001 転生
見てくださりありがとうございます。
応援お願いします
俺は、スーツで最寄りの駅から走っていた。
なんでこんなに住宅街を疾走してるかって?
今ハマってるVRMMOの大会イベントの受け付け終了まであと数十分しかないからだよ!
このイベントは、俺がソロ用で装備しているガンランス限定の大会でベスト100位に入るとレアドロップが手に入るため、絶対にやりたかった。
ちなみにガンランスでは、トップ3を争う腕前だと自負している。だがこの前の大会は、出張と重なったため参加できなかったのだ。
何故かパーティ用のサブ職 隠密の大会は、2回とも出ていて、ベスト8まで行けて、装備も充実いていた。そのためこの大会は、死んでも出たかった。
あのクソ上司がミスしなければ、余裕を持って家に帰れたのに
「クソ!死んでもでてやる!」
いやー本当に死ぬとは、天国って本当にあるんだなぁと他人事の様に考えていた。
いきなり真っ白な犬が、飛び出してトラックに轢かれそうになったので、条件反射というのは、怖いもの
だ。
気持ちが高ぶっていたのだろう。助けに飛び出し犬を片手で、歩道に投げた。ここまでは、良かったのだろう。何故か俺は、《プロテクト》と叫びトラックと正面衝突したのだった。恥ずかしくて、もう一回死にたい!
「いいですよ。もう一回死なしてあげます。」
いきなり妖艶で神々しい美女が現れ、物騒な事言ってきた。
「言葉の綾です。物騒な話じゃなくて、君を生き返らせてあげます。」
……何言ってんのこの人てか俺喋ってないんですけど
「えっと俺の心読めてる感じですかね?」
「読めてますよ。女神マザーアースと申します。本当は、このまま天国か地獄に行ってもらうんですが、私の唯一部下が地球で助けられたようで、この子は、フェンリルの幼体でして、地球に勝手に遊びに行ってしまって。」
すると女神様の後ろから先ほど助けた真っ白な犬、元へ狼がいた。女神様に叱られたのか落ち込んでる様に見える
「ほら!御礼しなさい。」
流石マザーが付くだけの事があってお母さんっぽい
足元にやってきたので、撫でてやった。
「クゥ〜ん」
かわいいじゃね〜か!
「私も非常に感謝しております。感謝の印として、もう一度生き返りたいですか?」
「生き返りたい!なんならイケメンとかスポーツ万能とか 勉強出来るとかチートください!」
「あっはい。現状把握が、早くて助かります。ですが、地球には生き返れません。なので元々を世界を作ろうと考えていたんですが、どんな世界がいいかご要望がありますか?」
ドン引きだよ。女神。てか世界考えていいとか最高かよ!神になった気分
「言っておきますけど、その世界の神には、できませんからね!」
「えー!?」
「えー!?じゃないですよ!生き返らすのも本当は、ダメなんです!」
「あっはい。すみません。では、俺が前世でやっていたVRMMOの世界を再現してください!それと俺のアカウントで生き返りたいです!」
「まぁそのくらいならいいでしょう。注意として言っておきますが基盤は、ゲームと一緒です。ですが世界は、成長するのであなたの知ってるのとは、違った形で成長する可能性があります。」
「なるほど、了解です。」
全ては、自然のままにってわけね。
それよりあのアカウントの男キャラに何時間かけてめちゃくちゃイケメンに仕上げたんだと思っている
これでハーレム間違いない!
前世の俺の顔は、THE普通。モブ顔。と呼ばれる薄さだ!声だけは、カッコいいのにとバカにされた日々だ!しかぁしこれで勝ち組よ!
「心読まれてるのお忘れですか?」
慈悲の笑顔がそこにあった。もう一回死にたい。死なせてぇ
「……では、若者よ!……good luck!」
白と黒が渦に飲み込まれる時ふと思った
女神様キャラどーした!なんでそんなやってやったぜ感出してるの。両手でgoodってやられてもなぁ
可愛いから許す。
こんな感じで第二の人生始まります。
(女神目線)
渦に飲み込まれるときの彼の真顔っぷりが、凄かったな。一回やってみたかったんですよ!
悪いですか!