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白山比咩神社
白山比咩神社は石川県白山市三宮町に鎮座する、加賀国一宮の国幣中社で、全国の白山神社の総本宮になります。
祭神は菊理媛で、記紀では伊弉諾尊と伊弉冉尊の間を取り持つ活躍をしました。
神徳は縁結びや和合とされます。
白山信仰は奈良時代頃の僧、泰澄大師が原型を整えたとも言われております。
越前の浅水出身の泰澄大師は、白山禅定道の整備を進め、越前、加賀、美濃に拠点となる神宮寺を建立しました。
その加賀の拠点として発展したのが白山比咩神社です。
境内は山麓に広がり、鳥居脇の駐車場からは石畳の階段を登って本殿に至ります。
この階段を登り切った正面に本殿がありますが、本殿の右へ向かうとそこから白山を遥拝できます。
白山の山頂には奥宮があり、初登頂したのが泰澄大師とされ、本地仏である十一面観音が納められております。
祭神の菊理媛の活躍は、伊弉冉尊が軻遇突智を産んだ時の火傷が原因で亡くなった後、伊弉諾尊が黄泉の国まで連れ戻しに行く話で語られます。
伊弉諾尊が覗いてはならないと言われた禁を破って伊弉冉尊の醜態を見てしまったことにより、怒った伊弉冉尊に追い掛けられて伊弉諾尊は地上まで逃げて来ます。
その時、千曳岩で黄泉の国への通路を塞いだ伊弉諾尊と、岩で隔てられた伊弉冉尊の会話を取り持ったのが菊理媛です。




