013 双子の奴隷
ドアが、開かれた。
お香の香りのする。体臭予防か……
なんかみんなヒドイ顔をしてる。
そりゃそうか。奴隷だもんな。
何を勘違いしてたんだ。俺は、バカか!平和ボケにも程があるだろ!
「まず奴隷には、戦闘、作業、世話、性奴隷があります。まぁ奴隷を分けては、いますが使い方は、ご自分次第でございます。」
「ナルホド。では、一通り拝見させて下さい。」
やっぱ帰りますって言いづらいよな。この閉鎖感ドアの前にイカツイおっさん二人いるし
「戦闘奴隷……血色いいですね。」
「やはり肉体が、強い方がいいですから犯罪者が多めです。」
怖っ!顔怖っ!却下!
「作業、世話、性奴隷は、痩せこけてますね。」
「最低限の食事しか与えませんので、維持に莫大な費用がかかりますから。」
「ナルホド。」
よし帰りましょう。こんな怖いところ。いい奴隷は、なかったなぁとか言って!
「うーん。いい奴隷がいませんね。「では、お客様にオススメの奴隷を紹介いたします。別室へ。」えっ!?っちょ!はい。」
食い気味に言うな!帰りそびれたよ!
別室には、先に入った太ったガキんちょが片手に肉を持ちながらヒューマンの双子の子供を叩いていた。
商人も相手が相手だ。商品を傷つけられているが、注意出来ないのだろう。
「あぁ!いたっ!」
「んん!」
「ぶぶっ!僕この奴隷が欲しいんだな!お父様に入学祝いのプレゼントで買ってもらう事にするんだな!」
「ありがとうございます。そちらは、1級品でありますので、白金貨2億枚でございます。」
「えぇ!そんなにするんだな!?お父様に5000枚までと言われたんだな!僕は、いつかここの領主なんだな!出世払いじゃダメなんだな??」
「申し訳ございません。」
「ちぇ!じゃ5000枚で見繕うんだな。」
「分かりました。メスの子供奴隷は、リザードマンの子供だけです。」
「もうそれでいいよ。リザードマン体に鱗があるから嫌いなんだな。」
呆然としてた。驚愕だわ!このクソガキ。どういう教育したらこうなるんだよ!
双子に腹いせとばかりに叩こうと振りかぶった手を掴んだ。
「俺の物に手を出すな。」




