバーベア


『本当ですね、、、クシナダ城に近づくにつれてどんどん魔物が強くなってるかもしれませんね、、、』


「ちょっと俺試してみたいことがあるんだけど、、、いい?」


『いいですよ?那岐様の勇姿をしっかりと目に焼き付けておきますね?』


「ははは、、、それは言いすぎだと思うけど、、、よし!じゃあやってみるよ?えっと、、、炎の息吹と風の息吹を足して、、、、よし!《豪炎の暴風(メガファイアウィンド)》!」


激しい轟音と共に炎の嵐が巻き起こり、圧縮された炎はシルバーベアの頭から丸呑みにし、地上に大穴を空ける。


シルバーベアは骨すらも残らず消え失せる。


ゴゴゴゴォォォォォォォドゴォォォォオン!!


、、、これは、、、やり過ぎた、、、、


30メートル四方が暴風により吹き飛び、中心部は深さ10メートル程の大穴が開いている。


もう火の気は無いのだが穴周りの土が溶け落ちている。

余程の高温だったと言うことだろう。


『那岐様、、、地形を変えてしまってますよ、、?こんなの魔王級じゃないですか、、、天変地異クラスですよ?もしかすると創造神が使ったとされる、、、伝説の《神の悪戯(ゴッドメテオ)》と遜色ないかもです、、、』


「えへへ、、、やり過ぎちゃった、、、てへ、、、」


『やり過ぎちゃったじゃないですよ!僕のブレスよりも高位でかつ合成して魔法を使うだなんて、、、でも流石は那岐様ですね。《火之夜藝速男神》の生まれ変わりと言われても納得できます!』


「なんで?カグツチが火の神だから?」


『そうですね。かつて伊邪那美命が出産した時に火傷を負わせるほどの火力を持って生まれたと言う伝説の火の神です。火を使うことにおいては右に出るものはいません。先程のシルバーベアの骨が溶ける温度は1600℃。シルバーベアを完全消滅させた那岐様の《豪炎の爆風》は2000℃は超えているでしょう。炎の魔物と言えども軽く消滅させてしまう威力だと思います。。。末恐ろしいです、、、』


「そうなんだ?オロチ丸は詳しいね!よぉし!次はもっと本気で、、、」


『やったらダメですよ?もしもこの星の核にダメージを与えでもしたら、、、星が消え去りますよ?』


「は、はい、、、次は炎は使わずにいくから、、、でも炎がやっぱりしっくりくるんだよね!火之夜藝速男神のチカラって凄いんだね!」


俺は次の獲物をキョロキョロと探したがさすがに先程の爆炎のせいで魔物の気配が消えてしまったのだった。


この時もっと技を試す事ができたのならこの後起こる悲劇は無かったかもしれないのだが、、、その事に気づくことも無く2人はクシナダ城周辺に辿り着いてしまうのだった。

今回はキリが良かったので少し短めでした。

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