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New world online   作者: 蒼
初めてのVR
5/21

5話 決闘?

長さってどのくらいがいいのでしようか?

次の日また姉さんに叩き起こされた。なんか最近叩く力が強くなってきている気がするんだが。しっかり起きないとやばそうだ。


一緒に朝食をを食べて、皿洗いをした。時計を見ると10:00、朝のうちに勉強を終わらせてNWOに11:00にログイン。


目を開けると最初にログインしたところだった。自分のホームや宿屋以外でログアウトすると此処からになる。


今日は東の森にでもいこうとすると人だかりが見えた。


見に行って見るととても綺麗な女の子二人が高校生くらいの男4人に囲まれていた。


「ねえねえ、君たち何処行くの?」

「え?東の森ですけど…」

「ええ!そうなの?あそこ危ないから一緒に行こうよ。俺たちβテスターだからさ。」


そのパーティのリーダーだろう男が大袈裟に驚いてその子たちをパーティに引き込もうとしていた。


「結構です。」

「そんなこと言わずにさあ。戦闘楽になるよ!」


今時こんなテンプレみたいなことしてるやつもいるのかと思ったが面倒くさそうなのに関わるつもりはないのでその場を後にしようとしたが


「ねえ、そこの君!」


一人の女の子こっちを見て言っていた。


誰を見てるんだと思いながら東の森にいこうとすると


「もう!無視しないでよ!あなたよあなた!」


今度は明確にこっちを指差して言ってきた。


「俺か?」

「そうよ。一緒にパーティ組まない?」

「「はあ!?」」


俺とリーダーのやつの声が重なった。


「おい、ちょっと待て!俺たちが先だったろうが!」

「私の知り合いなのよ。」


いや、全く知らないんだが。というか完全に巻き込まれた。女の子がこっちによってきて小さい声で「あなた、結構強そうだからちょっと手伝ってよ。報酬は払うから」と言われた。別に報酬はどっちでもいいが流石にこれで引くのはあと味が悪いので「いいぞ」といった。


「おい、テメェ知り合いだかなんだか知らねーが俺たちが先だったからどっか行けや!」

「いやあ、それは出来ませんねぇ」

「ああぁ!」


リーダーのやつが怒っていると手下?のやつがリーダーと小さい声でやり取りした。するとリーダーのやつはニヤーと笑って空中を触り始めた。おそらくメニューを操作しているんだろう。


しばらくすると俺の前にウインドーが現れた。

決闘を申し込れました。受けますか?yes/No

と書かれている。


「まさか 受けないってのはないだろうなぁこれで勝ったらお前はどっかいってもらうからな」


女の子の方を見ると「お願い」と目で訴えかけてきた。「はあ」とため息をはくと俺はyes と書いてある方を押した。


リーダーのやつと俺を中心にして円が書かれた。


おそらくこの範囲でやれということだろう。決闘はいろいろ設定出来るが今回はどちらかのHPが半分まで減らすと勝ちのようだ。


目の前の数字10から減っていってそろそろ0だ


………5……2…1…0


「らぁ!」


0になると同時に相手が突っ込んできた


「〈スラッシュ!〉」


スラッシュは確か片手剣のスキルがレベル5になったときに取得できるアーツのははずだ。

アーツというのはその武器に合わせた動きの補助と強化をしてくれる。


まあアーツ名を言わないといけないので決闘の時は相手にもわかってしまうが。


右斜め上から下に切り下げたてきたので左に交わした。そこで刀を抜く。


あいつはそのまま後ろも見ず、剣をふってきたのでギリギリで避けると刀でで相手の胸を切った。


「っ!ハアハア ハァ チッ ハアッ!」


今度はアーツは使わず同じ動きできたので刀の側面で剣を受け流して首を切った。すると


You win と書いてあるウインドーが現れた。


「ふう」

と息をするとまあまあ強かったな

「すげー」「まじか」「あいつアーツ使ってなかったのに」

と周りから声がした。いつのまにか最初の2倍くらいの人だかりができていた。恥ずかしかったので男たち「じゃ!」と言って女の子たちと人の少ないとこに歩いていった。



「はァ、疲れた」

「ありがとね。けど強いと思っていたけどここまでとは」

「そうだ。なんで俺が強いと思ったんだ?」

「ああそれは、サナが言ったからよ」

「?」

「ああサナは彼女よ。わたしはユイ」


ユイと名乗った子はもう1人の女の子の方を指して言った。


「サナです。ありがとうございます」

「いいよ。別に。俺はソウだ」


ユイは紫髪をポニーテールにしたクール系の女の子だ。サナは水色の髪でストレートロングだ腰あたりまで伸びている。胸はどちらも普通よりはある方だろう。


「サナは凄く目がいいのよ。うーん。例えば知らない人でも目が合えば大体どんな人かわかるの」

「へー すごいなそれ!」


ユイは胸を張っていた。いやお前じゃないだろ。


「私達東の森に行こうとしてたんだけど、いきなりあいつらが絡んできて」

「なるほど」

「あの…一緒に来てくれませんか?ユイはβテスターで大丈夫と言ってましたがやっぱり心配で」

「うーん …まっいっか いいよ。俺も行くつもりだったし」

「本当ですか」

「うん。でも一回落ちて来ていいかな」


時間を見ると12:10だった


「あ!はい いいですよ私たちも昼食食べに落ちるんで」

「じゃあ13:30にまたここ集合ね!」

「いいですか?」

「いいぞ」


俺たちそこでログアウトした。














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