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イジリがい○○くん  作者: のょび
5/9

イジリ

かなりのあいだが空いてすいませんでした。これでは冨樫病と言われそうで怖いですねw

では、時間は空いてしまいましたが、どうぞゆっくり読んでください。

5話    同期鹿島くん2




今回久々に同期同士で飲みをしようということで、仕事終わりにみんな誘って見たものの、、、、、。

結局来たのは鹿島くんだけだった。


:ごめんね鹿島くん仕事忙しいのに。


:いえいえ久々に同期とも飲みしたかったところでしたので。


さぁ鹿島優希!ここでこいつのどこがいいのかを徹底的にあぶりだしてやr、、、、。


:ごめーん先輩!遅れちゃいました~!


:いや、今回来なくていいのになんで来ちゃうのかなー?


:え~!だって~!先輩の同期飲み一人しかこないって聞いて、それだったら私もーって。


:確かに今回は鹿島くんしか来れないってことでみんな来れないのは残念だけど

それはそれで鹿島くんと久々に話せるいい機会って思ってたんだよ。


:なら私がいてもいいじゃないですか~!そ・れ・と・も。

先輩が好きで着いてきちゃいましたって言ったほうがよかったですか?


:ま、またお前はすぐそれだ。


:平常心を隠そうとしてもダメですよ?もう顔に出てますから♫


:う、うるさいなもー!ごめんね鹿島くん。早く行こうか。


:あ、別にお構いなく。


、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、。


あーあーあーあーあーあーあーあーあーあーあーあー!!!!!!

なーに見せつけてるのかな~!もうもうもうもうもう!

霧生さんとそんな絡みしたいよ~!なんで早田ばっかり~!

あ~ただポケットに入ってるハンカチの温もりだけが私を癒してくれる~


:あ、鹿島くん。今日は俺の勝手な誘いに来てくれてありがとね。


:いやいや、久々に同期で飲みたいなと自分も思っていたところだったんですよ。


:そうなんだ!いや~今回みんな忙しくて参加できないって言ってるから

鹿島くん無理して出てるんじゃないかと思ってね。


:いや~ちょうど終わらしたところなんで大丈夫ですよ。


:そうなんだ!よかった~。じゃぁ今日は色々話し合いましょうか


:そうですね。


んなわけあるか~!仕事まだあるよ~!お前を見極めるためにわざわざ出たんじゃボケ~!

まぁただ霧生さんが来たのは想定外で戸惑ってるが、ここでより一層この男の本質を理解

しやすくなっただろう。

ついでに霧生さんと仲良くなりたい、、、、、。


:お店つきましたね。では入りますか。


店内に入って座るまで霧生さんは早田に付きっきりだな。ほんとに周りから見たら

恋人とまちがえ、、、、と!俺がそんなこと思ってどうするの~!

まずはさりげない話からの霧生さんにアプローチだ!


:先輩と鹿島さん何飲みますか?


:あ~とりあえず生かな?鹿島君は?


:そうだね~俺も生でいいかな?

早田よ。ここで酔わせて霧生さんの前で恥をかかせてやるぞ。


時は過ぎ、、、、、、、、、。


:でさ~~!部長とかさ俺に対しての仕事の配分おかしいよ~!わかる~?

 早田~?

 

:そうそう!俺の部署では仕事取ってこい取ってこいで、人少ないのにそんなに取ってきて

 どうするのってね!


:わかる~!それわかるよ~!さすが早田くんだね!

あれ?俺は何をそんなに早田と楽しく話してるんだっけ?

あれ?アプローチとかなんとか、、、、、、。

まぁいいや!楽しければ全てよしだ!


:てか、鹿島君って結構のむね~!次何飲んじゃう?


:ん、ん~、、、、お、おれは~、、、、、スカー、、、スカー、、、。


:あれ寝ちゃったね。今日はお開きかな?


:おれ様です!とても楽しそうでしたね。


:あ!ごめん!鹿島君との話に夢中で忘れてた!


:あ~!ひど~い!忘れるなんて!私泣いちゃいますからね!先輩!

そう言ってウソかホントか区別がつかない泣きを人前でやられている


:あ~!ごめんごめん!ほら人いるから!ほら許し、、、、。

それは唐突に起こった。俺の右頬に生暖かい感触が伝わってきた


:チュ!  先輩今日放置したお返しです!それでは私はお先に失礼します!

 しっかり鹿島さんサポートしてあげてくださいね。


いきなりの出来事にただただ呆然と鹿島と伝表を抱えたまま立ち尽くしている。


:お~い!早田ずるいぞ~!、、、、、、むにゃむにゃ


:うぉ!びっくりした!ただの寝言か~


さっきのはなんだったのかと考える余裕もなく、とりあえず会計を済ませ、鹿島を送ることに専念することにした。

今顔赤いねと言われたらとりあえず酒ではないと今なら答えてるだろう。

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