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イジリがい○○くん  作者: のょび
7/9

イジリ

7話      休日




自分こと早田蒼汰(23)は今日は久々の休日である。

建NEXTでは忙しい時期はなかなか休みを取らせてはもらえない。

だからこの休日というのがどれだけ待ち望んだことか、、、、。


:ん~~!なんてすがすがしいんだ~!新しいパンツをはいたばかりの

 正月元旦の朝のようにすがすがしい~!ってもう昼か。とりあえず

 今日は軽く運動して、昼飯を食べて帰って夕飯をって、、、あれ?

 冷蔵庫何もないや。昼飯食べてそのまま買い物かな?


今日の予定が決まった!

近所をランニング→近くの牛丼屋→買い物→夕食

この予定でいこう!

そして近所を約3キロランニング、15分くらいで走り終わりそのまま牛丼屋

「竹屋」で済ませ、近所のスーパーで買い物。


:今日は久々にカレーにするかな。日持ちするし、簡単だし、、、、ん?


今自分の視界にある女性の姿が映った。そしてそれはにこやかに近づいてくる。

そして確信に変わった。


:せんぱ~い!奇遇ですね!


やっぱりか、、、。その姿はまさしくうちの後輩の霧生だった。

:なんでお前が今日ここにいるんだ?


:そりゃ、買い物ですよ~あれ先輩は今日の夕飯はカレーですか?


:あ~そうだよ


:じゃあ、今日一緒に先輩の家で食べてもいいですか?


:え、え!?なんでそうなる!?


:もうまた先輩は顔真っ赤にして~!ただ作るのめんどくさくて

 便乗しようかな~って!


あ、そういうことねって、、、、。そういうことじゃね~!

いやいやまてまて早田蒼汰。どうすればいいのだろう

どうする?このまま「いいよ!」って言えばいいのか?

いやいや、、、、、、、いやいや、、、、、、。

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、。


プスプス


:先輩?どうしました?煙出てますよ?


、、、、、、、、、、、、、、、。


:あれ?先輩?せ~んぱい!


と頭に強い衝撃を感じ我に帰ってきた。


:いきなり私の前でフリーズはやめてくれますか?


:あ、ごめん そっちがいいなら、、、た、食べに来る?


:元からそのつもりでした!


その笑顔がとても純粋で可愛らしく思ったのはここだけの話だ。


:じゃあ、買い物済ませて帰るか。俺の家すぐそこだからさ


そのまま買い物を済ませ、自分が住んでるアパートに向かった。


:おじゃましまーす!意外と綺麗にしてるんですね!


:あまり俺の部屋ジロジロ見るなよ。


:いいじゃないですか~!女の子でもあるまいし~!


:はいはい。

いや~上がらせたのはいいが、やっぱり緊張するな。


:それじゃ!作りますか!


:お、おう!


そういってキッチンに一緒に向かって、調理にかかった。


:そしたら先輩は米研ぎをお願いします。私は野菜全般やっておきますので。


:おう!終わったらそっちの手伝いを、、、、、、。


ストトトトトトン!てきぱき、てきぱき、てきぱき


:え?先輩何か言いましたか?


:い、いやー料理得意なんだなって思ってさ、、、、、。


:そうですよ!なにげに得意なんですから!


:、、、、、、よし!そうしたら早く作って食べようか!腹減ってしょうがないや!


:私もです!


こんな場面他人から見たらいい夫婦とか思うなだろうか。でもちょくちょく

肩が触れ合いながらの作業はなぜか気恥しかった。

そんなことを考えながら料理をしてたらあっという間にカレーは出来上がっていた。


:さぁ~!先輩!霧生特製のカレーですよ!たーんとご堪能あれ!


:では、いただきます。、、、、、、、、。うま!なんでこんなうまいんだ?

 なんか使ったっけ?隠し味とか?


:それはですね~先輩に対しての「愛」ですよ~


:はいはい

と言いつつ少し顔が赤くなってないか心配になった。


:では、私も食べますね!いただきま~す


そして二人で世間話から仕事の愚痴をこぼしながらカレーを食べた。


:ふぅ~ごちそうさま。美味しかったよ。


:それは私も作った甲斐がありましたよ。


:それじゃ片付けるか~


:いいですよ!先輩はそこで休んでてください。ごちそうなりましたから!


:お、そうかではお言葉に甘えて

そう言って後ろから霧生の洗ってる姿を眺めては

あいつなんで彼氏とかつくらないんだろうか。

ん~不思議だな。ほかに好きな人がいるとかか?

と、視線に気がついた。


:せんぱ~い、なにジロジロ見てるんですか~エッチーですよ?


:い、いや考え事してただけだよ!ちょっと横なってるよ!


:は~い!


考えてたらじっと見ててしまった~いいや少し横になって別のこと考え、、、。


、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、zzzzzzz


:せんぱい~そろそろ洗い終わりますよ~。せんぱい?


:ぐ~、、、、、zzzzzzzzzzzz


:あらあら寝ちゃったんですね。ではでは!

そう言って、早田の頭を自分の膝の上に乗せ、寝顔を見ながら頭を撫でる霧生

気持ちよさそうに霧生の膝の上で寝ている早田


:ほんとに先輩は可愛いですね。わかりますか先輩。

 小学生ってよく好きな人ほどからかいたがるじゃないですか。

 その気持ち私にはよくわかるんですよ?

 先輩ってすごい間に受けやすくて、最初は面白いなって思うくらいだったんですよ?

 でも先輩を見てるうちになぜかこっちが引き込まれちゃうんですよね。

 なんでですかね?

 

:zzzzzz、、、、ん~、、、ぐ~


:ふふっほんとに可愛いですね。では先輩私はそろそろ行きますね。

そう言ってゆっくり頭を下ろし早田の部屋から毛布を持ってきてかけた


:風邪ひかないように先輩。

テーブルにごちそうさまの書置きを残して、起こさないように静かに玄関まで行き

ドアを閉めた。


膝枕してもらったこともわからぬまま早田の休日は静かに終わった。

早めの投稿期待してください。(多分)

余談ですが冨樫先生やっと仕事してくれたようでハンターハンター6月に34巻発売ですね。

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