20話 ワールドカップ その1?
こうして、上位16名が出揃った。最初の組み合わせは、
第一試合 ショーVSリュウ
第二試合 シルバーVSミュウ
第三試合 シュンVSローズ
第四試合 高貴なプリンセス様VSリト
第五試合 ルンVSユウキ
第六試合 サンVSキング
第七試合 ユイVSアリス
第八試合 ソウVSサナ
ということになった。
俺とルンが当たるとしたら準決勝だな。
その前に俺はユイと当たるし、ルンはサンと当たることになる。勿論、それ以外の奴に負けたら元も子もないが、知ってる中で強いのはそれくらいだろう。
それにしてもリトも16名に残れたんだな。最初の相手は・・・あいつか。高貴なプリンセス。こいつは前のイベントで10位だった奴だな。みんながスルーしたのでどんな奴かは知らないし、どっちが勝つかな。
俺の出番は最後のほうだから観戦でもするかな。強そうな人の戦闘見たいし。
「さ~て、始まりました。第一回トーナメント戦 《ワールドカップ》。皆、盛り上がってるか~い!」
ステージの中央で男女二人組の男の方がしゃべり始めた。
『うおおおおおおぉぉおおおおお!』
大歓声が会場全体に響き渡る。
今日の会場は、最初の町、ファースの闘技場で行われている。闘技場は普段、戦闘の練習や模擬戦をするところだが、今回はイベントのために使われている。闘技場の広さはサッカースタジアムと大体同じくらいだ。
「今回、司会進行役の<ジャック>と・・」
「<クイーン>です。今回正式版で初めての《ワールドカップ》が始まりました。今回は誰が優勝するのでしょうか。3位以上には景品もあるので頑張ってくださいね」
『うおおおぉぉおーーー』
「ルールは簡単!相手を倒せば勝ち!。相手が降参するか、戦闘不可能になるか、場外に出すか。のいずれかにすれば、勝ちです。何を使ってもOK!」
「では早速始めていきましょう。第一試合目はショー選手VSリュウ選手!出てきてください。」
二人が出てきた。
『うおおおおおおぉぉおおおおお!』
二人が武器を構える。ショーは重そうなハンマー、リュウは自分の身長程あるバスターソードだ。
「では、始め!」
二人は硬直する。
「初めまして、ショー君。イベントの時は負けたけど今回は勝たせてもらうよ」
「なに言ってるんですか?今回も僕が勝ちますよ」
「は!口だけじゃないといいがな!いくぞ」
リュウが動いた。
俺はまず一気に相手の間合いに入り、攻撃する。一気に決めにかかる。
だが、その渾身の一撃も完全にかわされた。少し驚いたがそれを表に出すことなく次の攻撃を放つ。バスターソードは重く移動は遅くなるが、俺はを【身体強化】を中心にスキルを上げているので、少ししか攻撃速度は変わっていはずだ。それにハンマーもバスターソード程ではないが重量武器だ。簡単に交わされるはずがない。
だが、何回も攻撃したが当たらないのだ。それに何回か攻撃して分かったがショーは本当に紙一重で俺の攻撃を交わしている。完全に見切られているのだ。
リュウは知らないがショーは動体視力がとてつもなく良い。だから、攻撃を見切れるのだ。
ショーが叩きつけるようにしてハンマーをこっちに振り下ろしてくる。
どごおおぉぉん
地面に亀裂が入る。
「あっれ~こんなもんですか~」
「うるさいわ!」
ブンッ
「おっと危ない」
「これからじゃあ!」
俺は<瞬足>を使い相手の間合いに入る。そして、突き出す。
掠った。
もいっちょ!
ちっ当たらないか。だが
「うおおぉおおお!」
「はああああああ!」
攻撃を続ける。が。まずいっ!
you loss
「勝者 ショー選手」
『うおおおぉぉーー』
「おめでとうございます。お疲れさまでした」
「では第二試合を始めます。第二試合はシルバー選手VSミュウ選手です。出てきてください」
一試合目の地面の割れはいつの間にか消え去っていた。
二人が出てくる。
今回は姉さんが勝つかな。相手は知らないけどイベントでは出てきていないし。
私は武器を構える。相手は刀使いのようだ。刀ならソウのを見ているのである程度は防げるだろう。
イベントには出てきていないが本戦に出てきたのだ。弱いわけがない。油断せず構える。
「では、始め!」
一気に詰めてくる。私は魔法の準備をする。近接武器のプレイヤーと戦うときは近づかれたら負けだ。間合いに入られる前に一気に片づける。
そう思って10発一気に魔法を放つ。
だがその攻撃は避けられたり切られたりして相手には届かなかった。シルバーは【魔法防御】をとっているようだ。あんなもの使いこなせるのはソウだけだと思っていたのだが、他にもいたようだ。ソウ程ではないが刀の扱いも結構上手だ。
早めに片づけた方が良さそうだ。
今度は倍ほどにして最後に隕石を放つ。
終わりましたかね。流石にもうMPがすっからかんだが倒せただろう。これを抜けられたら打つ手なしだ。
あ!終わった。
抜けてきたのが見えた。真っすぐこっちに向かってくる。相手もHPはほとんどなく、つえで突いてもあたればかてそうだが。
消えた!?
シルバーは<瞬足>を使い後ろにいた。
スパッ
you loss
「勝者。シルバー選手」
おっと予想外だ。まさか姉さんがまけるとは
シルバーってやつ結構強いな。
次は・・
「では第三試合を始めます。第三試合目はシュン選手VSローズ選手です。出てきてください。
この勝負は一瞬だった。
シュンがあっという間にローズの前まで行き、ローズが弓を打つ前に倒したのだ。
シュンはレイピア使いで<瞬足>などを使い間合いを詰め、倒した。
ローズは今回、対戦相手相手が悪かったな。
開始1分もたたず、終了した。
「では第四試合を始めます。第四試合目は高貴なプリンセス様選手VSリト選手です。出てきてください」
おっ!リトか。
頑張れ。と、心の中で声援を送っていると、
「では始め!」
リトが動いた。
相手の高貴なプリ(ryさんは片手剣使いだ。
リトは一気に片を付けるつもりのようだ。あれは恐らくルンの真似だろう。武器も違うし、重心移動もルンよりは下手だが。それはルンや俺と比べるとである。たいていの奴じゃ簡単には止められないだろう。
そう思ってリトを見ていると、
一瞬で相手の懐に入り攻撃した。
ん!?なんだ!
途中からいきなり速くなった。
あ!そういえばあいつ、昨日道場でスキルのこともはってたな。
あれは<瞬足>か。走っている途中で使って緩急をつけたようだ。
そのままリトに攻撃されて高貴n(ryさんは負けた。
なんか高貴なプリンセス様が可哀そうに思えてきたよ。
リトがこっちに向かって手を振っていた。振り返すと、笑顔で喜んでいた。よくわからん奴だ。
こうして第4回までは終わったのである。
これから投稿スペース遅くなると思います。
すいません。




