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秩父神社
秩父神社は埼玉県秩父市番場町に鎮座する、武蔵四宮で国幣小社です。また新一宮として、秩父一宮にもなります。
祭神は八意思兼命です。
神徳は、諸事に亘ります。
祭神の八意思兼命は高木神の子で、知恵の神です。
天岩屋戸に天照大御神が隠れた時は神々を指揮して、天照大御神を岩屋戸から引き出しました。
出雲の国譲りでは、どの神を派遣すれば良いのか選定しています。
また天孫降臨では五伴之緒と共に随伴して高千穂に降りました。
その後の活躍は記紀では描かれていませんが、子孫は知恵者として重宝されていたでしょう。
第十代崇神天皇の御代に知知夫国の初代国造に任命された知知夫彦命は八意思兼命の子孫で、秩父神社は祖神をお祀りしたことに始まります。
合祀されている天表春命は八意思兼命の子に当たります。
昭和二十八年には秩父宮雍仁親王も合祀されています。
秩父神社の壁面には様々な彫刻が飾られています。
日光東照宮の三猿が「見ざる、言わざる。聞かざる」のであるのに対して、秩父神社の三猿は「よく見て、よく聞いて、よく話す」となっています。
また「子育て虎」や「繋ぎの龍」などの彫刻は左甚五郎の作と伝えられています。




