表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
イジリがい○○くん  作者: のょび
4/9

イジリ

四話   同期 鹿島くん



私の名前は鹿島優希かしまゆうき建NEXTの社員の一人だ。ここに勤めて早三年。

会社での人付き合いはそれなりに順調。特に大きなミスもなく仕事をしっかりこなしている。

ただ、、、、。ただ一つ。問題が、、、、、。


:せんぱ~い。今日は一緒にご飯食べに行きましょ?


:なんだよ?俺とじゃなくても同期いるだろ?


:先輩とたべたいんですー!あ~んしてあげますから♡


:は~。わかったよ。付き合うよ。


:やった~!あ~ん、、、、で落ちましたね?


:いや、めんどくさくなったんだよ。


:最近先輩動揺しなくてつまんないです。もっと刺激的にいきますよ?


:ば、バカやめろよ!、、、、ったく!


:あはは!赤くなった~!


、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、。


なぜに、、、、、、なぜに霧生さんはあの早田にいつもいつも行くんだ!

なぜ俺じゃない。なぜあいつなんだ!あいつとは同じ時期に会社に入った同期!

特にあいつもそんな目立つやつじゃなかったのに、、、。霧生さんはなぜあいつに!

そのせいであいつはだんだん目立って、俺の影なんてもう陽炎みたいにあるかないか

分からい存在にな、、、、、。のまえに!霧生さんだ!あんな可愛い子がなんで早田なんかに行くんだ。

わからない。わからない。

なら今日は徹底的に見てやる!あいつと俺の違いを見つけてやる!


:せんぱ~い。はい!あ~んですよ?


:は!?あれ冗談じゃ?


:なわけないですよ~。有言実行です!


:いやいや!ここ休憩所でほら!先輩方もいるし、、、、、。


:なら見せつけましょうよ♫はいあ~ん♫


あー。あー。あー。あ、、、、、、、。

一発目から見てられない。心のダメージがでかい。霧生さ~ん。なんで~


:先輩ほっぺにご飯ついてますよ?とってあげます!


:あ、なにしてn、、、、、、。


:ぱくっ!先輩のほっぺごはんおいしいですね♡


:な、、、、、。、、、、、、、、、、。


:先輩もう言葉もないですね♫赤くなった先輩可愛いですよ?


赤くなった鹿島くん可愛いよ、、、、、、、。

言われて~!ぐぼーーーーー!

早田。お前は死んでくれ。頼む。俺の平和の礎になってくれ。


:あ、先輩飲み物ないなら買ってきますよ?


:あー悪いな。はいこれお前の分の小銭。俺コーヒー微糖ね。


:ありがとうございます!微糖ですね行ってきます!


、、、、、、、、、、、、、、、、、、。


:せんぱーい!買ってきました!


:おっ!ありがと、、、、、ん?なんか空いてない?


:あ、私あまり喉渇いてなかったんで、一口もらいました♫


:え?


え?


:じゃぁ、、、、、、。


じゃぁ、、、、、、。


:早田 間接キス~~~~~~!?(鹿島 かんせつきす~~~~~~~~!?)


:では、先輩!午後もガンバですよ!にひっ!


もうだめだ。もう私はだめだ。いや!でもあいつが飲むという可能性は薄い!

イケル!あいつが捨てたところを拾って俺が、、、、って、、、、、、、。


:たくっんぐ、んぐ、ふー。なんか飲んだ気がしないな、、、、、。


飲むんか~いいぃぃぃぃぃ!!

もう、、、、、、。涙しか、、、、、。


昼休みも終わりそうだし。戻ろ、、、、。


結局俺は何をしに行ったんだ。ただただダメージを受けに行っただけじゃないか。

結局違いなんてわからなかったし。

会社やめようかな。


ぼふっ!


なんかぶつかったな。なんだ?、、、、、、、!!!

き、、、、霧生さん!


:ぶつかってすいません!大丈夫ですか?


:あ、あ~大丈夫だよ


:でも、なんか泣いてますけど、どこか痛いところにぶつかりましたか?


え?俺泣いてた!?マジ恥ずかしぃ!霧生さんの前なのに!


:すいません!よかったらハンカチ使って涙拭いてください!では!急いでるので!失礼します!


:あ、あぁ。


彼女は行ってしまった。霧生さんのハンカチ、、、、、。くんくん、、いい匂いがする、、、、。

そして!災い転じて福となす!これを返す名目でまた話ができる!よし!わかったら元気が出てきた!

ありがとう霧生さん!そしてこの温もり。あぁぁぁ。きりうさ~ん、、、、。


:おっとこうしちゃいられない!このテンションで仕事だ!今ならなんでも出来そうだ!


事務所に笑顔で戻ってきた鹿島を不思議そうにみていたが、

すごい勢いで仕事をする鹿島の姿にみんなは驚いていた。


:せんぱ~いあの人って確か先輩の同期の人ですよね?


:あぁ鹿島な。あいつは落ち着いてしっかり仕事をこなす人間。なんだろうな。クールなやつだよ。

 でも、あんな鹿島は初めて見たな。


:へ~そうなんですね。


:ん?あいつがどうかしたのか?


:いえ、さっき私ぶつかって泣いてたので、それで気になって、、、、、。


:あいつが泣いてたって!?


:はい、なんか当たり所悪かったのか泣いてましたよ?


:そうか、あいつにもそんなことあるんだな。


:どうしたんです?先輩?まさか嫉妬ですか?


:ば、馬鹿そんなんじゃ、、、、、、。


:また赤くなって~♫


:わかったからもう戻れ、、、、、。


:は~い♫


にしても鹿島今日は一段とやる気出してやってるな。俺も見習って頑張るかな。

久々に同期誘って男飲みしようかな。


休憩になっても仕事をし続けペースを緩めない鹿島を見て病気なんじゃないかと少し心配になった。

仕事で疲れが、、、、。でも仕事一つ一ついい材料になる。もっと力つけていい小説にしていきます。次はまた作業スタッフで攻めるか、他で攻めるか考え中です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ