どうにかなるさ(200文字小説)
目が覚めると僕はギョッとした。
見知らぬ女性が横で寝ているのだ。
僕は昨夜の記憶を繋ぎ合わせる。
昨夜は遅くまで飲んだ後、近くのビジネスホテルに泊まった。
部屋のドアを開けた瞬間、一人の女性が僕を押しのけて部屋に入って行った。
「助けて!お願い」
訳が分からないまま、僕は彼女を部屋に泊めた。
その後の記憶は見つからない。
ヤバイことに巻き込まれたのか?
けれど、無邪気な彼女の寝顔を見て覚悟を決めた。
どうにかなるさ。
なんか、中途半端で納得がいかないなあ…。