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(閑話)ジャレット家の執事長ヘイデンによれば(ヘイデン視点)



 私はヘイデン。

 今の名前は、というのが正しいですが。

 顔を変え、名前を変え、長い人生を生きてきた私ですが、齢五十を超えてからこのような出会いがあるなどとは、想像もしておりませんでした。


「おはようございます」

 私達、ジャレット家に仕える使用人の朝は早い。

 日の出と同時に起き出し、それぞれの配置に就く。

 私は、旦那様から使用人全員を纏める立場である執事長の任をいただいています。

 老齢にはなかなか酷な立場です。

 ですが、元々大人数を纏める仕事をしていたこともあり、四十代後半にジャレット家へ仕え始めてしばらくして任されたこの仕事も、特に苦には思っていませんでした。

 各々の動きを見極め、適切な配置に就ける。

 それは、私がそれまでしてきた仕事と大差ないものだったのですから。


「平兵衛、早いな」

「その名前は使わないようにと、言ってあるはずですが」

「おっと、すまねえな、ヘイデンさん」

 私の注意に、軽薄な笑みを隠し好々爺の顔になったのは、庭師の翁です。

 彼は、昔の私を知っている一人。

 私が、この家に仕え、そしてこの身を賭して守るべき主を得たことで呼び寄せた者の一人です。

 庭師の彼も、元々は私と同業の者でした。

 とはいえ、いわば対抗勢力に属していたわけですが。

「調子はどうですか、ヤードランド」

「ふふ、その名も随分馴染んだよ。いつも通り、問題ないよ」

 何がおかしいのか、翁はくつくつと笑ってみせます。

 今でもこの男は、私が「私」と言うことだけでもおかしそうに笑うほどなので、よくお嬢様の前であれだけ猫を被っていられるものだと感心することすらあります。

「人手が必要なようなら、業者を入れますが」

「ああ、これは別だ」

 植え替えの準備をしているのを見て、大規模なものなら手配を、と思いましたが、これらは業者には見せられない類の植物の準備のようです。

 現在は庭師をしている彼は元々、私と同じ東国の『忍び』と呼ばれる隠密の者であり、薬の知識に長けた者でした。

 彼の里は、薬となる植物の栽培に長け、薬師であってもその調合で比肩する者はいないと言われる里の長でした。

 私の里が、武での暗殺や諜報を得意にしていた一方で、薬を使ってそれらの仕事をこなす彼ら。

 私達は相容れぬ関係にありました。

「お前らがいるから万が一もないだろうが、それでも備えておけば心配ねえだろ」

「……あなた方の霊薬だけは認めていますよ」

 暗に、万に一つも危険に晒すなと圧を掛けられました。

 生意気な、とも思いますが、彼らの扱う火薬も、意識を刈り取る無味無臭の劇薬も、そして治癒の奇跡を起こすと言われる霊薬も侮れる物ではありません。

 庭師の翁は「その霊薬の準備だよ」とあっけらかんと言い立ち上がると、去っていきました。


 私は、元々東国の忍びの者でした。

 武を磨き、その研鑽の果て、私の里は東国の裏を牛耳るその一角を成していました。

 里の長として務めた後、次代の最も武に長けた者にその地位を譲った私は、里を抜け、この国に渡りました。

 この国へ来たのはたまたまです。

 諜報のために身に着けた技術があれば、どのような職でも問題なく就くことができるだろうと思えました。

 そして、ジャレット商会長のゲイリー・ジャレットに声をかけられたのです。

 一代で家を大きくしたという彼の家は、なるほど激動のさなかにあるようで興味深く感じられました。

 「人を見る目には自信がある」と言い切った男の瞳も面白く感じた私は、ほとんど二つ返事でこの家の使用人として雇われました。

 戯れ。

 そう、里の長としての任を降り、忍びとして生きる人生を終えた私は、予後の道楽のつもりで執事の仕事を始めたのです。


 ゲイリー・ジャレットは尊敬に値する人物でした。

 彼は、一使用人であるだけの私を対等のように扱い、様々な仕事を任せました。

 忍びであったことなどおくびにも出さず、ただどこにでもいそうな優秀な執事として働く私は、それでも彼には頼りになるよう映ったようでした。

 いえ、もしかしたら、彼には私の真の力も見通されていたのかもしれませんが。

 大胆な経営手腕も、未来予知にすら思えるほどの先を見通す力も、彼の持つ求心力の全ては、彼の商会の成功を納得させるだけのそれでした。

 そんな彼が、雰囲気を変えたのは、彼に娘が生まれ、一年ほどが過ぎた時でした。

 それまで、彼は仕事のために生きているような人物で、彼の妻は、芸術のために生きているような人物でした。

 彼ら夫婦は過度な干渉はないものの、上手くやっていました。

 そして、家のためか子も儲けました。

 初めは雇った乳母に任せるようだった子を、夫婦揃って気にし始めたのはほとんど同じ時期でした。

 そして、ゲイリー・ジャレットは人生そのものといった風情だった仕事を調整してでも、毎日屋敷へ帰るようになったのです。

 彼ら夫婦の間には、一人の娘。

 そして、傍目に控えていた私も、徐々に彼女、ステラお嬢様の魅力を知っていくことになりました。


 ステラお嬢様は、それはもう愛らしい方でした。

 赤ん坊とは、愛されるために存在するのだと、彼女を見ていれば嫌でも思い知らされます。

 小さないのちがそこにありました。

 そしてある日、「あー、うー」と声を出されていた彼女は、甘美な音色を我々へと届けてくれたのです。


 「〜♪ 〜〜♪」


 不思議な音でした。

 心が澄むようなその歌は、間違いなく、まだ言葉も話せないはずのお嬢様の口から紡がれていました。

 気付けば、その場にいたゲイリー・ジャレットも、奥様も、私も、知らず涙を流していました。

「今のは……」

 ゲイリー・ジャレットすら、言葉を続けられない中、奥様であるディジョネッタ・ジャレットが言ったのです。

「──神の遣わした神子。天使の歌声よ」

「ああ、そうだ。この子は天使だ」

 奥様はゲイリー・ジャレットの返事も聞かず、部屋を出ていきました。

 普段の淑やかな奥様からは考えられない、屋敷を駆ける足音が遠ざかっていきます。

「心配しなくていい、ディーの音楽の才能は本物だ。私達の天使の歌声は、ディーが形に遺してくれる」

 子ができてから呼び始めた奥様の愛称を呼び、顔をほころばすゲイリー・ジャレットは、我が子を慈しむように見つめていました。

「私達の、天使」

 そして、私もまた、ステラお嬢様への崇敬の念を抱かずにはいられなかったのです。

 それは、予感であり、確信でした。

 里を出て、老い先短い人生で、私の唯一人、仕えるべき主となるであろうお方と出会えた瞬間でした。


 それからの私の行動は迅速でした。

 私が初めに会いに行ったのは、他でもない、件の翁の元でした。

 私に無いものを過不足なく補える者は、私と同じく忍びを引退した、かつての宿敵である彼の他にいなかったのです。

 私の勧誘に大笑いし、ヒーヒーと、これまで幾度の戦闘でも見せたことがないほどに苦しんでみせた彼は、私が譲歩すると提示した条件や報酬のすべてを蹴って、「面白そうだから」と承諾しました。

「なにせ後は老いさらばえて死ぬだけの身だ」

 意外でした。

 この男が私の勧誘に乗るのも。

 この男にそう言われて、嬉しく感じている私自身も。

 そして、私の予期したとおり、この男も間もなくしてステラお嬢様に陥落いたしました。

 私とかつての宿敵は、主を同じくする同志となりました。

 味方となった彼は、これほど頼りになるものかと思わず失笑が漏れるほどでした。

 情報を集めさせるのも、面倒な輩を退治したあとの証拠の隠滅も、彼はとても役に立ちました。

 彼もまた、害虫退治を済ませた私に、「薬と違って準備がいらなくて楽でいい」と私を褒めました。

 そして、二人揃って私の里を訪ねると、里の者すべてを正面切って叩きのめし、里の長に返り咲きました。

「父上、あんたやっぱバケモンじゃねえか……」

 次代で最も武に長け、長を任せていたのは私の息子でしたが、関係ありません。

 私の里は、完全実力主義。

 強き者に従い、強い者の力となるのです。

 翁の里は、薬の知識などの秘伝を継承し、国の中枢にも深く食い込むため丸ごと他国に移るなど許されません。

 武を極める私の里のほうが、お嬢様とジャレット家にとって使い勝手が良いと判断した私達の、即日で起こした行動でした。

 ジャレット家へ下った私の里の者は、門番として昼と夜で計四人を配置し、息子を執事見習いとして雇い込ませ、残りは黒子として、街や近隣の村で働かせることにしました。

 家内へ引き入れた者達は、ゲイリー・ジャレットに黙って選考へ混ぜ、採用しましたが、彼には筒抜けだったようです。

 彼の目は誤魔化せないと翁と二人、白旗を上げたことで、私達は大人しく素性を話し、この屋敷の主人との協力関係に持ち込むことができました。

 娘を守るための増援に、彼が否を言うわけがなく、屋敷の警備や情報収集面での頼りなさはなくなりました。

 加えて、芸術一辺倒だった奥様が、私達の不足を補うように、社交や、法律の知識を身に付けることに力を入れ始めたことで、ジャレット家の輝かしい未来は、未来予知のできない私ですら疑いもしないものとなったのです。


 + + +


「おはようございます。ヘイデンさん」

 各使用人の配置を回ります。

 奥様付きの女性使用人と、その妹、同じく女性使用人の娘が挨拶をしてきました。

 奥様付きの女性使用人は、元はステラお嬢様のために雇われた乳母でした。

 そして、あの歌を共に聴き、涙した者の一人です。

 彼女は、私が本領を発揮する前からこの屋敷に仕える者ですが、私の仕事ぶりの変貌に何も言わない聡い女性です。

 私が翁を連れてきた頃、時を同じくして年の離れた妹を雇ってくれるようゲイリー・ジャレットへ進言したそうです。

 彼女の妹は裁縫や服飾の知識に長け、貴族の元へ出仕していたそうですが、呼び戻したとのこと。

 彼女もまた、お嬢様を愛し、崇めていることを知っているので、信用できる者として身内を連れてきた点でも私は彼女を高く評価しています。

 妹のほうも、ステラお嬢様の魅力の虜らしく、時折お嬢様の愛らしさに鼻血を出す以外は、センスも良く、仕事ぶりの良い出来る娘です。

 最近では、ステラお嬢様の“友人”ポーギーへの指導役もしている二人は、その指導にも世話にも余念なくやってくれているようです。

 

 続いて、私は厨房へ足を運びます。

 厨房の彼は、唯一人、私よりも早く起きて仕事を始める者です。

「お疲れさまです。問題ありませんか」

「ヘイデンさん、おはようございます。はい、この通り。今日もお嬢様や旦那様方には美味しい料理を召し上がっていただけますよ」

 通いで雇っている料理人二人に指示を出す彼は、料理長をしています。

 それまで料理人は使用人としてではなく、適宜通いで雇い入れて使っていましたが、この男を料理長として据えてから、ジャレット家の料理は、それだけを目当てにして交渉の席につく客がいるほどの、商会の武器の一つになりました。

 元々は国王の料理番をしていた彼は、事故で右腕を怪我し腐っていたところを私が見つけ、翁の霊薬で治させて雇い入れました。

 全く、まさかとは思いましたが、奴の薬は信じられない効力を持っていて、感心すればいいのか呆れればいいのか迷うほどです。

 名を変えさせ、雇い入れたこの料理人は、そんないきさつもあって私や翁を裏切ることはありません。

 彼も今や、彼の料理を愛すこの屋敷の天使に、その右腕を捧げています。

 いつか、「料理を極めることは、相手を知ることだと気づきました」と言った彼は天啓を受けたようでした。

 その後は、職人特有のギラつく瞳の焔はそのままに、人が変わったような働きぶりです。

 最近では、よく侍医に屋敷の者の体調を尋ねたり、栄養について議論を交わす姿を見かけます。

 国が認めたほどの美食を極めた彼は、今はこの屋敷で、主を満たす食事を作ることに邁進している、素晴らしい料理長をしています。

 まあ、ステラお嬢様が、外で買ったり食べたりしてきた菓子や食べ物に嫉妬して、張り合う癖はどうにかしてもらいたいところですが。


 続いて、私は医務室を訪れました。

 この部屋は、屋敷に侍医を置くことになった際に、続き部屋だった客室を改築して設けた場所です。

 それまでは、主や屋敷の者の体調管理は、往診で済ませていましたが、ある時、お嬢様の教育のためにとゲイリー・ジャレットが報酬を積んで呼んだ“とびきりの名医”が居着いた形になっています。

「ヘイデン殿、おはよう」

「はい。ショーター先生。おはようございます」

 彼は、厳密には私の下についた使用人ではありません。

 彼がそのように振る舞ってくれているだけで、契約上は、彼は唯一、()()()()()()()雇われている立場の使用人です。

「ヘイデンさん、おはようございます。こちら、薬品などのリストです」

「はい、おはようございます、ダニー。はい、はい。確かに。ではチェックのある物は手配しておきます」

 すっかり読み書きも覚えたもうひとりのステラお嬢様の“友人”ダニーの様子に、内心で舌を巻きます。

 孤児であったダニーとその妹のポーギーは、読み書きはおろか、話し言葉すら矯正の必要がある子どもでした。

 そんな二人を、どんな手を使ったのか、たった一月やそこらで新人の使用人にも劣らない教養を身に着けさせた医師の手腕は、恐ろしくもあります。

 名医であり、そしてどの権力者にも属しない金の亡者であったこの医師は、現在ステラお嬢様から、無賃で雇われている立場にあります。

 ダニーに「今日の備品整理もよくできていたよ」と言葉をかけ、頭を撫でる彼の姿はまさしく理想の医師の姿そのものに見えます。

 かつて噂に聞く彼は、どんな病もたちどころに暴き、助からないと思われるような大怪我すら治してしまうと言われる、地位ある者なら皆が手に入れたいと思うほどの稀有な人材でした。

 貴族は大金を積み、国もあの手この手で囲い込もうとしたそうですが、彼はどの国にも属さず、報酬の対価にのみその治療を行ってきたといいます。

 そんな彼に大金を積んで、三歳の娘の教育係を頼む我が屋敷の主人もどうかと思いますが、そんな娘に小一時間授業をしたかと思うと、まっすぐ主人に「ステラお嬢様に雇われる」と申し出た彼もどうかと思います。

 彼は「お嬢様と私との取り決めだから」と、二人だけの秘密を遵守し、嬉しそうにしています。

 たまに彼が零す話を総括すれば、授業の際にステラお嬢様と医療について語り合う場面があり、大変な感銘を受けたとのことです。

 聡明なお嬢様のことです、簡単に想像がつきます。

 一度、散々飲んだ席で、使用人一同がステラお嬢様にしていただいた事を自慢し合い、競い始めたことがありました。

 酔いのせいでしょう、彼にしては珍しく相好を崩し、「ステラ、てんちょーさんになるからね、おいしゃのせんせーやとってあげるね」と言われたのだと語った彼は大層自慢げでした。

 だから私はステラお嬢様に雇われているのだと、賃金はゼロでいいのだと言い張る彼の心の内は、私達の情報収集能力を持ってしても未だ暴けていません。

 ダニーやポーギーが無事な様子を見るに、小児性愛者ではないと思いたいですが。

 ちょっと冗談にならないと思われているのか、問診の際は必ず奥様付きの女性使用人が同伴するというのですから、彼が屋敷内で信用されるまで、しばし時間がかかるかもしれません。

 とにかく、優秀でステラお嬢様に一途な人物に違いはないので、様子見を続けることにします。

 彼が、養子であるダニーを上手くけし掛けれられれば、ステラお嬢様と義親子になれるなどと、ろくでもない野望を抱いていないことを祈っています。


 + + +


 私のために用意された執務室へ戻ります。

 息子である執事見習いに、里の者に集めさせた情報を持ってこさせ、情報の精査をします。

 息子が、私に持ってくる前に一度情報の精査をしているはずですが、まだまだ甘い。

 図体もでかく、腕が立つのはいいのですが、戦い以外の隠密の仕事ぶりはいまいちに思えます。

 最近、執事見習いとしての振る舞いが、板についてきただけマシというものでしょうか。

 足音が近づき、ドアをノックする音がします。

 この音は元暗殺者のフットマンです。

 隣のフロアから入ってきてから足音を潜めたのでは、私相手には不十分です、指導が必要ですね。

「入りなさい」

「失礼いたします」

 フットマンのチャーリーは、暗殺稼業の組織に属していた子どもでした。

 野心はなさそうですが、身のこなしもよく、(ツキ)も持っているなかなか面白い人材です。

 最近では、私や門番をしている者たちは、彼を育成することをひとつの楽しみにしています。

 物覚えもいいですが、やはりまだまだ伸びしろがあり、素直で育て甲斐があります。

 息子はそれが面白くないようで、ことあるごとに対抗意識を燃やしています。

 チャーリーと息子は歳は倍ほどに離れていますが、好敵手の存在は研鑽の糧になることは、私も経験として知っています。

 彼らが近くで競い合い、高め合えればいいのですが、そのためにはまず、息子はチャーリーやお嬢様の視界に入ることが必要そうですね。

 そのうち、何か機会を作ってやろうと思ってしまうのは、私も親としての子可愛さの贔屓があるのかもしれませんね。


 さて、間もなく朝食の準備も整うでしょう。

 今日はお嬢様の家庭教師が来ない日ですから、騎士団長フリューゲル・ミラー様のご子息のマルクス様がいらっしゃることでしょう。

 最近では、マルクス様にスケジュールを共有してもらっているらしく、宰相ニール・レッグウィーク様のご子息のルイ様もご一緒されることが多くなってきました。

 私は、使用人達へこれから出す指示や、朝食の席で共有する情報を頭でまとめ直します。

 そうやって思い巡らすのもまた、一瞬のこと。

 目の前に立つ将来有望なフットマンの少年を待たせることなく立ち上がった私は、彼と共に執務室を出ます。


 今日もまた、私達の麗しの天使、ステラお嬢様にお目覚めの挨拶を告げるために。


ちなみに、お医者の先生は無実です。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 庭師の翁・ヤードランドさんの出身の『里』って……もしや、薬草の里と呼ばれる『宇陀(ウダ)』では? 近くに『柘植(ツゲ)』の里と『柳生(ヤギュウ)』の里があるし……(汗) [一言] …
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