表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/104

八岐大蛇(やまたのおろち)復活

2作目の小説となります。

拙い文章だと思いますがお付き合い頂けると幸いです。


HELLO!!!

オイラの名は八岐大蛇(ヤマタノオロチ)

絶賛封印中の太古の魔物さ!


むかーしね?ちょこーっと悪さしたら素戔嗚尊って化け物にさ?

十拳剣って剣で切られたら、オイラの尻尾から出てきた草薙剣なんて剣でザクザク切られちゃってさ。


オイラ自慢の八つの頭と八つの尾をバラバラにされちゃったの。

可哀想でしょ?ちょこーっと悪さしただけだよ?

殺されちゃったの、、、、

稲田姫も食べ損なっちゃったし、、、


あ。、なんでもないよ?オイラは悪い蛇じゃないんだ!


なのに、、、バラバラにされて蛇石に封印されちゃって、、、

いつか、、、この怨み、、、晴らす、、、


ぐぅ、、、、、、、、


お腹空いちゃった。

そう。オイラね?魂だけなのにお腹すいちゃうの。

ずっと食べてなかったからね。

稲田姫美味しそうだったなぁ、、、

ヘヘッ


八岐大蛇。

この数千年長野県のある村に祀られている蛇石に封印されていた。

そう。彼が来るまでは、、、、



~広島


うーん!よく寝た!げっ!!寝坊じゃん!

今日は修学旅行なのに、、、

「お母さん!なんで起こしてくれなかったの!?」

俺はいつも通りパンを口にくわえ家を飛び出した。

キキィーーーー!

うわ!カバン忘れた!!

後ろを振り返ったら、、、


「ほら!忘れもんだよ!ほい!!」

お母さんがバ○子さん並みのパワーでぶん投げてきた。

アンパン○ン新しい顔よ!それー!!

じゃねーよ!!

カバン、、、しかも旅行カバンが頭に直撃したら死んじゃうでしょ!?

「ふぅ、、、母さんいつも半端じゃねぇな、、、」


俺こと火神那岐(かがみなぎ)は至って普通のよくいる高校生だ。

短髪黒髪のボサボサ頭でダッシュを決め込む寝坊助である。


ザザっ!!

うわ!やべ!!バス出そうじゃん!!!

「待って待って!!俺も乗せでぇぇぇぇ!!」


キキィーーーー

半泣きでお願いするとバスは俺の顔面の直前で急ブレーキして止まった。


バスのドアが空くと添乗員さんが俺を睨みつけて言い放つ。

「危ないじゃない!!死ぬところよ?先生?この子も修学旅行生???」

ショートカットのその添乗員さんは茶髪で美人、紺色のミニスカでバスガイドの制服を着た20代前半のピチピチナイスバディの持ち主だ。


「す、すみません、、、このろくでなしもウチのクラスの生徒なんです、、、」

おいおい。生徒をろくでなしとか言わないで?

彼はチラチラ添乗員のオッパイを見ている。


ほぼ毎日遅刻するような奴だけど、、、一応ダブらず頑張ってるじゃん?


俺がそんなことを考えているとバスの中から2年A組の担任桜羽先生が降りてきた。


「せんせ~い!遅れてすみませ~ん!許してちょ?」

俺は可愛らしく猫撫で声で先生に猛アピールする。

いつもの遅刻とは訳が違うのだ。

もし時間に遅れれば飛行機に乗り遅れる可能性が発生する。

だからこその時間厳守。なのに俺は遅れたのだ。

はっはっはっゴメンなさい。


俺は心の中ではしっかり土下座をしながら先生に軽口を叩く。

すると桜羽先生は顔がみるみる赤くなり、、、

「か、、火神くぅん、、、、!?その態度はどぅなっとるんじゃ!ぼけぇぇぇ!ええ加減にせんと、、、ぶち殺すぞわれぇ!!!」

と怒鳴り散らす。

はい。怖いです。最早ヤクザです。

広島弁怖い、、、、、


まぁ俺も広島弁じゃがの!笑

心の中だけじゃなく俺は地面に頭を擦り付けてお詫びをしたら軽く許して貰えた。

ふぅ。良かった良かった。土下座をやり慣れてるおかげかな?お母さんに感謝!


家ではかかあ天下と呼ばれる状態。

俺には弟と妹がいる。

お父さんは肩身の狭い思いをしているらしく夜遅くならないと帰ってこない。


確実に母ちゃんのせいだが、、、

何か余計なことを言ったら俺が殺されるから、、、

はい!分かりました!って言うこと聞くしかないんだよね。


弟と妹は上手いことやりくるめているんだけど、、、

俺は不器用でね、、、とりあえず土下座を極めた!

そしたら最上級のお詫びを無碍には出来ないみたいで大概のことは許してくれる。


1回母ちゃんの化粧水の瓶を割った時はいい思い出だ。

その時も高速で土下座したんだけど、、、

牛乳瓶で頭を勝ち割られたのだ。

あれは痛かった。5針縫ったからね、、、母ちゃん鬼やわ、、


まぁそんなこんなで何とか桜羽先生に許しを得て、バスに乗り込んだ。


俺たちは長野県にスキー&スノボーの修学旅行に行くのだ。

本当は東京のネズミーランドが良かったんだけど校長の鶴の一声で長野県に変更されたのだ。

飛行機で行ける点は便利なのだが、、、


ビューーーン

と飛行機であっという間に長野県に着いた。

俺たちは荷物をホテルに預けスキーを満喫した。


広島県では年に数回程度しか降雪は無くスキーをするには山奥に行く必要がある。


ちなみに面倒と言う理由からプライベートでは1度も行ったことがない。

ホテルで一日目の疲れをとると、翌日からは自由行動だ。

修学旅行ということではしゃぐ若者たちに紛れて俺は携帯小説を読む。


うんうん。冒険譚って楽しいよね。

ハイファンタジーって好きなんだよなぁ、、、

彼は自由行動にスキーはせず部屋にこもり漫画や小説を読み漁っていた。


「これ!面白いや!不遇なのにいつの間にかチートスキル、、、良いねぇ、、、何故か涙が、、、」

どんだけ本の世界にハマってるんだ。と突っ込まれそうだがかく言う筆者もその1人である。


さぁ!ここからが俺の本当の自由時間だぜぇ!!

彼は問題児である。ろくでなしなのだ。


先生や他の生徒の迷惑など考える余地もない。

自分の気の赴くままに観光する気だった。


今回の修学旅行ではほとんどがスキーやスノボーで構成されているのだが5泊6日の長期間旅行。

そんな毎日スキーなんてやってられないのだ。


本来東京のネズミーランドに行こうとしていた俺たちは2年間の修学旅行積立金があった。

それを急遽長野のスキーに変更したことで移動手段を飛行機に変更しても尚、余りに余ったのだ。

返金することが出来なかったために長期間の旅行となった。


火神はそれはそれで嬉しかった。

彼は古事記にも記されている八岐大蛇の蛇石を1度見てみたかったのだ。

火神は地元ではパワースポットとしても有名な山田神社に行くことにした。

先生達に見つからぬように早朝こっそりと。

バスやタクシーを乗り継ぎ俺は山田神社にたどり着いた。

その神社に入る前の出来事だ。


「のぉ、、、?そこの若いもん?ワシの願いを聴いてはくれんかのぉ?」

腰が曲がり歩きにくそうにしているヨボヨボのおじいさんが鳥居の前の大きな岩に腰掛けていた。


「ん?おれ?俺の事?」

俺は自分の顔を指をやりキョロキョロした。

『そ、そうじゃ。そなたしかおらんじゃろお?お願いをどうか聴いてはくれんかのぉ?報酬もやるでな?ほれ、、』

五千円を手渡された。


「五千円!?いいの?こんなに、、、でも難しいことは僕には出来ないよ?」

火神は困った顔でおじいさんに話す。


「いやいや、簡単な事なのじゃが、、、ワシは腰が悪ぅなってしもぅたもんじゃで、、この神社迄は車で来たんじゃがここから先は坂道になっておってしんどいんじゃ。このネックレスを蛇石に供えてきてくれんか?ただそれだけなのじゃ。毎年恒例でやっておってな?ネックレスをお供えして長寿を祈っておるのじゃ。」


「そういう事なんですね、、、いいですよ?俺に任せておいてください!お金も良いですから!すぐ終わるのでちょっと待っててくださいね!」


火神は五千円をお爺さんに手渡した。

彼は実はおじいちゃん子で老人に対しては優しく決してろくでなしでは無いのだ。

人としては良い奴なのだが時間に兎に角ルーズでクズ呼ばわりされている。


「あっ!このネックレスお供えして参拝したら持ち帰った方が良いんですか?」


『、、、うーん、、、そうじゃな?持ち帰ってくれ。ワシに渡してくれればええよ。』


「うん!解った!!じゃあねおじいさん!行ってくる!」

火神は意味も知らずに蛇石に向かい走り出す。


『クックック、、、上手くいった、、、あとは封印が解ければ俺のものに、、、』


ヨボヨボのお爺さんだった彼は本性を現す。


その風貌はかつての皇族日本武尊そのものだ。

しかしその纏う空気は禍々しく、とても人と呼べる存 (もの)ではない。


「あと、、、少しだ。あと少しで俺が世界を統一するのだ!!あっはっはっはっは!」

高笑いするがそれは誰にも聞こえない。

火神以外の人間がこの結界の中に入ることが出来ぬようにしてあるからである。


火神は走って蛇石の前に着くとネックレスを蛇石に置いた。

だが何も起こりはしない。

ちょっと不安になっていた火神だったが何も無かったことに安堵し神社の階段を上がり参拝した。


彼が二礼二拍手一礼の最後の一礼で目を閉じた瞬間辺りが曇天になりゴロゴロと雷が鳴る。

それは何か不吉なことが起こるだろうと思わざるを得ない光景。

だがまだ火神は気づいていない。


どんどん世界は闇に染まる。

「雨が降りそうだな、、、さっさと帰ろ、、」

火神は参拝を終えると蛇石の前に戻ってきた。

しかしそこにはネックレスも蛇石も無くなっていた。


「え?なに?どういう事?なんで??ネックレスは?おじいさん悲しむじゃん、、」と。キョロキョロ辺りを見渡す。


火神は誰かに取られたんだと思った。

普通に考えればあの巨大な蛇石も取られるなんておかしいのだが。

パラッ、、、、パラッ、、、、


空から砂のような石の破片がパワパラと落ちてきた。


「ん?」

空に目をやるとそこには蛇石が浮いていた。

「なっ、、、、!?浮いてやがる、、、!」


蛇石はどんどん空高く舞い上がりその形は徐々に小さく削られているようだった。

高く舞い上がった蛇石はトドメの1発と言わんばかりの特大の落雷を浴びる。

ドガァァァァーーーーン!!


「うわぁ、、、、!」

俺は落雷の衝撃で思わずのけ反った。

すると俺の胸元に小さな蛇が降ってきた。

八つの頭と八つの尾を持つ5センチほどの手乗り蛇。


それは八岐大蛇だった。

八岐大蛇は現代に生まれ変わったのだ。

火神はその事には気づいてはいない。

俺の胸元の蛇は俺の事を親だと思ったのか凄く懐いてくる。

蛇は俺の事をぺろぺろ舐め始めた。


「ははは!くすぐったいよ、、、やめ、、、ん?」


ネックレスが上空からキラキラとゆっくり輝き落ちてきた。

俺は落下してきたネックレスを両手で受けるとネックレスは俺の手の中に入ったのでは無いか?という感じで存在しなくなる。


それが夢か幻か分からぬまま火神は意識を無くすのだった。

ストーリーは大まかに決まってますがいきなり少し変わってしまいました、、、

小説書くの難しいです。

まぁこちらの作品はゆっくり考えながら更新していきたいと思っておりますのでよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 勢いは有る 
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ