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New world online   作者: 蒼
最強に向けて
15/21

14話 イベント?

イベント当日 (土曜日)


「・・・・てー・・きてー・起きてよー!宇宙!」

「んぅ?・・・スースー」


パァン!


「いってぇーー!」

「早く起きなさい!」

「はぁ?んーいま、なんじぃ?」

「11:30よ!1時間くらい起こし続けてたんだからね!」

「んあっ!」


イベントは13:00からだ。まだ、間に合う。


顔を洗って目を覚ます。右頰が腫れていて痛かったが、我慢する。まあ、自業自得だ。


食事を作る。簡単に作って直ぐに片ずける。時間は12:30だ。


直ぐにログインする。


目を開けると人がいっぱいだった。確か昨日第2陣が発売されたので大体今、4万人くらいではなかろうか。その全員がこの始まりの町[ファース]に来ている。


ファースは広いが、やっぱり4万人近くもいると混雑する。


人を避けて路地裏に入る。


先ずは今の俺のステータスを確認する。


名前:ソウ

職業:中衛Lv22

性別:男

所持SP13

【刀術Lv28】【見切りLv20】【身体強化Lv18】【立体起動Lv14】【料理Lv9】【デスタイムLv6】【魔法防御Lv6】【二刀流Lv10】


【刀術】アーツ5〈居合〉

【見切り】〈弱点特攻〉攻撃上昇

【身体強化】〈剛腕〉→〈豪腕〉

【立体起動】アーツ2〈バランスアップ〉

【デスタイム】アーツ1〈弱点連撃〉

【魔法防御】アーツ1〈マジックディフェンス〉

【二刀流】アーツ1〈ダブルスラッシュ〉

アーツ2〈ダブルスラント〉


メッセージが来た。


《全体メッセージ》

あと10分でイベントを開始します。

尚、開始時にファースに居ない場合はイベントに参加出来ませんのでご了承下さい。

ではイベントの概要を説明します。

南門、北門、東門、西門にモンスターが進行してきます。簡単に言うとそのモンスターの進行を止めれば良いのです。モンスターの多さはその門の近くにいるプレイヤーの数で決まります。イベント後に貢献した量によって報酬が贈られます。ですが、4つの門の内、2つ以上失敗してしまうと報酬は贈られません。また町にも被害が出てしまいます。頑張ってください。


「ふーむ。俺は近い西の門にしましょうかね」


俺は、西の門に向かって歩き出す。


着くと結構人数が少なかった。まあ、俺的には少ない方が良いが。


見てみるとユイ達が居た。


「よう!」

「ひゃ!」

「あ!ソウ君」

「何するのよ!びっくりしたじゃない!」

「いやー、ごめんごめん。そんなつもり無かったんだけど」

「これから前から声かけて来なさいよね!」

「ああ。分かった分かった」

「ソウ君もここ来たんだ」

「ああ。居た場所から一番近かったからな」

「まあ、私達も同じ感じね」

「おっ!始まる見たいだぞ」


5・・210


「「「うおおおおぉぉぉおおお!」」」


始まると同時に大歓声が上がった。


そして門の外に出て行く


「さあ、俺たちも行くかね。」

「はい。一緒に行きますか?」

「いや、今日は一人で行くよ。久しぶりに思いっきりやってみたいし。邪魔になると思うからね」

「そうですか」


サナはしょんぼりしていたが、今日は二刀流で思いっきりやってみたいのだ。近くに人が居たら危ないかも知れんし。


敵を見ると、ゴブリンとウルフの連合軍で規模は1万くらいだろうか?所々に大きい個体がいる。一番後ろには此処からじゃ遠くて見るのが難しいが2メートル以上の個体、ボス見たいなのもいる。


俺はまず、真っ直ぐ突っ込んで行く。


とりあえず人の居ない所まで、後ろで「え!?」「一人で突っ込むな!」「死ぬぞ」など言われたが無視だ。


周りを見ると囲まれて居た。


「よし、やるか」


俺はまず突っ込んで来たゴブリンを切り捨てる。一撃だ。まあ初心者も居るから当然か


刀を構え、スキルを全開にする。


切る切る切る切る・・・・・・・・・・・切る


途中でゴブリンソルジャーやゴブリンランサー、グローウルフがきたが2撃で終わった。また遠距離攻撃ができるアーチャーやウィザードは見つけ次第、直ぐに倒す。


アーツなどは硬直が来るので使わない。


ゴブリンよりウルフの方が素早いが許容範囲内だ。


切る切る切る切る切る・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・切る


だんだんモンスターが減ってきな


周りを見るともう近くにプレイヤーが見えた。奥の方に俺と同じような事をしてる奴もいた。結構上手いな。


などと思いながら、モンスターを蹴散らして行く。


一度モンスターから距離を取り休憩する。


お!ユイ達も戦ってる。前に比べて連携がとても上手くなっている。あれ?サナって生産職だったよなぁ?


ま!いっか


俺は今度はボスの所まで行こうとすると、


「ソウ〜ー!」


声がした。ユイだ。


ユイ達がこっちに向かってくる


「どうしたんだ」

「今から何処行くの?」

「ボスとこ」

「やっぱりね」

「え!本当に!」

「ソウ、私達も行くわ」

「は!?んーまあいいけど」

「付いて来い・・よ!」

「!?」


そういうと、俺はモンスターに向かって真っ直ぐ突っ込む。



「えっ!?ちょっ待って」

「行くぞーー GO!」


俺がモンスターを蹴散らして行き道を作る。ユイ達はモンスターが押し寄せる前に来れたようだ。


そのままボスまで行く。途中、ユイやサナが


「おおぉお!」「す、凄い」「ほんと、化け物?」


など言われたが無視だ。


「着いた!」


ゴブリンジェネラルだ。


「よし行くぞ!俺が正面で止めるから、二人は後ろから攻撃してくれ!」

「「了解」」


ゴブリンジェネラルは大剣を持っている。先ずそれを〈豪腕〉を使い、受け止める。その間二人を後ろに行かせる。


先ずは、足だな。


大剣を受け流したり、避けたりしながら、足を狙っていく。


上手く行けば、結構削れた。ユイ達が後ろから攻撃してくれているので、案外早くダウンさせられた。


俺は〈弱点特攻〉を使い、喉を攻撃していく。


もう少しで全体の約2割になる、という所でゴブリンジェネラルが怒り状態になった。


体が赤くなり、強くなった。


「っ!?ユイ、サナ離れろ!」

「!?」


俺の見切りが反応している。


全員離れた時、ゴブリンジェネラルが上に飛び、いやジャンプした。


そして地面に武器を叩きつける。


ドォーーン


強い風圧が来て次に地面が少し揺れた。



俺は【デスタイム】を発動させ、攻撃していく。


足を更に攻撃していくとまたダウンした。


「よし、今だ!削り切るぞ」


全員で畳み掛ける。


切って切って切りまくる。


やばい削りきれてない。俺は〈弱点連撃〉を発動させる。


〈弱点連撃〉は【デスタイム】起動中に弱点を全て攻撃すれば攻撃力が一回だけ大アップする。しかしHPの減る速さが増える。


ボスモンスターには弱点が3つ以上絶対にある。


そこを全て攻撃すれば良い。こいつは首、頭、心臓この3箇所だ。


先ず【立体起動】を発動させ、頭を攻撃、次に〈瞬足〉を発動させ、側面に周り、首を攻撃。


最後は心臓だけ。


攻めあぐねているとユイ、サナが大剣を弾いてくれた。小さく「サンキュ」といい心臓を攻撃更にそのまま〈弱点特攻〉と〈豪腕〉を発動させ、もう一方の刀で首を切る。


ゴブリンジェネラルは喚いて、倒れていった。





上手くまとまってないかも・・・・


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