009 水龍騎士団団長のリザードマン
1番デカイ山の近くの河に着地した。
ノアは、ドックダグにしまえるっぽいが、そうすると野宿なので、に河浮かばしたままにする。
「よし。河に魚でもいるかな。」
よし、潜るか。水泳は、小学の頃やらされていたので、泳ぎは得意な方だ。しかし魚に追いつけは、しないだろう。
そこで、ライフル「BR-15」の出番だ。甲板から透視スコープを付けた。このBR-15に、死角はない。だがお風呂は、特殊なモヤがかかるため、見れないけどな!ジーザス!
早速スコープを見た。結構いるもんだな。
デカイのもいるわ!ん?蛇?……竜だ!
「ざばぁぁん!グルルル!グアァァァァァ!」
登場した時、おもいっきしこっちに、水を飛ばしてきやがった。あの水竜!
「濡れたじゃねーか!いい度胸だよ。全く。」
BR-15を構えた。この銃は、ヘッドショットをくらわせると、大体の魔物は、倒せる。
相手は、水系だから雷魔法でいいだろう。
第4階位の「サンダーショット」唱える。
BR-15に雷魔法が装填された。
息を止め、向かってくる水竜の頭に撃ち込んだ。
脳天をブチ抜いた。
new!魔石の塊
new!水竜の肉
new!水竜のウロコを手に入れた。
「おっ!肉だ。この際ヘビでもなんでも食える位腹減ってたので丁度いい。」
食堂には、道具と調味料一式、置いてあった。
「肉か……万能調味料「焼く肉のタレ」があるじゃん!ご飯が欲しいけど、贅沢も言ってられないか。」
水竜の肉は、100キロくらいあった……こんなにいいのかよ。まぁ食いっぱぐれは、しないな。
栄養的にどうか知らんけど。
風呂に入って寝よう疲れたわ。
「ドォン!ドカアアン!」
「今度は、何よ。艦壊したら承知しねーぞ!」
甲板にでた。するといつのまにか山から大砲を使い攻撃して来ていた。しかし艦に薄っすらと見える防御壁があり、艦に擦り傷1つ与えられていなかった。
「おぉ!こんな機能が。なんか大砲撃ってる奴らビックリしてんだけど。こっちがビックリだわ!いきなり撃ってきやがって!」
「おい!ドワーフのガキじゃねーか。」
「大人を呼んできてくだちゃいねー。」
「お前らは、もう包囲してんだよ!」
リザードマンの群れだ。
あれ?リザードマンってユグドラシルにいるんじゃ。前線に闘いに来てんのかな。まぁなんでもいいけど、大砲のお礼をしなくちゃな。
あいつら如きの攻撃で、艦を壊せるはずもないけど、なんか嫌だからな。
収納したいなと思っていると、ドックタグが光りノアが消えた。
マジ優秀かよ。
「お仕置きタイムだ!」
足元の甲板がなくなり、空中でガスマスクを装着し、両手に刀とナイフを持つ。
水に足が着くところで、水面を蹴った。もしかしたらと思ってやったのに案外できるものだ。
リザードマン達は、驚いていた。
そのアホヅラをブン殴ってやった。
何体か気絶させると山の洞穴からぬっと他のリザードマンとは、明らかに体つきが違う個体が出てきた。
「双方やめぇい!」
覇気のある声が響く。
「ドワーフの少年許してくれ。こやつらは、血の気が多いものでな。」
「いえ。まぁ俺もやりすぎました。」
「ところで少年!親御さんはどこだね?」
……どうしよ。と言い訳を考えていると
「あぁ。すまない事を言ったか。でももう安心だ。ユグドラシル水龍騎士団団長 ロタン・ウタリットが保護してやる。」
ん?盛大な勘違いが発生してるような。
いいか。良いように捉えているし